日本百名山79・80座目 鷲羽岳・水晶岳へ
- GPS
- 29:54
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 2,792m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:39
天候 | 雨、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
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感想
過去山行記録です。
2022年8月11日~14日(前半)
会社の長期休暇が取れるお盆の時期に北アルプスの最奥部の百名山三座を狙おう!
あわよくば笠ヶ岳も登って四座行っちゃう!?
そう決めたのは3月の始めの頃でした。
まずは何泊で回れるか?宿泊は小屋なのか?テント泊なのか?
テント泊なら3泊以上の経験もないので食料も着替えも今まで経験のない量になってきます。
その辺の計画から着々と準備を進めて来ました。
宿泊方法はテント泊で全て回る。
そう決めてから山小屋のWeb予約の日を待ち予約を入れる。
まずは三俣山荘のテント場予約が4月20日に始まったので、その後の黒部五郎小舎と翌日の双六小屋のテント場の予約が取れなかった時を想定して二連泊で予約を取りました。
1ヶ月遅れて5月24日に双六小屋、黒部五郎小舎のテント場予約受付開始。
この日は仕事が忙しくて、嫁さんに双六小屋の予約をお願いしてました。
無事に双六小屋のテント場は予約取れたものの、2日目に泊まる予定の黒部五郎小舎のテント場は速攻で埋まってしまい取ることが出来ず。
3日目の行動予定が三俣山荘から黒部五郎小舎への移動時間が増えることになり、少し負担が増えそうな状態での計画で当日を迎えました。
東北から北海道へ掛けて前線が停滞しており、山行の11日から15日まで天気は芳しくない予報でしたので今回はキッパリと一眼レフの持ち込みは諦めております。
結論としては持っていけば良かった場面は多く後悔もありますがやはり大雨の時間も多かったので、トラブル回避という観点から見ると正解だったと思っております。
今回は全てiPhoneでの撮影のため納得いかない写真も多いですがご容赦下さい。
10日のテレワーク終了後に新穂高温泉へ向けて出発。
行きの車内で見た夕方のニュースでは温帯低気圧が台風に変わりました!と今まで全く出てなかった予報が飛び出てきた。これには流石に想定外でどうする?中止する?と車を走らせながらも検討しつつ最終的には台風は長野までは影響が出ないという判断で強行することにしました。
11日(木)
新穂高温泉登山者用駐車場から4時出発。
東北に張り付いている前線の影響はこの辺の山にもあるのか朝からどんよりとしており、時々パラパラと雨も降ってきます。
新穂高ビジターセンターにて登山届けを提出していよいよ未経験の縦走登山へ出発です。
始めのわさび平小屋までは車も入れる林道歩きです。(もちろん一般車はダメですが)
体を慣らすためにゆっくり歩きますが北アルプスでも下のほうは暑い😵
所々にある風穴が身体を冷やしてくれてとても助かりました。
小池新道登山口からはいよいよ本格的な登りが始まります。
シシウドが原で嫁さんまたしてもバテる。
バテるというか暑さにやられる。
でもこんな手前でヘロってしまうようでは初日に三俣山荘までなんて行けるわけないので下山する?と促す。
負けん気が強いんで頑張ると言う。ヨシヨシ😤
熊の踊り場手前で上から下山してきた人情報で熊が出たとのこと。
でも1人の男性が撃退したとのことで通過した時は熊の気配は一切ありませんでした。
鏡平では天気は好天してて嬉しいことに槍ヶ岳を拝むことが出来ました。
鏡平山荘では名物のかき氷🍧をいただきクールダウン。
休憩後は弓折岳分岐までの登りをグッと堪えながら登る。
弓折岳分岐から双六小屋までの区間を歩いているとようやくお目当ての鷲羽岳、水晶岳を拝むことが出来ました。本当に遠い山です。
およそ7時間掛かってやっと双六小屋へ到着です。
でも自分らはさらに一つ先の三俣山荘のテント場を予約しているので、ここから2時間半程歩かなければいけません。
巻道利用で三俣山荘へ行くわけですが、双六岳への登りを少しだけは登る必要がありヘロヘロになりながらも登る。
ここでスマホの電波が立ってることに気付き、それと同時に台風の影響で満員だった黒部五郎小舎のテント場ひょっとしてキャンセル出てて予約出来るのでは?と思い立つ。
Webページを見てみると案の定予約不可だったところが△に変わっていて予約可能になってました。
その場で予約を取り直して三俣山荘のテント場を1日キャンセルしました。
これで翌日以降の行動予定が大幅に楽になりました。
巻道を使ってなんとか楽したいと思うも巻道もしっかりと登りがあってアップアップ💦状態でなんとか15時半に三俣山荘へ到着しました。
テント受付に山荘へ向かうと自分を呼び止める声が。
なんとぢょんさんがテン場にいらっしゃってビックリ!
なんでも前日に山に入ったそうで、この日は雲の平から水晶、鷲羽と回ってきたのだそうです。
なんとも健脚で羨ましいです。
山で知り合いに会えるのはやっぱり嬉しいですね😆
この日はテントを張って暗くなる前に食事をして就寝しました。
翌日12日(金)
3時起床4時出発で鷲羽岳、水晶岳を狙います。
まだ暗い中のスタートでしたが雲も多く風も強めでコンディションはあまり良くありませんので、出来るだけ早めに登って急ぎ足で黒部五郎小舎へと向かいたいものです。
鷲羽岳への登りは三俣山荘から見た時はキツそうに見えてましたが、実際はそんなことなく九十九折で優しく登って行きます。
徐々に明るくなってきた頃には殆ど山頂直下まで来ており苦労せずに鷲羽岳山頂を踏むことが出来ました。
とは言えかなりの強風で次のワリモ岳、水晶岳まで歩けるかな?といったところです。
ワリモ岳を通過した頃から時折雨もパラつき、水晶小屋手前のガレ場付近でレインウェアを着ないと流石にまずいレベルの雨が降り始めます。
水晶小屋からはしばらく歩きやすい道が続きますが、やがてゴツゴツとした岩陵帯に変わり慎重に歩きました。
降りしきる雨の中我が家80座目となる水晶岳登頂成功でした。
下山は黒部源流ルートを使って三俣山荘へ戻り、テント撤収して黒部五郎小舎へ。
巻道を使うも誰一人会わない静かで不気味なルートでした。三俣蓮華岳からのルートと合流手前で登りが混ざり、その後は黒部五郎小舎まで激降りで400m以上降ってやっとこの日の行程は終わりました。
テント張ってしばらくするとザーザー降りの雨となり、翌日の黒部五郎岳への登頂に不安を感じつつの就寝となりました。
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