記録ID: 6959140
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳・鉢ヶ岳(猿倉〜)
2024年06月22日(土) [日帰り]


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 11:40
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,421m
- 下り
- 2,418m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:38
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 11:40
距離 21.1km
登り 2,421m
下り 2,418m
15:20
ゴール地点
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はガラガラ、トイレは猿倉荘前にあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・猿倉〜白馬岳 4時前にヘッデンスタート。 天気が下り坂なので早く出発とのYさんでしたが、少しだけ我儘で遅くしてもらいました。 林道から登山道に入り白馬尻小屋手前で大雪渓に入りしばらくツボ足。 その後、チェーンスパイクからアイゼンにチェンジ。 雪渓中央部に淡い赤マーキング。ここをトレースすればステップがしっかりして登りやすい。 標高2300mで夏道が出ているのでそこを登る。 ちなみに雪渓左側は沢が出て、右側はスノーブリッジになっている。 標高2400mから再び雪渓を登る。勾配が増すが明瞭なステップがあるので安心。 やがて緩やかになり右手に回り込むと山頂小屋が見える。 踏み跡を辿り夏道が出ているところでアイゼンを外す。 二つほど小さな雪渓をツボで上がると急に高山植物が増える。 ウルップソウ、ハクサンイチゲ、オヤマノエンドウとミヤマキンバイなど さらに上り白馬山荘までの両脇は高山植物が多く目を楽しませてくれる。 ツクモグサも確認できる。朝方はつぼみで気温が上がると花が開く。 下山時は、雪がさらに緩んでいる。まだアイゼン、ピッケルを利用した方がいいと感じた。杓子岳方面からの落石も続いていたのでヘルメットも必要。 ・白馬岳〜鉢ヶ岳 ここからは登山者は極端に少ないエリアとなる。 三国境まで一部残雪で夏道が隠れている部分があるがマーキングを確認すればルートは理解できる。 三国境から雪倉岳方面に進むとすぐにザレた斜面がある。 そこから鞍部まで緩やかに尾根を下っていく。 鉢ヶ岳の鞍部まで白馬から500mほど下る。 鉢ヶ岳まで標高差100m。 最初は踏み跡を進むと中盤でハイマツを藪漕ぎを少しこなすと脆い岩を伝っていく。 踏み跡は不鮮明である。ハイマツを握ったり岩を乗り越えちょっとしたアスレチックをこなすと見通しが利く広い尾根に出る。 後は歩いていくだけだが手前にニセ山頂がある。そこを超えるとすぐに小さなケルンがある山頂に着く。 下りは、ストックを仕舞いハイマツをロープがわりに利用して降りると足場が脆くとも安心。 戻り白馬岳までの登り返しはにはツライものがあったが、コマクサや雷鳥との出会いツクモグサへの期待がカバーしてくれた。 |
その他周辺情報 | ・おびなたの湯 大人700円 シャンプー、リンス、ボディソープあり 露天風呂です。 https://hakuba-happo-onsen.jp/dayuse/ ・道の駅 小谷 https://www.michinoeki-otari.com/ お土産、温泉、食堂あり |
写真
撮影機器:
感想
二日前に朝日岳に登り、雪倉岳のイメージが引っかかっていた。
自宅に戻り、もう梅雨入りだろうから別の予定を考えていたところYさんから白馬岳と鉢ヶ岳のお誘いがあった。鉢ヶ岳、調べてみると雪倉と白馬の間にあり、あそこかとすぐに理解できた。大雪渓もいつかはと思いながらまだ行ったことが無く、かつ、朝日岳登山の残雪と高山植物のイメージが強かったので、これも何かのご縁と思い、同行させてもらうことにした。
山行の印象などは写真欄コメントや路面状況に記した通り。
朝日岳はハクサンコザクラやチングルマが高原いっぱいに咲いているのに対して、こちらは砂礫の中にウルップソウ、ツクモグサ、オヤマノエンドウとミヤマキンバイなどが点状に生育していてインパクトがあった。
また、鉢ヶ岳アプローチも夏道のない登山でハイマツと脆い岩を乗り越えて開放感のある山頂で、そこから眺めた黒部川の景観が大変良かった。
さすがに自宅についてご飯を食べると布団の中でぐっすりでした。
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