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Yamareco

記録ID: 514070
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

のんびり妙高山周回、最後は秘湯で大満足!

2014年09月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:28
距離
13.1km
登り
1,719m
下り
1,704m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
1:05
合計
9:21
距離 13.1km 登り 1,719m 下り 1,716m
6:10
66
7:16
42
7:58
87
9:25
9:28
1
9:29
9:33
78
10:51
125
12:56
12:57
8
13:05
13:08
64
14:12
14:16
10
14:26
15:16
3
15:19
12
15:31
0
15:30
ゴール地点
天候 曇り-晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
燕温泉無料駐車場 6時三割、下山時16時頃は満車
赤倉から燕温泉までのルートで関見峠から行くルートは通行止めです。
関温泉スキー場の方から上がってください。
コース状況/
危険箇所等
登りの北地獄谷コースは源泉から先は急登、登りがいがあります。
帰りに使った燕新道は最後の大倉沢へ下るところが滑りやすくなっています。
大倉沢の徒渉は水量も少なく、問題ありませんでした。
その他周辺情報 登山道には無料の露天風があります。
登山口すぐ上の黄金の湯、40分ほど登った称名滝下に1つ下り最後に惣滝下方崖の下2つ(秘湯)、河原の湯と5つあります。
黄金の湯、河原の湯は観光客がたくさん来ますので、静かに楽しむなら他がいいです。
ただし野天風呂ですのでそれなりの覚悟で。
6時前に燕温泉直下の無料駐車場に到着、三割位しか埋まっていません。山には重い雲がかかっています。
6時前に燕温泉直下の無料駐車場に到着、三割位しか埋まっていません。山には重い雲がかかっています。
駐車場のすぐ上が燕温泉街です、ここを通って行きます。
駐車場のすぐ上が燕温泉街です、ここを通って行きます。
すぐ上には登山道横に「黄金の湯」お一人入浴されていました。
入りたいのはやまやまですが、我慢して行きましょう。
すぐ上には登山道横に「黄金の湯」お一人入浴されていました。
入りたいのはやまやまですが、我慢して行きましょう。
厚い雲で隠れていた山頂が一瞬見えました。
天気が心配ですね。
厚い雲で隠れていた山頂が一瞬見えました。
天気が心配ですね。
40分ほど歩いて、途中深い谷沿いに細いコンクリート道の先の赤倉温泉源泉の管理小屋まで来ました。
温泉かと思ったらぬるい水でした。
ここから急登が始まります。
40分ほど歩いて、途中深い谷沿いに細いコンクリート道の先の赤倉温泉源泉の管理小屋まで来ました。
温泉かと思ったらぬるい水でした。
ここから急登が始まります。
滝が2つ見えてきました。
下が光明滝、上が称名滝と言うらしい。
滝が2つ見えてきました。
下が光明滝、上が称名滝と言うらしい。
称名滝下には野天風呂がありました。
最近できた感じで、立派です。上にブルーシートが張ってあって着替えができそうです。2人ほど入れる大きさでしょうか、少しぬるめの良い温度です。
反対回りだったら絶対入りたい野天風呂です。
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称名滝下には野天風呂がありました。
最近できた感じで、立派です。上にブルーシートが張ってあって着替えができそうです。2人ほど入れる大きさでしょうか、少しぬるめの良い温度です。
反対回りだったら絶対入りたい野天風呂です。
野天風呂上には称名滝、この滝を見ながらの入浴の良いですね。
野天風呂上には称名滝、この滝を見ながらの入浴の良いですね。
滝上の沢は硫黄で濁っています。
源泉からずっと硫黄の臭いがきつい登山道が続きました。
しばらく行って胸突き八丁、でもここまでも十分急登です。
滝上の沢は硫黄で濁っています。
源泉からずっと硫黄の臭いがきつい登山道が続きました。
しばらく行って胸突き八丁、でもここまでも十分急登です。
最初の休憩地点天狗堂、ここまで2組とソロ1名でしたが、ここで2人のソロの方が休憩されていました。
ここは南からのルートの合流点でもあります。
最初の休憩地点天狗堂、ここまで2組とソロ1名でしたが、ここで2人のソロの方が休憩されていました。
ここは南からのルートの合流点でもあります。
ここをすぎてすぐに光善寺池、ほんの少しですが緩やかな区間です。
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ここをすぎてすぐに光善寺池、ほんの少しですが緩やかな区間です。
また急登が始まります。尾根に出ているので低い雲の上に出たようです。
また急登が始まります。尾根に出ているので低い雲の上に出たようです。
山頂が見えましたが、まだ遠い。
山頂が見えましたが、まだ遠い。
東の方向、斑尾の山方面かな
東の方向、斑尾の山方面かな
さらに登って北地獄谷をのぞきます。
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さらに登って北地獄谷をのぞきます。
鎖場が出現、数名の方が手前で休憩されていました。
一気に登ります。
鎖がなくても登れますね。
鎖場が出現、数名の方が手前で休憩されていました。
一気に登ります。
鎖がなくても登れますね。
鎖場を垂直に登ったら水平に移動、ここからの景色は最高です。
3
鎖場を垂直に登ったら水平に移動、ここからの景色は最高です。
鎖場上部から見下ろしました。
鎖場上部から見下ろしました。
鎖場の上は展望台です。
西には北アルプス北部が一望できました。
白馬三山、剣、五竜、鹿島槍
2
鎖場の上は展望台です。
西には北アルプス北部が一望できました。
白馬三山、剣、五竜、鹿島槍
戸隠から高妻山ですかね。
