■黄金色に輝く【秋の富士山】今年もやっぱり登ってしまいました。
- GPS
- 09:40
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,498m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:29
休憩時間の合計がすごいことになってるんですけど、、、ほんとにこんなに休んだっけ?
天候 | 秋晴れっ! 午後からはガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはレストハウスにありますが、汲取り式で紙なし、電気なし。 営業は11月10日まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に目立つ危険箇所はありません。(ただし天候による。) 山小屋は六合目のみ10月中旬まで営業。以降の山小屋は完全休業中なのでトイレもありません。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着(フリース
ダウンジャケット)
レインウェア
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
折畳ザブ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
ナイフ
携帯簡易トイレ
|
感想
「今年は富士山は登らなくていいや〜。」
毎年登っていた富士山。
去年世界自然遺産に登録されたので、そう思って今年は登る山リストから除外していました。
え、だって猫も杓子も登るお山に登りたくはないからw
けれど、、、8月の終わりに某テレビ番組の「愛は地○を救う」で富士登山の様子を見てしまい、「やっぱり富士山登りたいかも」という思いが沸々とこみあげてきちゃいました。
どこにスイッチがあるかわかんないもんですね〜。
1ヶ月ぶりの復帰登山に富士はあまりにもしんどいだろうと思い、敢えて先週は高度にも慣れるため楽な3000m峰の乗鞍岳に登ってウォーミングアップ。
何度か登っていますが、今年も剣ヶ峰に一番近い富士宮登山口から富士山に登ることにしました。
3時過ぎに富士宮登山口Pに到着。
ぅぉっ! 思っていたより車が止まってる!
1番上のPスペースはほとんど埋まっていました。
1時間は高度調整のため、車内で仮眠しながら待機です。
夜空は晴れて相変わらず星がすごい。
そして富士の麓の夜景がこれまた煌びやかでキレイ!!
眠るのが惜しいくらいの絶景でしたが、寝ておかないと。。。
4時48分、まだ暗い中アタック開始。
高山病にならないよう、ゆっくりと登る。
呼吸は多めに、水分もいつもより短いスパンで摂る。
5時半過ぎ、明るくなってきて朝日が昇ってきた。
ご来光だ♪(´∀`)
いつものように宝永山から昇る朝日。
まぶしい〜☆
と思っていると、陽の光が周りの植物を黄金色に染め上げた。
おお〜! ((((o(*'Д'*)o))))
黄葉していた植物は、オンタデやメイゲツソウなど。
今はまだちょっと早いからという理由もあって今回紅葉にはあまり関係が無さそう〜な富士登山にしたのだけど、思いがけず美しいシーンにめぐり会えた。
春にも夏にもなかった感動。。。
テンション上がる〜↑(≧▽≦)
七合目を過ぎ、八合目手前から脹脛が重くなる。
やっぱりきたか。。。
空気の薄さを脚(脹脛)で感じ始める。
さらに八合目を過ぎると心臓がバクバクし始める。
きたきたきた。。。空気の薄さ、、、久しぶりのこの感覚♪
これが味わいたくて毎年登ってるようなもの。
心臓に負担をかけないようにバクバクし始めたら足を留めて深呼吸を何度もする。
こうして登り始めると嘘のように脚も軽く、息も乱れない。
でも歩けるリミットは15〜20mくらいかな。
またバクバク。。。はい、止まって深呼吸。
次はあの曲がり角まで行けるかな?
