20230223-近江遠征-武奈ヶ岳-コヤマノ岳
- GPS
- 09:54
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,332m
- 下り
- 1,324m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:48
天候 | 平地雨、山間部雪、のち曇り、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪神間からのアクセス 西明石 4:45 発、大阪 5:53 着の神戸線各駅停車 大阪 5:55 発、京都 6:28 着の京都線快速 京都 6:31 発、比良 7:11 着の湖西線各駅停車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
私が行動した経路には明確なトレースがありました。 コヤマノ分岐からイブルキノコバまでの下りは積雪量が多く、トレースも少人数によるもので、何回も膝上から股までの踏み抜きがあり、雪の下の樹木の枝に靴とクランポンが引っかかって抜きにくくなることもありました。 私が山頂に着いた正午前後が、霧がなく、晴れ間も出てちょうどよいタイミングだったらしく、他の山行記録を拝見しますと、この前後では、強風と霧でホワイトアウトかそれに近い状況だったようです。 |
その他周辺情報 | 下山で北比良峠にさしかかった午後 2 時ごろ、西の方でヘリコプターが低空でホバリングしていました。他の山行記録を拝見しますと、御殿山から坊村へ下るあたりで遭難救助があったようです。 |
装備
個人装備 |
ERGOSTARランニングマスク グレー 携行
不織布マスク携行
ネックゲイター(Buffフェイスマスク二つ折り ブルー 装用)
ネックゲイター(MAMMUT Aconcagua Light Neck Gaiter ブルーネックゲイター 携行)
長袖ジップシャツ(TS DESIGNラミネートロングスリーブ秋冬用 ネイビー)
長袖ハーフジップTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
半袖インナーTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
足首丈インナー(ミズノブレスサーモ 黒)
靴下(ノースフェース ウール中厚 ベージュ 予備)
靴下(冬期作業用ウール厚手 グレー 予備)
靴下(ミズノブレスサーモ極厚パイルB2JX950408 チャコールグレー)
靴(La Sportiva Trango Tower Extreme 黒)
靴(防水ウィンターシューズ MIZUNO SNOW SCAPE II 黒 街路用)
ザック(The 3rd Eye Chakra Backpack #001 60L+ ブラウン)
ダウンジャケット(紺)
ハードシェル上下(finetrack エバーブレスアクロジャケット+パンツ 青+黒)
スパッツ(長 gaiters Sea to Summit Alpine Gaiters eVent 黒)
ファーストエイドキット(赤)
タープポンチョ(橙色)
袋状エマージェンシーシート(オレンジ)
コンパス+笛+ヘッドライト+予備靴紐2本
ストック(Black Diamond Distance FLZ 折畳式+スノーバスケット 携行のみ)
タオル
ハンドタオル
着替え一式
帽子(カジメイク防寒耳付ワークキャップ 599 グレー)
携帯型情報通信端末(スマホ Xperia XZ2+ELECOM ZEROSHOCKケース)
モバイルバッテリー
地図(山と高原地図アプリ)
地図(国土地理院1/25000)
地図(国土地理院地図アプリ)
手袋(防寒テムレスLL 青)
手袋(Black Diamond ライトウェイトソフトシェルグローブM 黒 予備)
手袋(ラフ&ロード ゴアウインドストッパーマルチグローブ Lサイズ 黒)
チェーンスパイク(CAMP ICE MASTER EVO 青)
12本爪アイゼン(Grivel G12 Jマチック+mountain dax crampon bag)
SnowPlak Approach
雑巾
サングラス(KOHLA ヒマラヤングラス ブラック)
サングラス(予備)
日焼け止め(ホリカホリカ UVクリアスティック 2022 SPF50 PA++++ 携行のみ)
Garmin eTrex 32x+ナビ保護ケース青(当日動作せず)
GoPro HERO9 Black+スリーブ青+ランヤード