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戸隠から高妻山ですかね。
白馬三山の右横には雪倉、朝日も見えました。
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白馬三山の右横には雪倉、朝日も見えました。
ここからは火山岩の岩場を山頂目指して登りますが、すこしトラバースしながら登っていきます。
ここからは火山岩の岩場を山頂目指して登りますが、すこしトラバースしながら登っていきます。
山頂到着、休憩時間も入れて3時間、まずまずかな。
景色は北峰で楽しみましょう。
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山頂到着、休憩時間も入れて3時間、まずまずかな。
景色は北峰で楽しみましょう。
山頂岩下に表示板がありました。
鎖場から400mなんだ、もっとあるような気がしたけど・・
山頂岩下に表示板がありました。
鎖場から400mなんだ、もっとあるような気がしたけど・・
東方面は雲海
北方面は青空が広がっています。
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北方面は青空が広がっています。
山頂は南峰から北峰まで平らですが大きな岩ばかりです。
向こうに火打山、焼山がくっきり。
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山頂は南峰から北峰まで平らですが大きな岩ばかりです。
向こうに火打山、焼山がくっきり。
北峰まですぐでした。
北峰まですぐでした。
北峰(2446)から南峰(2454m)を望む。
北峰(2446)から南峰(2454m)を望む。
北峰の展望地点から火打山方面
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北峰の展望地点から火打山方面
ここの大きな岩はビューポイント
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ここの大きな岩はビューポイント
I君は大きな岩場にひやひやです。
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I君は大きな岩場にひやひやです。
大倉乗越への登山道がみえます、たどっていけば黒沢ヒュッテ、大谷地ヒュッテ方面が望めます。
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大倉乗越への登山道がみえます、たどっていけば黒沢ヒュッテ、大谷地ヒュッテ方面が望めます。
山頂から急な石ころだらけの滑り易い登山道を下って1時間20分、やっと長助池に到着です。
ここで大休憩で昼食、睡眠等楽しみます。
山頂から急な石ころだらけの滑り易い登山道を下って1時間20分、やっと長助池に到着です。
ここで大休憩で昼食、睡眠等楽しみます。
山頂から500m下ってきました。
急な登りと下りでバテました。
山頂から500m下ってきました。
急な登りと下りでバテました。
初秋の湿原、誰もいません。
紅葉したら綺麗でしょう。
初秋の湿原、誰もいません。
紅葉したら綺麗でしょう。
池塘が散在、良い雰囲気です
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池塘が散在、良い雰囲気です
楽しみの昼食です。
ステーキに焼き肉、鍋とビールそれぞれ楽しみます。
1時間半ほどのんびりしました。
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楽しみの昼食です。
ステーキに焼き肉、鍋とビールそれぞれ楽しみます。
1時間半ほどのんびりしました。
さて下ります、湿原を少し下ったところの黄金清水、冷たくておいしい水でした。
さて下ります、湿原を少し下ったところの黄金清水、冷たくておいしい水でした。
後の楽しみは野天風呂、ひたすら下ります。
後の楽しみは野天風呂、ひたすら下ります。
沢まで下って沢を渡り一尾根越えていきます。
沢まで下って沢を渡り一尾根越えていきます。
お目当ての風呂は名瀑百選の惣滝近く。
これは惣滝から下にある滝、谷の左崖の道を進みます。
お目当ての風呂は名瀑百選の惣滝近く。
これは惣滝から下にある滝、谷の左崖の道を進みます。
惣滝が見えてきました。近くまで行ってから沢に下ります。
惣滝が見えてきました。近くまで行ってから沢に下ります。
風呂は2つあって上の風呂は少し透明
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風呂は2つあって上の風呂は少し透明
下の風呂、いづれもヒモが張ってあって服が掛けられます。
サンダルもありました。
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下の風呂、いづれもヒモが張ってあって服が掛けられます。
サンダルもありました。
下の風呂は良い色合いです。(光の加減ですが・・)
下の方が広く、こちらの方がおすすめです。
ここで至福の時を過ごしました。
しかし硫黄の臭いが強く、硫黄の臭いがしっかりついて臭いのが気になりますが・・
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下の風呂は良い色合いです。(光の加減ですが・・)
下の方が広く、こちらの方がおすすめです。
ここで至福の時を過ごしました。
しかし硫黄の臭いが強く、硫黄の臭いがしっかりついて臭いのが気になりますが・・
みんなで入浴、4人でも充分の広さです。
2014年09月20日 14:51撮影 by  DMC-FX50, Panasonic
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9/20 14:51
みんなで入浴、4人でも充分の広さです。
さらば、またいつか・・
良い風呂でした。
最後のご褒美、満足でした。
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さらば、またいつか・・
良い風呂でした。
最後のご褒美、満足でした。
撮影機器:

