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Yamareco

記録ID: 517449
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ハイキング
白山

医王山&大笠山・・堂々たる山容で歩きごたえも十分な“101番目の名山”

2014年09月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:58
距離
13.3km
登り
1,738m
下り
1,726m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:18
休憩
0:00
合計
0:18
5:29
18
5:47
0
5:47
ゴール地点
日帰り
山行
6:20
休憩
0:34
合計
6:54
7:26
115
9:21
9:28
54
10:22
43
11:05
11:06
5
11:11
11:36
7
11:43
11:44
33
12:17
48
13:05
75
14:20
*なぜか奥医王山への登りがコースタイムからカットされていますが、夕霧峠を4:53に登り始め、
5:09に頂上到着しています
天候 秋晴れ♪・・と言うには日中ちょっと暑かったかな
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
医王山
夕霧峠展望台付近に駐車(地図ではなぜかG地点)

カーナビは「イオックスアローザスキー場」で検索し、林道をたどって夕霧峠付近を指定

大笠山
桂橋左岸の登山口前に駐車(なぜかS地点)

カーナビは「桂湖オートキャンプ場」で検索

桂湖ビジターセンターにトイレ棟(登山口に一番近いオートキャンプ場は、敷地内有料の看板あり)、登山口にはポストがあります
コース状況/
危険箇所等
医王山
県立自然公園内の遊歩道ですので、ナイトハイクでも全く問題ありませんでした

大笠山
桂橋の奥にある吊橋を渡って登山開始した直後から梯子・鎖が連続します・・慎重に行けば問題ない危険度です

それが終わるとフカバラ尾根の長い急登区間に・・木階段など設置してあり比較的歩きやすかったです

天ノ又(前笈ヶ岳)三角点からは細かいアップダウンの繰り返しとなり、標高が1500m台からサッパリ上がっていかない精神的にややキツい区間でした

頂上稜線(縦走路)が近づくと手も使うような急登となり、体力的に(脚に乳酸が蓄積される感じで)キツい区間・・この区間は刈られた笹が登山道を埋め尽くしている部分もあり、急坂でのスリップや隠れたトラップに引っかからないよう要注意です

全般に、距離はそれ程長くないものの歩きごたえは十分で、“さすが101番目の名山”でした
医王山への登山開始前に、まずは夕霧峠展望台へ・・富山側ですが北アルプスの夜景に月が加わり中々いい感じでした
2014年09月23日 04:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 4:47
医王山への登山開始前に、まずは夕霧峠展望台へ・・富山側ですが北アルプスの夜景に月が加わり中々いい感じでした
展望台すぐ下にある登山口からスタート
2014年09月23日 04:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 4:53
展望台すぐ下にある登山口からスタート
20分弱で頂上到着
2014年09月23日 05:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 5:09
20分弱で頂上到着
標柱隣に一等三角点
2014年09月23日 05:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 5:10
標柱隣に一等三角点
東の北アルプス方面がいい色に・・槍穂までハッキリ視認できます
2014年09月23日 05:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:13
東の北アルプス方面がいい色に・・槍穂までハッキリ視認できます
展望台もありますが周囲の木々にやや遮られる感じ
2014年09月23日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 5:23
展望台もありますが周囲の木々にやや遮られる感じ
一番目立つ形の山
・・剱岳
2014年09月23日 05:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
9/23 5:26
一番目立つ形の山
・・剱岳
その右手に立山

2014年09月23日 05:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
9/23 5:25
その右手に立山