RICOH THETA SC2+自撮り棒+リモコン
JETBOILマイクロモ黒+JETPOWER100g(携行のみ)
ハクキンカイロミニ×2
防水ショルダープールバッグ(ゴールドウイン speedo Water Proof SIZE L 7L 青)
食料
行動食
非常食
飲料1.5L
水分以外16kg+健康保険証+山岳保険会員証(含む おもり代わりのピッケル Blue Ice BLUEBIRD 60cm 青 + アバランチセット:シャベル BCA DOZER 1T UL SHOVEL Green + ビーコン Mammut Barryvox + プローブ bca Stealth 270)
|
---|
感想
今季寒冷シーズンの最後、2 月 23 日にしか遠出できませんので、武奈ヶ岳で雪山のトレーニングをすることにしました。
+++++
2 月の第 3 週の寒波は去り、2 月 18 日からの西日本は温かく、雨も降りましたので、武奈ヶ岳の雪も望めなくなっていました。しかし、2 月 20 - 22 日は寒くなるということで 2 月 22 日のいくつかの山行記録を拝見しますと、武奈ヶ岳に雪があるということでしたので、出かけることにしました。
当日(2023 年 2 月 23 日)の滋賀県大津市南小松(比良の北隣)の平地の最低気温は 0.7 度、最高気温は 7.9 度でした。
比良駅に降り立った時は小雨、イン谷口から大山口に登っている間に雪になりました。風はほとんどなく、歩けば暑く、いつものように、冬山で大汗をかいてしまいました。
ハードシェルのベンチレーションは、上下とも 1/3 ほど開け、上ハードシェルの前ファスナーの上半分も開け、手袋は、暮雪山多目的保安林駐車場で靴を履き替えて出発してからラフ&ロードのゴアウインドストッパーマルチグローブ(バイクライダー用の防風手袋、親指と人差し指の指先が出せる、耐水性はない)を使いました。
コヤマノ岳への登りの終盤、稜線が近づくにつれて風が強くなってきましたので、ハードシェルの上下のベンチレーションを閉め、防寒テムレスをオーバーグローブにして装用しました。
下に気象データを挙げておきます。
+++++
前回の段ヶ峰よりも少し重量を増やしてトレーニングすることにしました。水分 1.5L を含む約 17.5kg の荷物でスタート。おもりは履き替えの街歩き用靴とピッケル、アバランチセットです。
20230205-但馬遠征-段ヶ峰-フトウガ峰-達磨ヶ峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5155951.html
暮雪山多目的保安林駐車場で靴を履き替えて(Mizuno Snow Scape II → La Sportiva Trango Tower Extreme)、トレッキングポール (Black Diamond Distance FLZ) を出し、背負っている重量は、両足の靴の重量分、約 780g とトレッキングポール 2 本分、約 440g 軽くなりました。
青ガレの手前でアイゼン(Grivel G12 J Matic)とロングゲイターを装着、約 1kg 軽くなりました。
武奈ヶ岳で SnowPlak Approach を装着、両足分、750g 軽くなりました。
行動中、水 500ml と、コヤマノ岳への途中で塩豆ミニ大福 1 ケ、北比良峠への登り返しの途中で塩豆ミニ大福 1 ケを補給し、イン谷口に着いた時に背負っていた重量は、クランポン類は手に提げていましたので、約 14kg になる計算です。
イン谷口に到着して靴を履き替えたついでにデカビタ C ダブルスーパーチャージ 200ml を摂りました。
+++++
ハクキンカイロミニの使い方(2 個携行)
体は汗をかく暑さなのですが、私の指先は寒さに弱く、ハクキンカイロミニを左右のハードシェルの袖口(二重構造になっています)の中に 1 ケずつ仕込み、袖口のマジックテープを閉めて落ちないようにしますと、手首で血流が温められ、指先が少しましになります。
帰路の電車の中では、ハードシェルの内ポケットに入れて、体幹を温めます。
+++++
SnowPlak Approach とアイゼンの適合性
雪面に対する衝撃は SnowPlak Approach が担うのですが、足 - 靴 - アイゼンの固定力に対してアイゼン - 靴と SnowPlak Approach の間の固定力が弱いと、アイゼン - 靴と SnowPlak Approach の間に力が集中してしまうようです。
SnowPlak Approach と アイゼン - 靴との間の固定力は、
1.
