[⛰️白馬岳] 🪻ウルップソウ🪻に会いに行って来ました❣️

2024年06月22日(土) [日帰り]

• GPS: 11:37
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,749m
• 下り: 1,748m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:11
• 休憩: 1:21
• 合計: 11:32

5:39 猿倉登山口駐車場
5:40 5:40 猿倉荘
6:46 6:47 白馬尻荘
6:59 7:00 白馬尻小屋
9:49 9:57 岩室跡
10:31 10:38 避難小屋
11:57 12:07 白馬岳頂上宿舎
12:32 12:54 白馬山荘
13:15 13:19 白馬岳
13:28 13:35 白馬山荘
13:58 14:00 白馬岳頂上宿舎
14:30 14:31 避難小屋
14:49 14:56 岩室跡
16:11 16:18 白馬尻小屋
16:20 16:21 白馬尻荘
17:06 17:09 猿倉荘
17:11 猿倉登山口駐車場

天候

晴れ/曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●猿倉荘駐車場：無料　5：20到着で7割くらい停まっていました。
トイレは猿倉荘の前にあります。

●今回は高速道路を使わずに下道で沼田→猿倉まで3時間10分（夜中は空いている為）
帰りはおびなたの湯→沼田まで3時間45分
ガソリン代　1人1500円の格安で行ってこられました。

（高速道路を利用しても遠回りで3時間5分かかるため、あまりお得感がないので
今回は下道で行きました。）

コース状況／危険箇所等

・10本爪アイゼン使用

・白馬小屋がまだ雪で埋まっていますので大雪渓歩きが長いです。
小雪渓も直登の為、急傾斜でかなりキツイく体力が要ります。

・白馬山荘で水1リットル100円で購入出来ます。
給水タンクからの給水となりますので、自身の空になったペットボトルに入れます。
今回2人で500L×2本　1人50円で入れました。

※持参したのは1.5Lで登りで750mlの消費だったので、水は補給しなくても間に合いそうな感じではあったのですが、念のため補給しました。
結果、やはり間に合ったので買った500mlは持ち帰りとなりました。

・御殿場手前の林道付近はブヨ多発、虫よけ対策必須です。

・写真を撮らなかった花
ヤグルマソウ、ギンリョウソウ、コンロンソウ、ミツモトソウ、ニョイスミレ、ショウジョウバカマ、アズキナシ
テングクワガタもしくはコテングクワガタ→歩きながら見ただけなので同定出来ません、これがもしテングクワガタだったら群馬県では絶滅危惧��B類なので写真を撮らなかった事を後悔するでしょう。まだ見た事がないので。
しかし時間がないので諦めました。
コテングクワガタは良く見る花です。

その他周辺情報

●おびなたの湯
長野県北安曇郡白馬村北城八方9346-1
0261-72-3745
大人：700円
18：00まで営業
ドライヤーは持ち込みの物は使用不可
シャンプー・リンス・ボディソープ有