こんな調子でバクバクしては止まってを繰り返ししながら登る。
少しして旦那さまは、手が黄色くなってきたという。
毎年恒例だねw 酸素不足♪
でも今年は顔色がそれほど悪くないよ。
いつも唇が紫になるもんね。
私も今日はいまのところ頭が痛くなることなく登ることができてる。
9合目あたりから私は足の重さから解放された。
ぉ、高度に順応したのかな。
バクバクはまだ少しあるので何度も止まって深呼吸しながら登る。
そして頂上浅間大社奥宮到着。
そのまま剣ヶ峰へ向かう。
ザックは重いのでデポ。
火口を横目に馬ノ背を登る。
10時前、富士山最高峰剣ヶ峰へ到着。
よしよし。
今年もここまで来れたことに感謝。
浅間大社奥宮まで戻り、閉められた頂上富士館の前で風を避けて味噌ラーメンを作って食べた。この日は風も弱いしそれほど冷たくない。
ポカポカ陽気で風さえ避けていればいくらでもお昼寝できそうなくらい。
(実際に横で寝ておられる方いましたw)
11時過ぎたので下山。
翌々日にも山行予定があるので、怪我しないように、また膝痛がでないように慌てずゆっくり下る。
でも旦那さんはザレ場でこけてお尻強打。。。(´Д`;)
私は途中から頭痛が始まった。。。
高山病?、、、下ってるのにね、、、寝てないからかな。。。
頓服薬でなんとか痛みはおさまりました。
上は晴れていたけれど七合目から下はガスってきた。
山に登る者にしたら、上さえ晴れていればいいw
ガスの漂う中、黄色いオンタデたちも幻想的で疲れを紛らわせてくれる。
この日は膝も痛くなることなく、疲れて「しんどい、、、つらい。」という思いもさほどすることなく下山できた。
**********************
今年は登らない〜と言っていたのに、
やっぱり富士山登ってしまいました。
これで冬富士を除いて、春夏秋と登ったことに。
(冬富士はやりませんw)
来年のことはわかりませんが、登るならまた秋に登りたいかなと、
今はそんな気持ちです。
こんばんは!
毎年、富士山に登ってるんですね
我が家では富士山は「登るより眺める山」て思ってて
いままでぜんぜん興味無かったんですけど、
この時期の富士山は夏のように行列もないし、
なんか良さそうですね〜
特に朝の黄金色に輝く山肌がとってもいい感じ!
空気薄い感も味わってみたいような…
やっぱ日本人だし、一生に一度は登ってみようかな〜
って気にさせてくれるレコでした
おはようございます!
コメントありがとうございます。
子どもの頃に家族で登った時は高山病で苦しんだので「二度と登るか―」と思っていましたが、お山にハマってからまた登りたいと思うようになって毎年登っています。
シーズン中は必ず平日に登っていましたが、去年からはシーズン外して登るようになりました。
オフシーズンはトイレが無い、トイレをする場所もないというのが難点ですが、静かな富士を楽しめるのでおススメです。
富士からの景色もそれほど良いものでもなく、やっぱり「眺める」のが最高のお山とは思いますけど、一度登ると「二度と登らない」派か「ハマる」派かに分かれるんじゃないかと思いますよ〜w
mizutamariさん こんばんは〜
毎年登っているんですか〜 良いですね
上の方は晴れていたんですね。
富士山、登った方が良いんですかね〜
青森にも世界遺産の白神山地がありますが、白神山地で一番高い山の白神岳行ったことがありません〜
ヘビはまだいいんですが、クマと猿がいると聞くと中々いけないです〜
おはようございます!
コメントありがとうございます。
毎年恒例になってましたが、人も多いし今年はもういいやーなんて思ってました。
今年の夏は悪天候が続いていたので富士山の登山者数も大幅に減ったとか。
そんなこと聞いちゃうと益々「じゃ、登りにいってみよっかな」なんて気持ちになってしまいます。(天の邪鬼?w)
富士山に登ると空気のありがたさがすごくよくわかるw
8合目以降の「なんで脚がこんなに重いんだ〜、なんでこんなに胸がバクバクするんだ〜」という苦しみに快感を得られる人にはおススメですよwww
白神山地は観光で2010年に行ったことがあります。
アオーネ白神十二湖に泊まって、十二湖や日本キャニオンを見に行きました。
幻の𩹷(イトウ)がとっても美味しかったのを覚えてます!
白神岳だとほんと熊とか出そうですよね。
あら、猿もだめですか?凶暴だから?
八甲田山の紅葉、今が見頃みたいですねー!
こんにちは。
ポピュラー過ぎな富士山も、mizutamariさんの手にかかると、素敵なものになりますねー。今まで富士山に行こうという気がしませんでしたが、少し気がしてきましたマジ。
ま、来年以降にはなりますが。
にしても、やっぱり高度の影響って大きいですか? そこが一番怖いところ。
健脚の貴方たちが休み休みになるなんて。
旦那さん、先週は100Mでバテていましたが(あの画像はヤラセ疑惑もあったりしますがww)、急に富士山、大丈夫だったんですか?