SnowPlak Approach の爪先のループから靴の踵に回してかけて締めたバンド、
2.
SnowPlak Approach の爪先内側の出っ張りが靴の爪先とアイゼンの爪先部分との間に挟まっている状態、
3.
SnowPlak Approach の横のバーがアイゼンのプレートの出っ張りとちょうどつっかえている、
になっているようです。
SnowPlak Approach の横のバーがアイゼンのプレートの出っ張りとちょうどつっかえるように横バーの位置を調整しないと、
まず、歩いているとカチャカチャ音がします。これが注意信号のようです。
↓
バンドをきっちり締めていたらバンドは緩まず、SnowPlak Approach の横のバーを停めているネジの方がずれて、SnowPlak Approach がアイゼンから外れそうになる。
↓
アイゼンを靴に固定する踵のパーツのネジの締め具合が緩めだと、アイゼンが SnowPlak Approach ごと靴から外れる。
ゆるやかな下りで快調に飛ばしている時、これが起こりました。登りではゆっくりゆっくりなので、ここまでにはならないようです。
もし、アイゼンと靴の固定性が十分高いと、SnowPlak Approach の方に力が集中し、鉄製のアイゼンと鉄製のネジよりも、アルミ製の SnowPlak Approach のほうが破損するかもしれません。
SnowPlak Approach の横のバーとアイゼンのプレートの出っ張りとの当たり具合は、きっちり過ぎると装着できなくなるので、ギリギリに調整する必要があるようです。
+++++
ネックゲイター(Buffフェイスマスク二つ折り)の使い方
山中、狭い登山道で人とすれ違う時などのマスク代わり(お互いの安心感程度の効果ですが)。
頭や顔にかいた汗が首から下に流れて衣服を濡らすことの防止(体幹も汗をかくのですが)。
ちょっと寒い時の防風防寒具(寒冷用の MAMMUT Aconcagua Light Neck Gaiter も携行しています)。
+++++
気象庁 過去の天気図
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickmonthly.html
2023 年 2 月 19 日
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20230219
20 日
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20230220
21 日
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20230221
22 日
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20230222
23 日
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20230223
気象庁 過去の気象データ検索 滋賀県南小松 2023 年 2 月
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php?prec_no=60&block_no=1083&year=2023&month=2
日ごとの値 主な要素
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=60&block_no=1083&year=2023&month=2
降水量
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=60&block_no=1083&year=2023&month=02&day=&view=g_
気温
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=60&block_no=1083&year=2023&month=02&day=&view=g_tem
tenki.jp 滋賀県の実況天気 2023 年 2 月
19 日
https://tenki.jp/past/2023/02/19/weather/6/28/
20 日
https://tenki.jp/past/2023/02/20/weather/6/28/
21 日
https://tenki.jp/past/2023/02/21/weather/6/28/
22 日
https://tenki.jp/past/2023/02/22/weather/6/28/
23 日
https://tenki.jp/past/2023/02/23/weather/6/28/
+++++
樹下神社と天満神社
新近江名所圖会 第195回 点と点を結ぶ −大津市南比良の樹下神社・天満神社−
投稿日: 2015年3月18日 作成者: 滋賀県文化財保護協会
http://shiga-bunkazai.jp/%E6%96%B0%E8%BF%91%E6%B1%9F%E5%90%8D%E6%89%80%E5%9C%96%E4%BC%9A%E3%80%80%E7%AC%AC195%E5%9B%9E%E3%80%80%E7%82%B9%E3%81%A8%E7%82%B9%E3%82%92%E7%B5%90%E3%81%B6%E3%80%80%EF%BC%8D%E5%A4%A7%E6%B4%A5/
探訪 比良から木戸を歩く -2 天満神社と樹下神社、その境内にて
2016.07.14
https://plaza.rakuten.co.jp/asobikokoro2/diary/201607140000/
JAPAN GEOGRAPHIC 滋賀県大津市比良 天満宮、樹下神社
https://japan-geographic.tv/shiga/otsu-hira-tenmangu.html
樹下神社 滋賀県大津市南比良
2018年05月11日
https://www.buccyake-kojiki.com/archives/1069973951.html
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する