米子沢〜巻機山
- GPS
- 08:52
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,318m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:55
遡行(桜坂駐車場〜登山道):5時間5分
下山(避難小屋〜桜坂駐車場):2時間20分
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
・桜坂駐車場はすでに満車。駐車場近くの道路脇に駐車。駐車料金500円。
・米子沢の左岸側の道路を15分ほど進み、米子沢に入る。途中、他にも沢へ下りる道があったがそこでは入らず、2箇所目から沢に入った。最後の堰堤のすぐ下流。
・しばらくは巨岩のゴーロ。最初は伏流となっているが、やがて小さな流れがあらわれる。
・ゴーロを抜けるのに30分ほど。
・ゴーロを抜けると目の前に大きなナメ滝が出現。2段20mくの字ナメ滝。その上もナメ。
・ナメ滝の上で右岸からナメ沢が流れ込む。
・続くナメ滝群は巻く。左側に分かりやすい巻道あり。結構高度を上げる。巻道は続いているようだが、途中沢へ下りる踏み跡があるので、そこから沢に下りる。
・きれいなナメ床を進む。水はトイ状に流れている。
・7mほどの滝。先行パーティーは右壁を登っているが、僕には無理そう。右側に巻道があるので、そちらを行く。
・続く滝は右から。
・きれいなナメ滝。
・左岸から栂ノ沢を合わせる。
・ナメ・ナメ滝が続く。
・ゴルジュ内の5m滝。左から登るが、ちょっと怖く進めない。上の灌木に逃げ高巻くが、そちらも高度感がありちょっと怖い。河床の様子が分からず下りる事ができず、そのままうっすらとした踏み跡をトラバース気味に進む。17m滝の途中に出る。
・17m滝をそのまま左側を登ると、広々とした景観。ちょっと休憩。
・ゴルジュに入ると次々に滝が現れる。巻いた滝もあるが、巻道あり。
・最後に2段15m滝を左から越えると、大ナメが広がる。
・今回はアクアステルスを履いていったので乾いた岩上は快適だが、ヌメリが怖い。ここで転ぶと滝下まで転落しそう。
・延々とナメが続く。途中いくつか滝もある。青空の下、ひたひた登る。
・やがて傾斜もゆるくなり、小川の風情。
・二俣。右にはロープが張ってあり入れないようになっている。左へ。
・草原の中の小さな流れをつめていく。この辺もとてもきれいな所。
・さらに進むと。沢筋が二つに分かれる。水流があるのは右だが、左へ。(ここまで来ると、実は行き過ぎ)
・沢筋をつめ、最後に20mほどの藪漕ぎで登山道に出る。草紅葉が一面に広がる。
・登りつめた場所は避難小屋よりかなり上の方。沢を詰め過ぎてしまったみたい。避難小屋から沢まで水汲み用の道がついているので、そこから上がるようにした方が楽。
・10分ほどの急な登りで稜線の分岐に到着。そこには「巻機山頂」の標識?地図を見ても頂上はさらに東だし、どう見ても向こうの方が高い。そのまま通り過ぎる。
・10分ほどで頂上に到着。こちらには標識はなく、ケルンのみ。ちょっと風が冷たく寒いが、ここで昼食休憩。
・頂上からの展望は最高。
・30分ほど休憩して下山。登山道には途中「○合目」標識がある。地図読みでは半分は下りきたと思ってもまだ7合目。少し悩む。4合目の次が桜坂駐車場。昔は清水の集落が登山口だったと考え、それで納得。
・帰りは温泉「金城の里」。320円。源泉掛け流し。
米子沢は6年前の夏に遡行して、これで2度目。その時は遡行に6時間半もかかっていたので、この季節は行動時間的に厳しそうと思っていました。でも、今回は余裕をもって登る事ができ、巻機山の頂上ではたっぷりと展望を楽しむ事ができました。
今年は紅葉も早いようで、秋晴れの青空の下色鮮やかで、とても楽しく遡行してきました。
yamazasaさん、こんばんは。
米子沢のベストシーズンが来たって感じですね。最近、レコに登場する頻度が急上昇です。写真を拝見すると、やっぱり良い沢だなって思います。手軽な割に絶景が至る所に出てくる。山岳会の先輩が「米子沢を遡行して、沢が好きにならなかったら、それは沢に向いてないってことだ。沢は止めとけ」って言うほどなのも納得できます。
私も早く沢に行きたい
yoshi629さん、こんばんは。
米子沢はとてもよかったです。6年前にも一度遡行していたのだけど、こんなにいい沢だった事をすっかり忘れていました。
最近新しい沢に手を出すのが怖くなっている私としては、これからも繰り返し遡行したい沢です。
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