佐渡山〜黒姫山
- GPS
- 09:07
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜佐渡山まで 林道終点までトレースははっきりとある。今日は朝暗くて林道終点まで行かずに、手前でトレースに誘われて、西側に進んでしまった。 佐渡山への登る尾根にも今日はばっちりトレースはあり、ラッセルはなし。 ・佐渡山〜黒姫山 佐渡山山頂からの滑走は上部はモナカで少し怖かったが、すぐに雪質はよくなり、楽しい滑走タイムとなった。 1738の北尾根の末端を標高1480辺りまで滑走し右折したが、北に行きすぎると深い沢があり埋まっていない。斜面沿いに進むと繋がっていた。 踝〜脛ラッセル。1893p手前からは藪が多くなり、アップダウン、踏み抜きなどがあった。この部分は滑走に適さない。夏道合流鞍部からはトレースがあった。スノーシューやワカンの登山者も多かった。尾根はアップダウンが多い。また、途中の1998pなどは捲きはできずに、そのまま登り上げた。 ・黒姫山〜登山口 山頂からシールオンで滑走。そのまま1998pから少し先まで進み、降りを確認してからシールオフ。あとはそれなりに滑走を楽しめた。最後は少し東側に行き過ぎて、下りラッセルを少しして林道終点辺りに戻り、あとはボブスレー。 |
その他周辺情報 | 戸隠神告げ温泉 湯行館 650円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ピック付ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ゴーグル
クトー
アイゼン
火器
バッテリー
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感想
金沢の長期出張が始まって8ヶ月、
残すところはあと1ヶ月半となったこの日、
ようやく富山・石川の山友とご一緒出来ることになった。
さらに東京からいらっしゃるニシデンさんとの移動距離も
考えて決まった山は、「黒姫山」。
この春に火打山に山スキーで登ったときにも
目の前に大きく見えていたあの山だ。
まずは足慣らしとして佐渡山へと向かう。
取付きの尾根は山頂から延びる尾根へと繋がっているので、ルートは明瞭だ。
程よい勾配でシール登高のペースもいい調子だ。
ご来光に染まる高妻山を眺めながら登っていく。
佐渡山からは東斜面を標高差200mの快適ツリーラン。
黒姫山外輪山の尾根に乗り、踝上から脛近くのラッセルは交代で回す。
久しぶりの仲間とのラッセルだがペースは速い。
いつもは一人だからマイペース登高だったので、足が悲鳴を上げてきた。
途中からはトレースにも救われ黒姫山山頂に着いた。
山頂からの展望は最高だ。
北には妙高、火打、焼山。
南東には戸隠から高妻・乙妻。
下り始めは尾根沿いに滑り降り、
姫見分からは南斜面を滑り降りる。適度な疎林なので、
自在なラインを楽しめた。
しかし途中からは気温の上昇もあり、ストップスノーとなったのは残念。
久しぶりの仲間との山スキー、色んな話も聞けて有意義な時間を
共有出来た一日であった。
同行いただいた皆様、ありがとうございました。
僕が富山を離れて10ヶ月、北陸の山スキー仲間とのコラボ山行が実現した。金沢・富山と東京との中間のどこかでと相談していたが、chikauさん提案の黒姫山とした。
待ち合わせ場所は大橋林道登山口の駐車場所。集合時間5時半の2時間前に僕は着いていて仮眠していたが、shinmon号が来る前に4~5台の車がやって来ていた。ここは高妻・乙妻山の登山口でもあり人気のほどが伺える。
トレースばっちりの林道から歩行開始。30分ほどで左に分かれるトレースに乗ったが、実はミスルートで引き返したトレースだった。しかし我々はそのまま進み、佐渡山までの唯一のノートレースラッセル区間になって僕はそれなりに楽しかった。
佐渡山南尾根に乗ると間もなく日の出を迎え、左手に高妻山のモルゲンロートが眺められた。撮影チャンスであったが、僕のカメラは充電不足で撮影不能。今日の撮影は皆さんにお任せする。
佐渡山南尾根の上部は細くなり、特に右手東側は切れ落ちているが、西側は歩くのに問題ない斜度は確保され、危険は感じずに山頂に達した。
佐渡山山頂は素晴らしい展望。東に黒姫山が当然一番大きいが、西に高妻山・乙妻山が白く大きく圧倒する眺め。黒姫から左には妙高から火打、焼山、金山と続く山並み。飯縄山とその間に戸隠スキー場や牧場が見下ろせる。良い天気の日に来られた。
眺めを楽しんだら滑降タイム。昨日から続く晴れで、滑りの雪質はあてにしていなかった。ところが東の沢状に下りるルートは日当たりが少なく、パウダーが生きていた。爽快な滑降から、緩傾斜地に下りてくるとそこは素敵なブナ林でここも一同感激。ここまでが今日のハイライトと言っても良いと思えた。
