もう春だよね?スノーシューで寺尾観音山と深田久弥山の文化館
- GPS
- 07:05
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 320m
- 下り
- 310m
コースタイム
天候 | 雨上がりの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道からはチェーンスパイク、急な坂を登ってからはスノーシュー |
その他周辺情報 | 温泉ないねえ |
写真
感想
【二匹目のドジョウ】
サイコロきっぷリターンズではありませんが、JR西日本の旅企画でランダムで行き先の決まる五千円の旅を秋に続けてもう一度発売開始当日に買いました。
前回は芦原温泉でしたが今回は加賀温泉
思わず叫びたくなりましたがこれもなにかの運命、諦めてコロナ禍で衝動がいして一度も使っていないスノーシューの試験旅行と割り切って仕事終わりの金曜日半休使って参ります。
【あってよかったスノーシュー】
3つあるザックの中で最初に買った中型に無理矢理スノーシューを押し込んで一泊分の衣類も詰めて、念のためチェーンスパイクもいれましたが8キロくらいしかなかったので意外と軽かった。夏場の水がスノーシュー2変わったと思えば普通の重量なんですね。
さて、加賀温泉でご飯食べて大聖寺の駅前に前泊して6時半スタートです。山の候補は3種類くらいチョイスしていましたが、大聖寺が深田久弥の生誕の地とは知りませんでしたのでこれもなにかの縁、山中温泉もゴキ山もかなぐり捨てて寺尾観音山に登ったあとに大聖寺の町を散策して深田久弥の記念館に行って見ようかと予定変更です。
寺尾観音山は駅から片道一時間くらいで登山時間も一時間くらいで、午前中山歩きにはピッタリです。何よりも雪山装備の試験にはちょうど良いのです。
実際、林道までは雪の影響はなかったですが、林道はカチコチのシャーベットでチェーンスパイクなければ不可能なコンディション、さっそく装着しましたが安定感が全然違います。今度からは面倒くさがらずにチェーンスパイクをつけて残雪期も歩こうと思います。体が固いので靴を脱いがないと着けられないこともわかりましたので試して良かったです。
急な坂を登り終えて道も広く雪も厚くなって来ました。お誂え向きにベンチがあったのでスノーシューを試す好機到来です。あぁこれが噂の浮力と言うやつかと感心するほど雪道が歩きやすいです。チェーンスパイクは滑らないけどトレースを辿ってもズボズボしちゃいますがスノーシューはトレースを踏んでも抜けません。親切は流石に何センチか沈みますが、段違いです。
途中からトレースさえもなくなってさすが訪れる人も稀な低山雪山だと感心しましたが、スノーシューがなかったら引き換えざる得なかったことでしょう。無事に三角点もハントして帰りましたが、雪山はピストンに限りますなとトレースのありがたみは下山にこそあるんだと思います。下りの深雪は怖い。
【深田久弥 山の文化館】
スタート地点の駅にはちょうど11時頃でしたがそこから深田久弥山の文化館に行きます。
入ると大きな銀杏の木が出迎えてくれる雰囲気の良い木造の建物で学校の木造校舎を連想させます。
350円を石川県の観光クーポンで払うと職員の方が丁寧に簡単な説明をしてくれました。やはり石川県の白山推しのようでしたが後で見た大聖寺城跡から見た白山の眺めを見ればその気持ちもわかるというものでした。
深田久弥のヒマラヤ研究や最初の白山登山ルートなどなかなか面白かったし、私が生まれた年の山と渓谷の雑誌が保存されていて自由に閲覧できましたのでなかなか山好きには楽しめる施設だとおもいます。
以外だったのは本棚に私の敬愛する塩野七生先生のローマ人の物語が書棚にあったりして面白かったです。
山の文化館を後にして前述の大聖寺城跡の泥濘んだ階段を登り城から白山を拝み、今年初めてのおみくじを引いたりすっかり大聖寺観光を楽しめましたが、気がついたら7時間18キロくらい歩いてましたので、いつもの山歩きと変わりませんでしたね。
今年は百名山いくつ登れるかわかりませんが、ちょうど良いタイミングで記念館を訪れられて思いを新たにできたかなとなかなか有意義な旅になりました。
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