十石山(平湯温泉から)
- GPS
- 08:25
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ヤマレコのコメント繋がりでgraveltrekさんとtooruohさん、そして時々ご一緒させて頂いているkimu23desさんにお声がけして頂いて平湯から十石山へ登ってきた。皆さん一回り以上も若く、そしてエネルギッシュに山スキー行をされている方ばかりでご迷惑をお掛けするのではと不安を抱きながら出かけたが敬老の日でもないのに色々お気遣い頂いたおかげで素晴らしい山行になりました。有難うございました。
前日(5日)3年ぶりとなる市民スキー大会が舟山アルコピアスキー場で開催され3年ぶりのポールくぐりをした。3年のブランクが大きく効いたのか大会出場者も大分減り、会場となったこのスキー場も来季の廃止が決まっている。(スキー界の将来を案じずにはおられない。)その後平湯へ移動し、ひらゆの森でのんびり宿泊した。
4時半に158号冬季閉鎖ゲート前に集合し改めてご挨拶し、ヘッデン点けてスタート、
皆さん早い早い!写真を撮る暇もないほど。ルートどりも全てやって頂けるので私は遅れないよう付いていくだけ。
登り最大の山場は2200m付近の滝の右溝の登り、途中でシートラに替え、ピックストックを雪の下の氷に打ち込みながらのアイスクライミングもどきの登りになった。ここを抜けるのに30分ほど要した。
稜線に抜けるとやっぱり冷たい風が吹き抜けており寒かった。氷化面が所々出てきたのでクトーを装着、避難小屋の脇で小休止した後十石山山頂へ到着、平湯側からの登頂は初めてで嬉しい。
360°の大展望をしばし楽しんでから少し下ったところでシールオフし滑走開始。北面はフカフカ雪がしっかり積もっていて皆さん歓声をあげながら滑り落ちていく。私は調子こいて滝上の大斜面でスピードを出し過ぎ大転倒をやらかした。久しぶりの雪風呂も快適(?)だった。
1950m付近の台地でカップ麺タイム。後は帰るだけ、158号の斜度のないところの手漕ぎが辛かった。最後のショートカットは雪が重いので胡麻化しながら滑り降りた。13:35無事下山。滅茶苦茶疲れたが楽しかった。
ヤマレコのコメント欄で何回も交流が有ったけど、今日は初めてphantomdaさんとご一緒に山行出来ることに成った。
また今回もkimuにいさんに、計画から登山届の提出までお願いしての大名行列に成って、もちろん非力な私は終始後方からの声だけの応援係りw
前の晩に平湯入りして車中泊し気合を見せるが、この夜は暑くて(マイナス5℃)なかなか寝付けなかった。シュラフの温度対応が低すぎたのが原因だろうwちなみにこれはモンベルのエクスペディションってシュラフ(笑)
朝ヘッドライトの必要な時間に、平湯の安房峠道路冬季ゲート前をスタート。
2日前に降った雪はやはり重くなっていた。
冬季閉鎖の国道には前日のトレースが残っており有り難く乗っけて貰う。
トレースの主の一人はつぼ足で来ていた強者だった。
わさび平の途中でトレースは何処かへいってしまったが、目指す所はただ一つ。
滝は流心に水流が見えていて、周りを青氷が囲んでなかなか冷たそうだ。
いつもは滝を右手に見ながらルンゼを登るが、「滝上のオープンバーンがたまらんね〜」と話して居たら、いつの間にやら滝の右手を登ってた(笑)←こういう時はたいがいtooruohさんが先頭を行ってるw
狭くて急な斜面に板を脱がされつぼ足で張り付くが、ここって無雪期は滝場の様で足元の雪の下を水が流れて居た。
ブーツを凍らせながら何とか登りきり、帰路に滑ることに成る広大なバーンを大きなジグを刻みながら上に上に。
稜線を乗越す頃には北風がとても冷たかった。誰かがマイナス7度とか言っていた。風も有るので体感温度は厳しい物だった。
シールが剥がれてしまったkimuにいさんは、稜線をシートラのブーツアイゼンで独り奮闘、ハイマツ近くは踏み抜きトラップ祭りだったらしい(笑)
四人揃って山頂で記念撮影し合いながら、それぞれが十石山を堪能したはず。
山頂から少し南側の風の当たらない場所でシールを剥がし、あのオープンバーンに向けて下って行く。
