記録ID: 5170285
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雪山ハイキング
氷ノ山
氷ノ山 モンスターは服を脱いでた
2023年02月11日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 926m
- 下り
- 934m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:45
14:55
ゴール地点
天候 | 濃霧時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズンからスキー場のリフトは登山者は乗れなくなりました。バックカントリーの人は乗れる。ゲレンデの端をスノーシューで登って行った。ゲレンデのトップの手前の急斜面はリフトの下の夏道のルートを登って最後右にトラバースして尾根に出るのが正解らしい。ゲレンデの右端を登って尾根に出ようとしたが、ラッセルでたいへんだった。 |
その他周辺情報 | スキー場のパトロールに登山届と下山報告が必要。 電話番号0858-82-0512 |
写真
わかさ氷ノ山スキー場。8時オープンなので、リフトが動き出したところ。ボーダーが多いです。中央の柵に沿って登って行きます。登る前にパトロール室に寄って登山届を出しました。スノボやスキーヤーに気をつけて、ゲレンデの端を登ってくださいと言われた。
ゲレンデの最上部。ゲレンデの右端か左端のどちらを登るか迷う。正解は左のリフトの下を詰めて、最後右にトラバースするといいらしい。
僕は最初から右端を登って、上の方でラッセルに泣いた。その横をバックカントリーの人達が次々にリフトで上がっていく。なんか悔しい。
僕は最初から右端を登って、上の方でラッセルに泣いた。その横をバックカントリーの人達が次々にリフトで上がっていく。なんか悔しい。
山頂の避難小屋はほとんど雪がついていない。看板だけエビのしっぽ。小屋の中は登山者でいっぱい。どこから湧いてきたのかと思ったら、僕とは逆コースで氷ノ山越峠から登ってきた人達。ここからピストンで戻る人が多い気がするが、ここからスキー場までの広い斜面とスノーモンスターがこの山の目玉。
頂上からこれから降りていくルート。左から尾根沿いに歩いて行くとこしき岩の上に出る。そこからの眺めが素晴らしい。こしき岩手前の右の斜面を降って巻く必要あり。写真に写っている人のルートが正解。ガスで視界がない時は要注意。なお、ここからはるか先に日本海が見えた。西側は大山見えるはずだが、今日は雲の中。
こしき岩を巻いて下から見上げる。岩の中央やや右にまっすぐ登るルートが見える。トレースがついていたので、どなたか登ったらしい。くだりはちょっと怖いかも。巻道も急斜面のトラバースで、細いルートで怖い。行き違いも難しいので、道を譲りあって素早く通り過ぎる。
氷ノ山越峠から林道まではヒップソリで30分で降る。コンパス254度に設定して、高低差360mをひたすらまっすぐ降りる。ここは大きな滑り台になっている。ただ、今日は暖かすぎて、雪が溶けてぐっちょり。ザブザブかきわけながら滑り降りた。
撮影機器:
感想
ここ5年ほどは建国記念日の祝日に氷ノ山に来るのが恒例になっている。一番寒い時期を過ぎて暖かくなり始めたくらいで、天候も安定する気がします。いつもいい感じで雪山ハイクを楽しんでいました。
今回も良い山行でした。アクセス道路に凍結なし、山に雪あり、理想的。しかし、二つ誤算がありました。
一つ目は、スキー場のリフトが今シーズンから登山者を乗せてくれなくなったこと。雑誌などで手軽に雪山が楽しめると紹介されて、多くの人が登るようになったので、地元は警戒したのではないでしょうか。今回はゲレンデので端を歩いて登りましたが、最後のワンピッチが急で雪も柔らかく、苦しみました。
その代わり、このルートで登る人が少なく、静かな山を楽しめました。
二つ目は暖か過ぎたこと。ガスが出て眺望は良くありませんでした。また、雪もどんどん溶け出していて、モンスター達は既に服を脱いでいたし、林の中からはさらさらと金属音を立てて霧氷が落ちていた。氷ノ越峠からの降りはヒップソリで高低差360mほどを滑り降りてくるのが好きなのだけど、今日はシャーベットの滑り台でびしょびしょになってしまった。
今年の雪遊びはもう一度どこか行きたい。
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