黒姫山のカルデラ外輪山への登りは西斜面になり、雪が緩んで若干重いラッセルになった。1893pの所で、結構疲れたし眺めも良いしとのことで大休止・ランチタイムとした。ピークを少し外して窪地に入ると、風も避けられ暖かく過ごせた。
その先で麓からのトレースに合流し、1998pの先の緩いが長い尾根道をじっくり頑張って、外輪山の最高点である黒姫山頂に着いた。ここも眺め抜群、佐渡山で見えた眺めに加えて、野尻湖が綺麗。遠くに鹿島槍・五竜方面の北アルプスも望めた。
黒姫からの滑降ルートは協議の結果、外輪山上のトレースを忠実に辿ってコルまで行くことにした。途中1998pの登り返しまでシールオン、但し下りは踵固定で行く。右向き斜滑降や平坦尾根上の細かいアップダウンをこなしていく。1998pでシールを剥ぎ、さらにゆるゆる下ってコル直上から本格的な滑降斜面になる。今度は緩い湿雪になるが、曲がれない雪ではなくそこそこ楽しめる滑降が続いた。下りて来て、緩斜面帯での若干のルーファイを経てトレースに復帰、最後はボブスレー暴走族となって終了。
旧知の山仲間との山スキーはこの上なく楽しかった。今回の登山口は、金沢からと東京の西側である僕の家からほぼ等距離で、正しく中間地点であると判明した。黒姫山は今度は中央火口丘である御巣鷹山とお鉢底を巡って見たいし、乙妻にもまた行きたい。またコラボ計画組みましょう。
今日はニシデンさんとの久しぶりの山行。10ヶ月お会いしていなかったが、これまた違和感がない。いつものチャーミングな笑顔に癒されます。テカポさんとは旧知であるが、山に一緒に入るのは初めて。シンモンさんとは1週間ぶり。みなさん、よろしくお願いします。
駐車場でharharawaiさんとご挨拶し、しばらく林道を同行した。シンモンさんとは以前にお会いしていた方で、今日の計画などを話題に盛り上がる。
hareharawaiさんとお別れして、暗闇の中、のんびり進むが、少しルートミスをして、遠回りをしてしまった。みなさん、すいません。佐渡山に尾根に取り付くころには明るくなり、高妻山や飯綱山などの景色を見ながら気持ちよく進んだ。
佐渡山山頂では妙高、火打、焼山、高妻、乙妻などの展望を見ることができた。そこからの下りはなかなか良かった。滑り降りた辺りも雰囲気が良くて、手つかずの森林地帯。ここはぜひ再訪したいと思った。
シンモンさんのルーファイに従い、ここからシールオンで登りに入る。人も入っていないので、いよいよラッセル開始だ。皆でラッセルをまわし、自分にとってはなかなか楽しい時間帯だった。夏道が通る姫見分からはトレースを利用して、山頂へ。o36氏も黒姫に登ると聞いていたが、我々のために山頂の雪面に名前を残してくれていた。ありがとうございました。
しばらくシールで戻り、あとは滑走タイム。写真を撮ったりしながら皆で楽しく滑走した。少し東側に行き過ぎたが、林道終点辺りには戻り、あとは林道ボブスレーで登山口に戻った。
お風呂に入り、蕎麦を食べ、名残惜しいがニシデンさんとはお別れだ。私もニシデンさんのようにかっこいい年の取り方をしたいと思っています。遠いですが、このようにたまにご一緒して、刺激を与えてください。そして、テカポさん、シンモンさん、計画やら運転やらもろもろありがとうございました。またお願いします。
今日はニシデンさんと久しぶりの山行。楽しい仲間が集った。
お釜滑走出来なかったが、それを上回る楽しい斜面を滑り、素晴らしい景色を眺め、気持ち良い山行になった。
この山域に冬に来るのは初めてだが、色々遊べそうだなと改めて思った。
みなさん今日はありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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佐渡山の北東の谷を滑走して姫見分へと続く尾根を登り返して黒姫山頂上まで行かれたのですね。そのルートも楽しそうです。自分は北信では乙妻山北東斜面ばかりなので、今後はいろいろなルートを研究しようと思った次第です。
hareharawaiより
数々のequipmentを紹介してくださるレコはよく参考にさせてもらっています。
voileの板だったのでもしや、と思いお声がけさせてもらった次第です。
当日履いていた板は、以前hareharewaiさんに質問させていただいたことがきっかけで購入した板です。
この一本でシーズンすべてを過ごしてもいいと思うくらいに愛着が湧いています。
ありがとうございました。
またどこかでお会いしましたら一緒にラッセル回しましょう。
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