のんびり妙高山周回、最後は秘湯で大満足!
- GPS
- 09:28
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,719m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
天候 | 曇り-晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤倉から燕温泉までのルートで関見峠から行くルートは通行止めです。 関温泉スキー場の方から上がってください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの北地獄谷コースは源泉から先は急登、登りがいがあります。 帰りに使った燕新道は最後の大倉沢へ下るところが滑りやすくなっています。 大倉沢の徒渉は水量も少なく、問題ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 登山道には無料の露天風があります。 登山口すぐ上の黄金の湯、40分ほど登った称名滝下に1つ下り最後に惣滝下方崖の下2つ(秘湯)、河原の湯と5つあります。 黄金の湯、河原の湯は観光客がたくさん来ますので、静かに楽しむなら他がいいです。 ただし野天風呂ですのでそれなりの覚悟で。 |
写真
感想
天気予報では土曜日は北方面の天気が良さそうだったので、
足を伸ばして妙高山に行って来た。
燕温泉の手前の通行止めで迂回したものの2時間半で到着した。
6時過ぎ、まだ暗さが残る中、重い雲が被さった山を目指して出発した。
今回は昼食を充分楽しむことと、帰りに秘湯に浸かること、この2つの楽しみの山行だ。
行きは北地獄谷を行くコースです、しばらくは赤倉の源泉小屋まで続くコンクリ道、
幅は狭く切り立った断崖絶壁を削った道で結構危険、その上結構な斜度で登っていく。
一息ついた源泉小屋からは、急登が始まり強い硫黄臭のなか吸い込む空気もむせかえる気がした。
そこから直ぐに滝の下に現れた野天風呂は、温度といい景観といいおすすめだ。
標高2000m付近の天狗堂までは、途中胸突き八丁と言う区間があるものの、
全て急登でお手軽登山と思っていたらとんでもなかった。
またこの区間は谷から尾根への登りのため景色もだめ、
またガスも湧いていたため忍耐区間だった。
天狗堂からしばらく緩やかな区間になりやっとお手軽登山になったかなと思ったら、
またまた急登が続く、それから鎖場があって、展望台さらに岩場の登りと短い区間に次々と急登が続き、これは飽きないコースだ。
天気も登るにつれて回復し、雲海や青空、遠くに見える北アルプスは山頂がはっきり見える。
また妙高から連なって火打、影火打、焼山、金山の連なる頂きも素晴らしい。
山頂から北峰までの大きな岩場も変化があって面白かった。
山頂からの下りは、急で滑りやすい大きな石がごろごろしていて、歩きにくかった。
さらに黒沢ヒュッテからの登山者の数も多く、団体もいた。
この辺はさすが百名山といった感じだった。
何よりも驚いたのは、高校のクロカンチームがあの急な滑りやすい所を走る様なスピードで駆け下りて行くことだった。
彼ら(女性もいました)とはその後二度あったが、軽快そのもので火打山まで行って燕に降りていった。
今まで見たトレランのなかでは最高のランナー達だった。
初秋の風情いっぱいの長助池では、充分過ぎるほど昼食に時間を費やし昼寝までして過ごした。
気温も10度前後だろうか、無風で暖かい日差しのなか、バーナーを使って思い思いのメニューの昼食を楽しんだ。
自分は150gのステーキを持って行って焼いて食べたが、ちょっと多すぎたようだ。
帰りの楽しみは秘湯、登山道をほとんど下ったところから惣滝まで少し登り、
その川の崖に湧く温泉に入った。
見つけにくい場所にあるとか、降りるのが大変だとの情報だったが、
直ぐに分かり、降りていくのも足跡が出来ていて危なくはなかった。
ここの温泉は少しぬるめで、この日の気温ならちょうど良い位だった。
湯船に浸かっていると、崖からの水滴がポタポタと落ちてきて冷たい。
下は泥砂になっているので、かき回さないようそっと入るのが良い。
急登で疲れた足腰の疲労回復には最高だった。
一風呂浴びて下っていくと、河原の湯に入りにきた観光客とすれ違ったが、
さすが上まで行く人はいそうもない、とっても得した気分で登山口まで下った。
このコースは変化に富んだ良いコースだと思う。
コースの歩いた人達は健脚の方々ばかりで、初心者らしき人はいなかった。
きっと途中山小屋がないからだろう。
それゆえ静かで、距離は短いもののしっかり歩いた気がする山だったと思う。
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