さらに右手は薬師岳のよう
2014年09月23日 05:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
9/23 5:25
さらに右手は薬師岳のよう
前回の樅沢岳に続いて
いい感じの朝焼けに
4
前回の樅沢岳に続いて
いい感じの朝焼けに
歩きやすい遊歩道の道を下ります
2014年09月23日 05:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9/23 5:37
歩きやすい遊歩道の道を下ります
見返りの大杉
2014年09月23日 05:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:40
見返りの大杉
そこからは金沢〜日本海の眺め
2014年09月23日 05:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:42
そこからは金沢〜日本海の眺め
イオックスアローザスキー場
2014年09月23日 05:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:45
イオックスアローザスキー場
展望台に到着する前にご来光が出てしまいました
2014年09月23日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
9/23 5:48
展望台に到着する前にご来光が出てしまいました
薬師岳の少し北から
2014年09月23日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 5:48
薬師岳の少し北から
焼ける奥医王山
2014年09月23日 05:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 5:49
焼ける奥医王山
今日はご来光を見られて満足
2014年09月23日 05:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 5:50
今日はご来光を見られて満足
東海北陸道のSAから見る医王山
2014年09月23日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 6:25
東海北陸道のSAから見る医王山
桂湖へ45kmほど移動して桂橋左岸の登山口から再スタート
2014年09月23日 07:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:22
桂湖へ45kmほど移動して桂橋左岸の登山口から再スタート
登山口奥の吊橋を渡るとすぐに梯子や鎖が待ち構えています
2014年09月23日 07:23撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 7:23
登山口奥の吊橋を渡るとすぐに梯子や鎖が待ち構えています
慎重に進めば問題ないレベル
2014年09月23日 07:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 7:26
慎重に進めば問題ないレベル
振り返ると車をとめた桂橋付近がいい眺め
2014年09月23日 07:26撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 7:26
振り返ると車をとめた桂橋付近がいい眺め
まだ大笠山ではないだろうと思いましたが、帰ってから確認するとやはり「天ノ又」ピークでした
2014年09月23日 07:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 7:30
まだ大笠山ではないだろうと思いましたが、帰ってから確認するとやはり「天ノ又」ピークでした
豪雪地帯を物語るスゴい曲がり方
2014年09月23日 08:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 8:02
豪雪地帯を物語るスゴい曲がり方
スタート・ゴールへの距離表示が数ヶ所あり参考になります
2014年09月23日 08:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 8:15
スタート・ゴールへの距離表示が数ヶ所あり参考になります
写真だとちょっと判りにくいですが、マムシを2回見かけました
2014年09月23日 08:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 8:35
写真だとちょっと判りにくいですが、マムシを2回見かけました
笹はよく刈ってありました
2014年09月23日 08:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 8:47
笹はよく刈ってありました
木階段の急登が長く続きます
2014年09月23日 09:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 9:11
木階段の急登が長く続きます
標高1500mを越えた辺りに天ノ又(前笈ヶ岳)三角点・・登山道を右手へ少し外れた地点です(目印のテープあり)
2014年09月23日 09:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
9/23 9:22
標高1500mを越えた辺りに天ノ又(前笈ヶ岳)三角点・・登山道を右手へ少し外れた地点です(目印のテープあり)
周りの木々が高いですが、本日は天気が良くて槍穂まで遠望できます

1
周りの木々が高いですが、本日は天気が良くて槍穂まで遠望できます

乗鞍岳も
2014年09月23日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 9:24
乗鞍岳も
次の小ピークで初めて大笠山頂上を視認

2014年09月23日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 9:39
次の小ピークで初めて大笠山頂上を視認