が、板が滑らない?シールを剥がし忘れたのかと見ても板は滑走面がちゃんと見える。
kimuにいさんの待ってる所でガリガリの雪面を通ったらやっと滑りが良くなった。ネバネバの何かを塗った様な感触で全く駄目だった、スキー板のチュンナップしてから、保護様に塗って有ったベースワックスを丁寧に剥がして来たが、もしやあのワックスのせいかも(泣)
オープンバーンは何回来ても期待を裏切らない雪質を提供してくれる凄い所だ。
県境尾根の稜線を南東に持ち、南西側には十石山から金山岩の岩稜が立ちはだかって居るため午後になる頃にしか陽が当たらずパウダースノーがいつまでも温存される様だ。
オープンバーンを半分くらい滑り降り、そこから右手の沢に行くために小尾根を乗越して進むと、滝の上のスキーヤーズライトに立つ。
ルンゼは狭くて急だからみんなで転びながら下って、滝を過ぎてからの金山沢出合いで昼ごはんにした。
kimuにいさんの指示で「カップラーメン」だ!しかもみんな日清のカップヌードル(笑)
国道から冬期ゲートへ下る斜面は私には鬼門なので、tooruohさんの到着を待たずにその斜面にドロッピンw みんな揃ってからショートカット斜面に入ると、必ず皆さんをお待たせする事に成るのを見越していたんです。
そうしたら今日は一回しか転ばずに降りられたもんだから、駐車地に一番乗りで帰った。
だけどやっぱり最後の斜面は雪が重かった、標高低くて西向きの射面は昼からの日射をまともに受け止めるので仕方がない。
phantomdaさんのお歳を聞いてビックリしたが、私もまだまだ頑張らなきゃとあらためて思った山行になりました。
同行の皆さんありがとうございました。
今週も月曜日休みを取って月曜友の会へ参加
今回は今年77歳のphantomdaさんにお声を掛けて日曜日にスキー大会があるのでスライドして月曜日参加してくれた。
私も前日に平湯入りして、民俗館の露天風呂へ入りあったまり豚肉のすき焼き風で夕ご飯を済ませ、8時就寝して朝まで時計を見ることなく目覚ましで起きてたっぷり7時間睡眠で今日も体調はバッチリ
放射冷却も有り今日は冷えていた。
朝挨拶をして予定通り出発、前日の金山岩からの滑走トレースを駆使して林道から沢から降りて来た所までところどころショットカットして登る。
十石山へはノ−トレースでパウダー確定、そしてラッセルも確定!
滝の下でちょっと一本入れて、滝登れないですか?ね〜と言ったらtooruohさんがアタック
途中でシールが剥がれて行き詰まり、厳しいかな〜と思ったけど半分登ったのであと15mくらいなので、下に水が流れていたけどツボ足で登り切った。
ここで私のシールも剥がれているのに気づき雪を取って少しみんなから遅れ、台地の上部でやっと追いつき、十石山への稜線手前でまたシールが剥がれ掛けているのを教えてもらいまた、雪を取るも張り付きが悪いので、どうしよう?と思っていたら、graveltrekさんから無線でクトー付けると言うことで、私はここからシートラブーツアイゼンに切り替え
ハイ松を越えるまで、ヅボヅボハマり苦労したけど稜線の先端を歩くと固いので歩きやすく稜線を真っすぐ歩き、遅れて小屋の南側で待っていてくれた3人とやっと合流
山頂を4人で登頂
2回来ているけど、強風とラッセル敗退していたのでやっと平湯から十石山登れました。稜線取付き小屋までのラインあんなハイ松の所を登るなんて私には考え付きませんでした。勉強になりました。
後は山頂から滑走、ハイ松に気を付けながら、北面台地へ移動してノートラックのパウダーを滑り今日も昇天
みんなが良く登る沢も今日は滝を登ったのでノートレス
上部で軽い表層雪崩が発生していたけど、問題なく滑れた。
金山岩からの出会でカップラーメンランチ
みなさん笑顔で良かった。滝を登るときに、phantomdaさんに登らせていいかな〜と思ったけど全然私達と変わらず登れて良かった。次回は冒険しない様にします。
今日もパウダーゲット出来て良い山行でした。
同行ありがとうございました!
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