西吾妻山
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- GPS
- 04:35
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 716m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 4:52
天候 | 前々日やや雪?前日に雨。本日は夜から雪 山の中はずっとガス。稜線はずっとホワイトアウトに近かったり何も見えなかったり。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ちなみに最初は天元台からの予定だったが、ロープウェイの運行時間が遅くなっていて時間的なメリットがなくなったので、福島来て割(全国旅行支援)使えるグランデコへ。 途中の道が今日から凍結。 グランデコのゴンドラと第三リフトを乗り継いでスキー場最上部へ。そこからスキー場内を歩いてスタート。 第四リフトは夏の雷で壊れて運行停止。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場内 9:07にゴンドラに乗り、ゴンドラ降りて第三リフトへ移動。第三リフト到着が大体9:33。 実際に行かれる場合の時間の参考に。 端っこを歩く。特に問題なし。 登山口を見つけるのがやや難儀した。 スキー場から西大巓 トレースなし。複数登山する格好の人がいたので期待していたが残念ながら一番乗りだった。 地図と睨めっこしつつ登る。 赤テープをたまに見つけつつ、登りやすそうなところを登る。 西大巓から避難小屋 トレースなし。超強風。30mはないけど、ガンガン体力削っていかれる。それっぽいところを進む。夏道は稜線に出ずに東側をトラバースしているが、スノーシューで歩きにくかったのと道がわかりにくくなりそうだったのでリトルモンスターの中を抜ける。 おおよそモンスターの間を歩いたが、モンスターの隣や雪の吹き溜まりを越えるのに苦労した。 ここら辺まではなんとなく視界はあったが、 避難小屋付近でほぼ完全にホワイトアウトに近い状態。近くにいるはずなのに小屋が見えない。GPS便りで進んでなんとか見つける。 小屋の扉が凍っていたが、落ちていたブラックダイヤモンドのストックでガシガシ削って中に入った。 避難小屋から山頂 小屋で一呼吸おいてから山頂へ。 状況は変わらない。真っ白で何にも見えない。足元の高低差もよくわからない。しかも自分の足跡すらすでによくわからなくなっていた。 方向確かめつつ、とりあえず高いとこ目指して進む。なんとかそれっぽいところに到着したのでよしとして下山。 山頂から帰り 自分の足跡すらわからない。地図を見つつ下山する。避難小屋へ一度戻ろうかとも思ったが来た道を引き返せないので時間の浪費になる上に本日中に天候の回復はないと判断する。 モンスターの中だと多少風も和らぐ。 一度自分のトレースを発見するがすぐにわからなくなる。雪と風と視界不良のせい。 途中方向がおかしくなっていたのをヤマレコに助けられつつなんとか進む。 避難小屋から3分の2くらいのところでスマホが真っ暗になる。一旦停止するかとスマホにカイロ貼ったりしているとまさかの自分のトレースを発見する。奇跡。 その後は方向合わせたりトレース追ったり木々の様子を思い出したりしながらなんとか西大巓まで。 後登るだけだったおかげでなんとか行けた。 ここまでは山スキーの人たちが来ていたようでトレースが割と明瞭になり下山。 スマホは何度かヤマレコが喋っていたのでおかしいなと思っていたが下山途中で画面が1番暗くなっていただけなのに気がつく。 ここまで書くと色々反省する必要を強く感じる。 ホント、よく行って帰ってきたわ。 |
その他周辺情報 | グランデコの売店でバッチ購入750円。 ゴンドラ往復とリフトで2700円。 グランデコ後は岳温泉を通り越して、土湯温泉も通り越して飯坂温泉へ。 公共浴場で300円。 熱い(45℃)のと温い(42℃)のがあったが、他県民からすると熱いとめっちゃ熱いにして欲しい。温い方でしっかり温まる。いい湯でした。 |
写真
感想
ゴンドラの売店で話を聞くと前日に登山装備で行った人を何人か見たとのことだったので、ちょっと安心して行ったのがいけない。
天気悪いのに行ったのがいけない。
行動時間が短いと思ったのがいけない。
ルートが比較的わかりやすいと思ったのがいけない。
ちゃんとした装備がなかったのがいけない。
ちゃんとしたビバーク装備がなかったのがいけない。
山舐めとんのか。
結果帰れたからよかったものの、例えば避難小屋で一泊していたとし、体力的には耐えたとしても、精神的に耐えられただろうか?
実際天気的には避難小屋に2泊するハメになったはずでそうしたらどうだっただろうか。
その時に下山するだけの体力はあっただろうか?
結果帰って来られたからいいもののよくない例ですね。
ノートレースの道を行くことになるとは。
今回はそこそこ締まった上に降ったふかふかの雪で歩きにくくはなかった。スノーシュー込みで膝下まで落ちるくらい。よい経験になりました。
地図とコンパスでは方向はわかるけど、ホワイトアウトしていると自分の能力的に頼りなさすぎる。結果ヤマレコのGPSを信じてえいやで進んだのが何回かあったがこれも奇跡的だった。
現代のハイテク技術に感謝。
ちゃんとガーミンとか買おう。
ほとんど余裕なくてスノーモンスターを見て楽しんだりは出来なかったが、過酷な登山という意味でとてもたくさん経験値をもらった。
西吾妻山はリトルモンスターとかっていうけど、埋まっているだけでしょう?蔵王よりこっちの方が過酷じゃない?
山を舐めてはいけない。
雪山に行くなら装備をした上で、予定にあった日に行くのではなくて、山の状況に予定を合わせて行くべき、なんでしょうか?
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