アカモの頭など小ピークをいくつも越して行き、標高が中々上がって行かない精神的にキツい部分
2014年09月23日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 9:47
アカモの頭など小ピークをいくつも越して行き、標高が中々上がって行かない精神的にキツい部分
しかし展望はどんどん良くなってきます・・笈ヶ岳〜大笠山の稜線
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しかし展望はどんどん良くなってきます・・笈ヶ岳〜大笠山の稜線
大笠山は、さすが!という立派な山容
2014年09月23日 09:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 9:50
大笠山は、さすが!という立派な山容
開けた避難小屋跡
2014年09月23日 10:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 10:24
開けた避難小屋跡
山高地図には同所に「水場マーク」がありますが本日は涸れていて、特にこの時期はあてにしない方が良いかも
2014年09月23日 10:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 10:28
山高地図には同所に「水場マーク」がありますが本日は涸れていて、特にこの時期はあてにしない方が良いかも
刈られた笹が登山道に堆積していてやや歩きにくい急登に耐えて〜
2014年09月23日 10:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 10:49
刈られた笹が登山道に堆積していてやや歩きにくい急登に耐えて〜
頂上近くの真新しい避難小屋に到着
2014年09月23日 11:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:07
頂上近くの真新しい避難小屋に到着
傾斜が緩んだ頂上稜線からは素晴らしい眺め
2014年09月23日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 11:08
傾斜が緩んだ頂上稜線からは素晴らしい眺め
大笠山頂上到着
2014年09月23日 11:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:11
大笠山頂上到着
標柱隣には一等三角点と〜
2014年09月23日 11:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:30
標柱隣には一等三角点と〜
展望盤・・山座同定の参考になります
2014年09月23日 11:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 11:31
展望盤・・山座同定の参考になります
少し色づきも感じる大展望
2014年09月24日 07:51撮影 by  Picture Motion Browser, SONY
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9/24 7:51
少し色づきも感じる大展望
写真奥の北アルプスも一望できます
2014年09月24日 12:27撮影 by  Picture Motion Browser, SONY
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9/24 12:27
写真奥の北アルプスも一望できます
こちらは、目の前で一番目立つ笈ヶ岳・・こちらも名山の風格十分
2014年09月23日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 11:20
こちらは、目の前で一番目立つ笈ヶ岳・・こちらも名山の風格十分
右手には白山の峰々
2014年09月23日 11:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 11:09
右手には白山の峰々
御嶽山と重なるのが猿ヶ馬場山
2014年09月23日 11:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 11:29
御嶽山と重なるのが猿ヶ馬場山
仙人窟岳の奥に三方崩山
2014年09月23日 11:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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9/23 11:10
仙人窟岳の奥に三方崩山
大展望でお腹いっぱいになり、頂上を振り返りつつ下山へ
2014年09月24日 07:51撮影 by  Picture Motion Browser, SONY
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9/24 7:51
大展望でお腹いっぱいになり、頂上を振り返りつつ下山へ
下りも急坂に気をつけて〜
2014年09月23日 12:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:04
下りも急坂に気をつけて〜
小ピークからは笈ヶ岳
・・雪を纏った来年春にチャレンジしたい
2014年09月23日 12:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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9/23 12:22
小ピークからは笈ヶ岳
・・雪を纏った来年春にチャレンジしたい
アカモの頭付近は少し色づきが始まっている感じでした
2014年09月23日 12:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 12:44
アカモの頭付近は少し色づきが始まっている感じでした
フリクションの効かないザレ急坂ではロープがありがたい
2014年09月23日 13:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 13:52
フリクションの効かないザレ急坂ではロープがありがたい
桂湖が見えてくるとゴールは近いが〜
2014年09月23日 14:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 14:04
桂湖が見えてくるとゴールは近いが〜
最後まで慎重に
2014年09月23日 14:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
9/23 14:18
最後まで慎重に
登山口の吊橋に到着
2014年09月23日 14:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
9/23 14:20
登山口の吊橋に到着

感想

未登の三百一名山(三百名山+荒沢岳)は残り64座になっていますが、それらは遠方の山々が殆どという状態。当然、日帰り圏内の山は少なくなり、何故かこれまで登る機会が無かった岐阜・富山・石川県境付近にある8山は貴重な存在です。

今回はその中から、百名山に選定されるべきクラスの山ながら、深田氏が「実際に登っていないから」という理由で外した大笠山、そして夕霧峠からお手軽登頂でき、ご来光も狙える医王山を選択しました。
共に一等三角点の山で、大笠山は数ある“101番目の名山”の1つです。

幸いにも本日は予報通りの好天となり、日の出頃の医王山では剱岳〜立山〜薬師岳の朝焼け・絶景を拝め、大笠山でも北アルプス〜笈ヶ岳〜白山の大展望に満腹感いっぱい。
特に大笠山は、百名山クラスの堂々たる山容や歩きごたえタップリの登山道にも満足しました。

それでも豪雪エリアの山々のこと、やはり積雪期に最も光り輝くのは間違いないと思われ、来年春には積雪期限定の笈ヶ岳や猿ヶ馬場山にチャレンジしたいと思っています。

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