紅葉・・ほんとに想定外ですね。富士はガレキオンリーの山だというイメージでしたから。
かく言う私も、さっき紅葉レコあげたところです(←番宣兼ねるww)。
こんばんはー。
コメントありがとうございますっ。
紅葉直前の今ってほんとお山の選定に困っちゃうんですよね。
で、富士山なら何も考えなくてちょうどいいじゃんみたいな気持ちもあって登りました。
その日の体調にもよるし、登るルートにもよるんですけど、でも大抵3400超えるといつも同じような高度症状が出てきますね。夫婦で初めて登ったときは八合目山小屋泊にしたんですけど、寝てる間に意識的に呼吸を多めにすることなんてできないので旦那さんが高山病(吐き気・頭痛など)で大変でした。
それ以来泊まることなく登ることにしています。
高度障害がまったく出ない人もいるし、ゆっくり呼吸を整えながら登れば登山してる方なら大抵大丈夫と思いますよ。
そうそう、登るなら山開き直後かシーズンオフをおススメします。
人が多いのもイヤですけど、何より嫌なのが、、、登山道の脇にあまり見たくないものが。。。観光気分で登られる方たちが皆さん気持ち悪くなって、、、○○まくりなんです。(お食事中だったらごめんなさいっ!)
他のお山では考えられない。。。九十九折のカーブごとにソレがあったりします。
登っていてソレを目にすると本当に嫌な気持ちになるんですよねぇ。。。
シーズンオフになればソレもなく、人も少ないので気持ちよく登れるんです〜。
旦那のバテ画像は、、、ヤラセじゃないですw
まぁ旦那なりにちょっと演出はあったかもですけど、本当にあんな状態からのスタートでした。今回の富士山は、それも考慮して本当にゆっくり登ったし、高山病にならないように息を倍吸ったり、水分を小まめに小まめに摂りながら登ったので比較的大丈夫でした。
(富士山登る前に3000に近い山に登るというのも高度に慣れる1つの手です♪)
長くなっちゃいましたけど、これから夕飯の支度して、それからゆっくり紅葉レコ覗きにまいりますね〜。
mizutamari さん
へー、そんな状態なんですか!
高山病の手前で踏みとどまっていた人がそれ見て発症しかねないですね(笑)
いっそのこと「吐き箱」を登山道にたくさん設置しますか(笑)
おっしゃるとおり大混雑の季節には僕も行きたくないかなー。仮に行くとしたら残雪期、それも6月中〜下旬と考えてます。
いずれにしても、僕が行く最大の目的は「とにかく日本一高いところに行った」という記念作りかな。ご来光とかにもこだわりはありません。
以下余談失礼。
登山界の大御所、田部井淳子さんの特集を8月頃TVで見ましたが、田部井さんと山渓その他の主催で「東北の高校生の富士登山」というイベントを去年からやってるんですね。
田部井さんは70代半ば、しかも病気を抱えておられるのに、高校生70-80人を率いて登られるんですよ。さすがに往年の健脚は見る影も・・のように見受けましたが、田部井さんも高校生も「とにかくゆっくり」なら富士山登れるんだというのが分かって参考になった次第です。
おはようございます。
コメントありがとうございます!
お山に行っていたので返信遅くなってしまいました。<(_ _)>
吐き箱(苦笑)
タイミング良くちょうどいい場所にあればいいですけど。
私も山頂で御来光というのにはこだわりはありませんね〜。
子どもの頃に一度山頂で御来光を見たんですが、感動より高山病でしんどかったので山頂小屋でカレーが食べられなかったなぁという記憶しかないwww
シーズン中のあの芋の子を洗うような人出の中で山頂へと続く行例に並ぶのも嫌。
でもオフ期なら、人もほとんどいないので今度挑戦してみてもいいかな、なんて思ってます。
田部井さんのこと、その病状を私も最近知ってびっくりというか、ショックでした。
それでも病と付き合いながら今の自分のペースで山に登られているとのこと。
なのでtsukadonさんも自分のペースで登れば大丈夫ですよ〜。
なんだか忙しくて、なかなかPCを開く機会がなくとっても遅くなってしまいましたが読ませていただきました!
あの心臓バクバク感とか足が上がらなくなるのとか、
自分だけじゃないんだな〜ヽ(;▽;)ノと、何故かひと安心しましたw
ですよね、やっぱりみんなそれなりにそうなりますよね♪
今までは山開き前しか登ったことがないけど、次に登るときは山終いの後と考えていたので参考になります。
雪のない富士山も見てみたいもんね!
あのお賽銭柱、自分もブツブツで苦手です(^_^;)
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