磐梯山(3年ぶり2回目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 941m
- 下り
- 931m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:50
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
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アクセス |
感想
前夜は南岸低気圧で雪降ってて不安だったが、朝の積雪量、雪質共に行けそうだったので行く。人気の山だが朝はトレースほぼ隠れ、ヘッデン行動でルーファイとワカン脛丈ラッセルを楽しむ。ややルート外すも問題ない。爆裂火口内は穏やかな月夜。
火口壁の急登も引き続きワカン。地形図を見てビビり、普段単独で無名の山に入る時は持たないアバランチギア一式を持ってたが、雪崩れる雰囲気じゃ無かった。ラスト数十メートルでアイゼンピッケルに換装。
稜線からは強風と視界不良が酷いが、気温が高く危機感はそれほどでもないので山頂を踏みにゆく。正式な耐風姿勢を取るほどでは無いが、風上に背を向けて突風をやり過ごすことしばしばでペース遅い。山頂直下で急激に気温が下って手の指が1度の凍傷になった。当然山頂は何も見えず。
下りはルートロスが怖い。10数分前の自分のトレースは途切れ途切れになっている。所々で意識的に踏み抜きを作ったり、海老の尻尾を破壊したりしてたのを目印に下る。
イエローフォール経由のルートはちゃんと下調べしてなかったのでテキトーに下ってたら滝の直上に出てしまい、すんなり降れない。ここは磐梯山冬季ルート途上の一地点に過ぎないと言う認識だったが、イエローフォール単体を目的としたツアー客がわんさか居ておののく。滝の上に私が居ることは意外と気付かれていないようだったが、下降に失敗したら騒ぎになりそうなので緊張する。弱点を探して再度ピッケルを出し、ダガーポジションで降りた。その後はツアーによる高速道路級のトレースをてくてく歩いて終わり。後から登ってくる人は皆スノーシューを履いていたが、ここまでトレースが出来てたら脚に重りを付けることは無いと思う。スノーシュートレッキングと言う広告業界が作ったのであろう文句に縛られず、各自が状況に応じて装備の選択をすべきと感じる。
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