写真

6/22 5:34

駐車場
前回女峰山はWさんの車だったので、今回は私の車で来ました。

6/22 5:36

鮎川山荘の看板はもう取り外されて、元の猿倉荘に戻っていました。

6/22 5:50

ツクバネソウ

6/22 5:53

タニウツギ

ショウキラン

ノビネチドリ

6/22 6:00

いい天気です！

6/22 6:01

今日一緒に登るWさんです。

6/22 6:10

オオバミゾホオズキ

6/22 6:21

オオバタケシマラン

6/22 6:22

ズダヤクシュ

6/22 6:24

ミヤマカラマツ

6/22 6:25

キヌガサソウ

6/22 6:28

見頃をちょっと過ぎるとピンク色に変色するのかな

6/22 6:35

シラネアオイ

6/22 6:36

エンレイソウ

6/22 6:36

三輪付いているニリンソウ

6/22 6:37

薄紅ニリンソウ

6/22 6:41

白馬尻小屋手前辺りから雪が出てきます。

6/22 6:45

今にも開きそうなフレッシュなキヌガサソウ

6/22 6:47

白馬尻小屋の屋根の部分だけ見えてきました。
5年前の7月21日に来た時は小屋は全部見えていたのに、1ヶ月早いとまだこんなに雪があるんだとビックリ。

6/22 6:51

白馬尻小屋の屋根の上でアイゼンとヘルメット装着

6/22 6:59

では大雪渓行きますよ！

よし！行くぞ！

6/22 7:16

落石がゴロゴロしています、先を行くWさんと比較するとその大きさが良く分かると思います。

6/22 8:11

ベンガラは大分薄くなっています。

何とかWさんに追いつこうと必死で登っている私

6/22 9:07

クラックが入っています💦
傾斜が急なのが分かると思います。

大雪渓を終え、アイゼンを外してお待ちかねのお花鑑賞タイムです！

6/22 9:32

ハクサンチドリ

6/22 9:33

ミヤマクワガタ

6/22 9:34

ミヤマカラマツ
うっすらとピンク色

6/22 9:35

白馬タンポポかミヤマタンポポのどちらかです。
判定出来るほど詳しく写真を撮ってきていません。

6/22 9:38

タカネシオガマ

6/22 9:46

ミヤマアワガエリ

6/22 9:41

ミヤマキンポウゲ

今回これは嬉しい出会いで、ミヤマキンポウゲの八重です。しかし足場がガレていたので、撮影時にバランス崩して1mほど回転して落ちました（ケガは無かったです）

6/22 9:49

ミヤマハタザオなのかシロウマナズナなのか同定出来る写真を撮ってきていません。

6/22 9:51

タイツリオウギ
咢の全面に毛がある

6/22 9:52

シロウマオウギ

6/22 9:53

オオカサモチ

6/22 9:55

シロウマアサツキ

6/22 9:58

シナノキンバイ

小雪渓に入りました、メッチャ急坂です、Wさんに「写真撮って〜」と頼んだら「無理〜っ！」って言いながらも撮ってくれました。

6/22 10:12

小雪渓です。
Wさんの頭が見えません、それぐらい前かがみにならないと登れないほど急斜面です。

6/22 10:17

正面写真だと傾斜が急だと言う事が全然伝わりません。

6/22 10:18

横を見ると傾斜が急だと言う事が分かります。
以前7月に来た時は、ここは山小屋のスタッフさんがチェーンソーで雪を切断してくれていたので横切る形で歩きました、6月だとまだ雪が多いので直登なんですね、かなりしんどいです😓。

