20000409六呂師高原→経ヶ岳→スキージャム勝山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 962m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 9:20
天候 | 晴後曇一時雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
スキージャム勝山下がゴール |
その他周辺情報 | 六呂師高原スキー場・トロン温泉うらら館 |
感想
20000409六呂師高原→経ヶ岳→法恩寺山→スキージャム勝山
*六呂師ハイランドホテル、六呂師高原スキー場の駐車場で仮眠。広域林道法恩寺線は登山口のかなり手前でゲートが閉じられていた。
*7時過ぎに出発。六呂師高原スキー場にはほとんど全く雪は残っていない。背後には荒島岳が霞んでいたが徐々に高く見えてきた
*この日は天気予報では気温がかなり上がったとのことだが、一日中風が強く雲も多く寒かった。
*スキー場を越えると傾斜が緩くなり雪が出てくる。わかんと坪足のトレース有り、昨日のものか?
*舗装された広域林道を横切り緩斜面から急斜面に取り付く。赤テープはあるがトレースが無ければわかりにくいかもしれない。
*急登後は急な尾根の登り、徐々に樹林が薄くなる。傾斜が緩くなってくるとようやく南側=右側に雪庇が張り出す保月山山頂到着。標柱が少しだけ頭を出している。左前方に法恩寺山が良く見えたが先は長い。
*ここからは痩せ尾根のアップダウン。牛岩は夏道通り右側を巻いて通過したが、巻き道に先行者のトレールは無し。先にも新しいトレールは無く先行者はここで引き返した?
*ここから一気の急登、ピッケルを持ってきていなかったので慎重に登る。この急登を越えると傾斜の落ちた雪尾根が続き、適当な所からシール登行を始めた。この時に後続の男性二人組が追いついて来た。又、この辺りが森林限界となっていた。
*雪原状の杓子岳は直下を巻き中岳との鞍部に出た。一登りで1467mP中岳到着。雪原の頂上。ここでシールを外し、尾根の右側の斜面をほぼ一気に最低鞍部の切り窓まで滑り降りた。中岳から切り窓に尾根伝いに少し下った所に二人組が休憩していた。切り窓まで唐谷コースからもトレースが来ていたが、彼等のものか?
*切り窓からはスキーを担ぎ経ヶ岳への最後の急登に臨んだ。一部夏道が出ていたが、崩れた雪庇に阻まれる所もありほんの少し笹薮漕ぎの所もあった。右下方には火口原の平坦地、トレースが一本伸びているのが見えた。
*傾斜が緩んで来たと思ったら標柱と三角点のある経ヶ岳山頂にポコッと飛び出した。261座目の日本三百名山(^_^)。 北側に雪が盛り上がり雪原状の山頂だ、ここまで5時間以上かかった。石の上に座って休憩。風が強く曇っていてじっとしていると結構寒い。遠望も効かない。そうこうする内に追いついてきた二人組が到着した。彼等が去ってからも暫く山頂に残って名残を惜しんだ。
*雪原の経ヶ岳山頂から滑降開始。短い斜面の後、直ぐに痩せ尾根となり尾根の左側を慎重に北峰との最低鞍部まで滑った。
*再びシールを付けて経ヶ岳北峰に登る。雪庇の張り出したやせた尾根のピーク。直下に赤兎山への分岐の道標があった。赤兎山への稜線もアップダウンが幾つもあり、雪庇も結構崩壊しておりなかなか大変そう。その奥、三ノ峰から白山の稜線は雲で霞んで見えなかった。
*北西に滑って登り返した約1585mPは広い雪原のピーク。ここで再びシールを外し滑降開始。上部は斜度はそこそこの広い尾根で雪はザラメ、快適に滑る(^_^)。 途中何回か登り返しがあったが、広々としたブナの疎林の雪原となっている法恩寺山との最低鞍部である約1275m鞍部まで滑り降りた。標高が少し下がると雪は重くなりスキーが引っかかって一度1390mPの北側斜面で前のめりに大転倒(^^ゞ。 赤テープはあるが1390mP付近で尾根の向きが北側に向くところが視界がないと間違えやすいかもしれない。
*約1275m鞍部で三度シールを付けて伏拝ピークを目指す。斜度はきつくなくなく、標高差も大きくないが、この期に及んでの登りは非常にしんどく、休み休み登った。
*伏拝まで来るともはやスキージャムは間近といった感じ。次の約1350mP頂上はゲレンデの一角という雰囲気、法恩寺山との鞍部はスキージャム最上部のゲレンデでありリフトが登ってきている。
*リフト降り場の鞍部から法恩寺山へはガスの時用の道標が並んでいたが、この日はスキージャムの営業最終日でスキーパトロールの方が道標を片づけていた。この方に「法恩寺山頂から南側はクラストしているので元の道を戻るように」と言われた。
*法恩寺山頂上には標柱有り。北西に向かって下るとゲレンデに出るみたいだが記念写真後穏健に元の方に戻ることにした。
*シールを外してゲレンデをほぼ一気に滑降。ファンタジーサイトにまず出てゲレンデ最下部のリゾートセンターまで滑り降りた。ゲレンデ下部は流石に雪が消えている所が多かった。
*相互タクシーを呼び、六呂師高原まで戻った(\6630+迎車代\110+有料道路代\800)
*六呂師高原にあるトロン温泉うらら館に入浴(\600)、山の汗を流し、北陸自動車道、名神高速経由で帰阪した。
この日は天気予報に反して時間と共に雲が増え、風も強くて寒い一日でした。
前半の中ノ岳手前までは急斜面、薮、痩せ尾根でスキー向きではありませんで
したが、まぁそこそこスキーでの縦走を楽しむことができました。スキージャム
勝山がまだ営業していたのでその辺は心強かったでした。
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