感想

天気予報では土曜日は北方面の天気が良さそうだったので、
足を伸ばして妙高山に行って来た。
燕温泉の手前の通行止めで迂回したものの2時間半で到着した。
6時過ぎ、まだ暗さが残る中、重い雲が被さった山を目指して出発した。

今回は昼食を充分楽しむことと、帰りに秘湯に浸かること、この2つの楽しみの山行だ。
行きは北地獄谷を行くコースです、しばらくは赤倉の源泉小屋まで続くコンクリ道、
幅は狭く切り立った断崖絶壁を削った道で結構危険、その上結構な斜度で登っていく。
一息ついた源泉小屋からは、急登が始まり強い硫黄臭のなか吸い込む空気もむせかえる気がした。
そこから直ぐに滝の下に現れた野天風呂は、温度といい景観といいおすすめだ。

標高2000m付近の天狗堂までは、途中胸突き八丁と言う区間があるものの、
全て急登でお手軽登山と思っていたらとんでもなかった。
またこの区間は谷から尾根への登りのため景色もだめ、
またガスも湧いていたため忍耐区間だった。

天狗堂からしばらく緩やかな区間になりやっとお手軽登山になったかなと思ったら、
またまた急登が続く、それから鎖場があって、展望台さらに岩場の登りと短い区間に次々と急登が続き、これは飽きないコースだ。

天気も登るにつれて回復し、雲海や青空、遠くに見える北アルプスは山頂がはっきり見える。
また妙高から連なって火打、影火打、焼山、金山の連なる頂きも素晴らしい。
山頂から北峰までの大きな岩場も変化があって面白かった。

山頂からの下りは、急で滑りやすい大きな石がごろごろしていて、歩きにくかった。
さらに黒沢ヒュッテからの登山者の数も多く、団体もいた。
この辺はさすが百名山といった感じだった。

何よりも驚いたのは、高校のクロカンチームがあの急な滑りやすい所を走る様なスピードで駆け下りて行くことだった。
彼ら(女性もいました)とはその後二度あったが、軽快そのもので火打山まで行って燕に降りていった。
今まで見たトレランのなかでは最高のランナー達だった。

初秋の風情いっぱいの長助池では、充分過ぎるほど昼食に時間を費やし昼寝までして過ごした。
気温も10度前後だろうか、無風で暖かい日差しのなか、バーナーを使って思い思いのメニューの昼食を楽しんだ。
自分は150gのステーキを持って行って焼いて食べたが、ちょっと多すぎたようだ。

帰りの楽しみは秘湯、登山道をほとんど下ったところから惣滝まで少し登り、
その川の崖に湧く温泉に入った。
見つけにくい場所にあるとか、降りるのが大変だとの情報だったが、
直ぐに分かり、降りていくのも足跡が出来ていて危なくはなかった。

ここの温泉は少しぬるめで、この日の気温ならちょうど良い位だった。
湯船に浸かっていると、崖からの水滴がポタポタと落ちてきて冷たい。
下は泥砂になっているので、かき回さないようそっと入るのが良い。
急登で疲れた足腰の疲労回復には最高だった。

一風呂浴びて下っていくと、河原の湯に入りにきた観光客とすれ違ったが、
さすが上まで行く人はいそうもない、とっても得した気分で登山口まで下った。

このコースは変化に富んだ良いコースだと思う。
コースの歩いた人達は健脚の方々ばかりで、初心者らしき人はいなかった。
きっと途中山小屋がないからだろう。
それゆえ静かで、距離は短いもののしっかり歩いた気がする山だったと思う。

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