6/22 10:33

キツイけれどもゴールが迫ってきていて青空も見えているので頑張ります！

6/22 10:36

前を歩くWさんの横を通り過ぎて行く人はスキー板を背負って登っていきます、こんな急な傾斜を凄過ぎる・・・
しかも抜かされたし😓

6/22 10:42

山頂が近づいたように思えましたが、ここからがまだ結構かかります😅

6/22 10:42

右奥に白馬岳頂上宿舎が見えてきましたが、ペースが上がらない為、ここからまだ50分ほどかかりました。🥲

6/22 10:44

ちょっと歩いては止まり、全然足が前に出ません💦

6/22 10:47

腐った雪で後ずさりするので疲労が蓄積されていきます😓

「5年前に来た時はこんな所登らなかったし、確か横切ったはずなんだけどなあ〜」と思いながら必死に登る私

6/22 10:48

これは白馬岳頂上宿舎を拡大で撮影したので近くに見えるような感じですが・・・

6/22 11:01

実際にはまだまだこんな感じ・・・
遠い・・・😩

6/22 11:27

ミヤマキンバイ
小さくて主役級の花ではないけれども、中央のオレンジ色がとても綺麗です。

6/22 11:36

さっきの11：01分撮影時から35分歩いていますが一向に距離が縮まっている感じがしません🤨

6/22 11:43

やっと小雪渓を抜けました、そしてキバナシャクナゲ

6/22 11:45

ミヤマオダマキはまだ蕾

6/22 11:48

Wさんが楽しみにしていたウルップソウが現れました🪻

6/22 11:52

雪渓をバックにウルップソウとハクサンイチゲ

6/22 11:53

お花畑になってきました
ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ウルップソウ🪻

6/22 11:54

イワベンケイ

6/22 11:59

ミヤマタネツケバナ
高山帯の雪解け跡の礫地や、流れ沿いの砂礫地に生える

6/22 12:07

剣岳

6/22 12:07

毛勝三山

6/22 12:07

白馬岳頂上宿舎と杓子岳、鑓ヶ岳

6/22 12:08

今日は本当は白馬山荘に泊まる予定でした。
明日は雨予報の為、宿泊はキャンセルし日帰りプランに変更でした。

6/22 12:10

オヤマノエンドウ

6/22 12:11

オヤマノエンドウとミヤマキンバイ

6/22 12:17

白馬山荘の手前にもまだ雪がありました。

6/22 12:17

オヤマノエンドウとミヤマキンバイ

6/22 12:20

杓子岳、鑓ヶ岳

6/22 12:24

白馬岳へ登りながら振り返り見る剣岳と毛勝三山

6/22 12:25

ツクモグサ🌼

6/22 12:28

チシマアマナ

6/22 13:04

松沢貞逸さんレリーフ

白馬岳を眺める私

6/22 13:06

雲が多くなってきたのでライチョウが現れてくれるかな？と期待したのですが現れませんでした😭

6/22 13:11

イワウメ

6/22 13:12

ツクモグサ🌼

6/22 13:14

白馬岳山頂

6/22 13:17

山頂から見る杓子岳、鑓ヶ岳

6/22 13:18

本当は白馬山荘に泊まって縦走するはずだったコースを眺める

6/22 13:18

日帰りになってしまいましたが、とりあえず展望は楽しめました。

6/22 13:29

白馬山荘でトイレ（100円）と、水500リットル×2本（1リットル100円）購入し下山します。

6/22 13:47

白馬岳頂上宿舎分岐より丸山方向の稜線へ足を延ばします。

6/22 13:47

そうすると剣岳をバックにウルップソウ（群生地）の写真が撮れると、5年前に来た時に弟に教えてもらいました。

6/22 13:48

5年前に来たのは7月だったのでウルップソウは枯れていて残念な景色だったので、今回はどうしても撮って帰りたいと思っていました。しかしもう体力がもたず時間もなかったので、丸山手前で諦めました。でもとりあえず剣岳とウルップソウを一緒に撮る事は出来ました。

6/22 13:57

白馬岳頂上宿舎付近にも群生しています。

6/22 15:04

さて、時間がないので巻きで下山します。

6/22 15:48

落石のカラカラという音が頻繁に聞こえてきます。

6/22 16:20

サンカヨウはまだ元気に咲いています。

6/22 16:20

サンカヨウ

6/22 16:22

キヌガサソウのちょっとした群落

6/22 16:22

キヌガサソウが見られた事は、今回Wさんが大喜びでした。
「ウン十年振りに見た！」と嬉しそうにしていました。

6/22 16:31

成長の段階で緑色に変化している。

6/22 16:26

大雪渓の末端の雪解け

6/22 17:09

無事に到着しました。

6/16 18:05

〜おまけ画像〜
6月12日は山へは行かずに、カインズホームでチェーンソーをレンタルして旦那と庭木を切る作業でした。1日では終わらず6月16日も行い、切った木はこの7倍ほどあります。
それでも終わらずにまだ3分の1程度ですが庭がもう切った木でいっぱいになってしまったので、2トントラックをレンタルして26日は実家に運搬作業をする予定です。なので山に行かない日はしばらくは林業です（＾＾；）

撮影機器：

EOS Kiss X10 ボディ CANON

iPhone 14 Pro 128GB SoftBank Apple

感想

よつこ

Wさんが以前から行きたいと言っていた白馬岳に行く計画を立て、当初は22日〜23日で白馬山荘に泊まり猿倉〜栂池の縦走の予定でしたが、23日は生憎の雨予報、計画変更で日帰り大雪渓ピストンになりました。

5年前に弟に連れて行ってもらった事があり、栂池→猿倉の縦走経験はあるものの
大雪渓は下山でしか歩いた事がなく、しかも前回は7月、今回はそれよりも1ヶ月早い時期と言う事で、雪の量が全然違い雪渓歩きが長く相当堪えました。

集合時間1：30だったのですが、まさかの私が寝坊して目が覚めたのが1：30・・・
慌てて準備して40分遅れの2：10に集合場所へ到着。
この遅れの為、巻き巻きで歩かなければならなかったのですが、大雪渓・小雪渓がキツ過ぎて全然足が前に出ず、この日休暇を取る為に5勤し、更に寝坊していつものように準備出来なかったせいか途中で貧血気味になりクラクラしながら何とか登り上げた感じでした。

歩くペース1.0〜1.1と言う結果になっていますが、実際には登りが1.2、下山が0.7と言う配分になっています。
予想では下山が19時になり最後はヘッドライト使用になるかと思っていましたが
巻き巻きで下山し、どうにか17：11駐車場に到着、靴だけ脱いで急いでおびなたの湯に17：30に到着、18：00までに出て下さいと言われ、とりあえず汗を流して、ちゃんと洗えたのかどうか良く分からない状態で湯船に30秒くらい浸かって、ドライヤーもろくに使用出来ず髪も半乾き状態で大急ぎで出ました。
出発が40分遅れた事が大きかったです・・・
wさんに至っては湯船に浸からず、ドライヤー使う時間もなく髪はビショ濡れ状態でした。

