川浦谷渓谷〜檜岳〜熊倉山 川浦谷林道は完全な廃道だった。
- GPS
- 10:19
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 3,459m
- 下り
- 3,456m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立橋尾根のP1138〜檜岳までの間は、危険個所が数多くありました。 |
写真
感想
昨年、熊倉山山域の檜岳へ檜尾根を使って登った時、途中でしっかりとした踏み跡に出会いました。この道は途中、崩壊でなくなってしまいましたがどこへ行く道だったのだろうと、帰宅後いろいろ調べました。
地理院の地図で熊倉尾根と矢岳尾根の真ん中に、破線で記されている道であることが分かりました。川浦谷林道といい、営林署小屋から矢岳尾根の牛首まで伸びていたそうです。現在は完全な廃道で、部分部分しか残っておらず、崩壊場所等があり危険なルートですが、どうしてもあの道の先が見てみたいということで、今年の5月にチャレンジしました。
立橋尾根を起点に、2回チャレンジしたのですが、川浦谷渓谷を超えることもできませんでした。
その後、毎晩地形図とにらめっこ、体力をつけるために35年間1度も禁煙する事のなかったタバコも止め、あとは天気との相談でした。
このコースは沢が多いため、降水の可能性がある日は危険で行けませんが、今年の夏の週末は天気の悪い日が多かった・・・
そうこうしているうちに、9月も下旬。今度は、日照時間の問題が出てくる。駅から登山の自分は、武州日野駅のスタートがどうしても8時近くになってしまう。
来年へ持越しだなと思っていましたが、23日は台風がそれて天気はよさそう。また、驚いたことに、先週、同じヤマレこユーザーのhirohisaさんが山行の起点である立橋尾根の写真をアップしてくれたりして・・・何か啓示めいたものを感じました(笑)
そして今回の実行に至ったわけですが、渓谷に降りたものの渡河点が見つからなかったときは、また今回もダメかとあきらめかけてしまいました。
ただ、登れそうな斜面があったので、何とか登ったら、川浦谷林道に急に出くわしまし、思わず「あった〜」と声を上げてしまいました。
今回、小黒ノ沢をはじめ目に映ったものすべてが、とても素晴らしかったです。手つかずの自然の中に、過去に人が残した痕跡が、こんな山奥の中に残されていたことに驚きました。
時間的なこともあり川浦谷林道は途中で引き返しましたが、装備を整えてさらに奥に進んでみたくなりました。
次元の違う山行を見せてもらいました
累積標高は2500mで距離は30kにもなるんですね
それも道なき道を行くんだから・・・
パクれるものならパクッてみろと言わんばかりの行程ですネ
よ〜〜〜し・・・読むだけで勘弁してやろうビギ
今日あたりでwarutepoさんは脚の疲れなんていうのはどんな感じですか?
3日目には回復!?ピーク!? ビギは後者です
ビギさん こんばんは
今回のルートは人がほとんど入らないので、何かあった時の怖さはありますが、それ以上に先に何があるのか見てみたい気持ちの方が強く、どんどん南下してしまいました。
嫌な予感がして、途中で引き返したのですが、あれ以上進んでいたら時間的にヤバかった 今回は運も味方につけたかも
脚の疲れはほとんどありませんが、山行の間隔が開きすぎると筋肉痛になることがあります。どちらかといえば、3日目には回復します
毎日、職場まで往復1時間くらい歩いているのがいいのかなあ〜
warutepoさん、こんばんは
私のレコがwarutepoさんに啓示するなど、まったく予想外ですが、光栄です
道を間違えなければ、立橋尾根の写真が私のレコに載ることはなかったので、これぞ、怪我の功名ってヤツでしょうか
それにしても、いつもながら、とても真似できないルートですが、拝見していると、ゾクゾクワクワクしますね〜
檜尾根くらいなら真似できるかな?なんて、いろいろ妄想してます
hirohisaさん こんばんは
20日の降水確率がもう少し低かったら、このルートを決行していました。そしたらブル道途中でhirohisaさんにお会いできたかも・・・
立橋尾根に近づくとガレから土の道に変わりますが、hirohisaさんの作りたての踏み跡、しっかりと残っていました
檜尾根は、道がなく傾斜もきつく展望もないのであまりオススメ出来ません。登る順番としては、宗屋敷尾根→聖尾根→檜尾根 でしょう
オススメは聖尾根です。
今回の山行で、弟富士山の登頂回数が9回になってしまいました
念願の廃道、ついに見つけたんですね。
ルート踏破と違って、場所がはっきりしない地点が目的の山歩きも楽しそうですね。達成感が違う気がします。私が以前、滝を目指した時のことを思い出しました。
谷は陽が指していて良かったですね。谷って閉塞感があって、私は少し苦手なので、暗かったりすると不安感が半端ないです。
さてこの廃道、まだやり残した感があるようですね。続きは来年にした方が良さそうですね。
それにしてもwarutepoさんの、所要見込み時間の正確さには感心させられます。その正確さがあったから、ギリギリ年内の成功に結び付いたんだろうと思います。私のどんぶり勘定では、ビバーク間違い無しです。
超ロング。お疲れ様でした。
kinoeさん こんばんは
場所がはっきりしない地点が目的の山歩きは、見つけるまでの所要時間が分からないためプランが立てにくいのですが面白いです。
奥武蔵エリアだけでも、本陣山の北西の小鍾乳洞や高ワラビ尾根の五色岩滝などネット上に情報が全くなく探してみたい場所がいくつかあります
自分も、基本は尾根ハンター?なので谷はダメです。今回もそうだったように気持ちもマイナス思考になってしまいます。
続きは塩地平に行き、小黒北尾根を経由して長沢背稜にぬけるというプランを立てていましたが、チョット無理そう (kinoeさんの辺見尾根と同じ状況です)
所用時間の見込みは自分もどんぶり勘定です。初めてのVルートの尾根は登り高度100mで
15分で計画立てています
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