後で気づく事になったのですが、白馬岳から帰ってきて疲れて寝ているのに11：45に目覚ましが鳴りました・・・
そう、1日ずれてセットされていたようです・・・

と言う訳で、今回は同定出来るような写真を撮る事が出来なかった植物が多々あります。

コメント

yamaonse

よつこさん、こんばんは。旬のウルップソウ、会えてよかったですね。ツクモグサなんかも今の時期にしか拝めない花だし、狙い通りの山行となったようで何より。そして花以上にびっくりなのが小雪渓、ここって横に移動するところじゃなかったでしたっけ。もっと後のハイシーズンだと横切るようにステップ（というか回廊のようなもの）が切られたりしていて、独断怖いという記憶はなかったのですが。よつこ隊の数日前に白馬大雪渓で滑落死亡事故があって、どしてあそこで滑落するのか、クレパスにでも落ちたのかとネットでも話題になっていました。これなら間違いなく死ねますね（怖）花も山もすんばらしい白馬、やはりたたものじゃないですね（＾＾）

よつこ

yamaonseさん、こんばんは

旬の花に会うためには大変な労力を要します（＾＾；）
そうそう小雪渓は以前歩いた時はちゃんと歩けるようにステップが切られていましたよ
なのでまさかアレを直登するとは思っていませんでした（＾＾；）
1組、ロープで繋いで降りて来た3人組がいました。
一人は経験者風で繋がれずに単独で降りて、三人のうちのもう一人が未経験者なのか繋がれていました。だけどあの小雪渓でもし落ちたら、よっぽどの実力がある人でないと滑落を食い止める事は出来ないと思います。雪渓の距離の長さのロープを持参するなど無理でしょうし、何回かに分けてピッケルを雪面に差し直ししながらになると思うし、そうなると繋がれているから安全とは言えない状況も生まれると思う印象でした。この時期は雪が腐っていてズルズル滑るのでそれで滑落したのではないでしょうか。ベンガラの印通りに歩けばクレパスに落ちるような場所はありませんでした。まあとにかくこの時期の雪渓を甘くみてはいけないと言う事は良くわかりました。
恐ろしく疲れました（＠＠）

やすべー(山猫🐱)

よつこさん、こんばんわ
白馬岳、ウルップソウの季節になりましたか。
まだ早いと思ってましたが、見頃になっているようですね。
ツクモグサも咲いてますね。
白馬岳山頂の少し先もツクモグサが咲くのですが、日帰りだと時間的に難しいですよね。
丸山の途中、ウルップソウが一面に沢山咲いてたでしょう。
私、去年行って感動したんです。

大雪渓と小雪渓、まだまだ雪が残っているようですね。気を使われたことと思います。
ですが今しか会えない花達。
お疲れ様でした。

よつこ

やすべーさん、こんばんは

そうなんです、両方とも見頃で綺麗でしたよ＾＾
今回は天気の都合で周回出来ず、時間に余裕がなかったので広範囲に行動出来ませんでしたが
とりあえず白馬岳は初めてのＷさんにウルップソウとツクモグサを見せてあげる事が出来たので満足出来ました！

大小の雪渓が大分堪えましたが、雪がない場所では次々と花が咲き始めていたので
行って良かったと思いました＾＾

renten

よつこさんこんにちは
日帰り白馬おつかれさまでした　まだまだ日帰りで行く気力と体力素晴らしい👍
白馬尻小屋の様子を見るとだいぶ雪が少なくなったようですね　
ウルップソウとツクモグサ咲きたてが一緒に見れるのがいいですね〜
おびなたの湯30秒はちょっとだけ残念だったようですが無事に帰れてなによりです　おつかれさまでした。

よつこ

rentenさん、こんばんは

日帰り白馬は本当に疲れました（＠＠）
今回はＷさんが初めてで、どうしても行きたいと言う事でしたので、
やっぱり行きたいと言う気持ちが強い人の方が頑張って歩けるんだなと思いました（＾＾；）
私は2回目だったせいか、全然Ｗさんに付いていけず、気持ちを奮い立たせる材料が少なかったのかなあと言う感じでした（＾＾；）
でも前回と違って新鮮なウルップソウとツクモグサを見る事が出来たので良かったです！
温泉は700円払って30秒はとても残念でした（ＴＴ）

もえぞー

よつこさん
土日一泊で白馬予定していると聞いていたので、日曜天気悪いのに大丈夫かなと心配してました。
白馬を日帰りでは花を楽しむ余裕はあまりなかったでしょうね。しかも朝の寝坊とは（笑）やっちゃいましたね（笑）
でも、こういう山行は思い出に残るものです〜。
お疲れ様でした。

よつこ

もえぞーさん、こんばんは

そうなんですよ〜
Ｗさんが過去に2度白馬岳を計画しては諸事情により行けずにいたので
今回も行けなかったら「私はもう白馬岳には縁がないんだ」と機嫌をそこねてしまうので
じゃあ頑張って日帰りで行く？ってな感じで行ってきました〜
しかしやっちゃいましたね、登山10年やってて寝坊は初めてです（＾＾；）
1日中忙しい山行となりました、後になれば笑い話になりますね＾＾