紅葉の中央アルプス縦走 木曽駒ヶ岳・空木岳



- GPS
- 14:12
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,521m
- 下り
- 2,936m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:45
天候 | 2日とも晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
木曽駒ヶ岳〜空木岳の稜線は、意外とアップダウンがあります |
その他周辺情報 | 「こぶしの湯」は駒ヶ岳ロープウェイの半券を持って行くと50円割引(半券1枚で大人4人) |
写真
装備
備考 | 駒峰ヒュッテ満室で、テラスにテントを張らせていただきました。 混雑期に遅く着くならテントを持っていったほうがよいです。少なくともツエルトは必携かと。 |
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感想
ヤマレコの記録をみて紅葉を期待して中央アルプスへ。
菅の台バスセンターは5時前に満車で1キロくらい先の黒川平駐車場に誘導されました。駐車料金は菅の台バスセンターと同じ500円。20人ほどの人がバス待ちしてました。菅の台バスセンターでバスを待っている人がすべてはけてからじゃないと乗れないだろうなと思ったのですが、やってきたバスには空席があって、そのときに黒川平で待っていた人がほとんど乗れました。乗車券購入の列もなく、かえってよかったかも。
しらび平でも、ロープウェイは2台待ちくらい。今回の山行の核心は、なんといっても千畳敷にスムーズに着けるかだと思っていましたが、意外にも6時半過ぎには千畳敷に着きました。
まずは木曽駒ヶ岳を目指します。さすがに八丁坂は渋滞してましたが、想像ほどではなく30分くらいで乗越浄土へ。宝剣山荘裏にザックをデポして木曽駒ヶ岳に向かいます。
木曽駒ヶ岳からの展望は最高で、北は槍ヶ岳、東は南アルプスと富士山、南にこれから向かう空木岳、そして東には御嶽山が静かに佇んでいます。まさかこのあとあんな噴火が起きるとは・・・
宝剣岳は、山と高原地図では破線ルートになっていますが、岩場に慣れた人なら注意すれば行けるでしょう。宝剣岳から極楽平に向かう途中の奇岩からみる千畳敷は絶景です。
稜線を歩いて檜尾岳に着いたのは12時。計画では檜尾避難小屋に泊まる予定でしたが、ここで終了するにはちょっと時間が早い。でも駒峰ヒュッテまでのCTは4時間半。予約してないので木曽殿山荘は選択肢に入れられず、しばし思案。
結局、日が暮れるまでには着けるだろうということで続行を選択。意外とアップダウンのある稜線の道は、途中からガスが出始め展望がなくなりました。
木曽殿山荘からの登りは疲れた体に堪えましたががんばって歩き、空木岳手前では何度も「この先がピーク?」と期待を持たされました。
山頂に着くとガスも晴れ始め、目指す駒峰ヒュッテが眼下にみえます。このとき会った方に、昼ごろ御嶽山が噴火したと聞かされました。雲の向こうをみると、たしかに白い雲とは別の黒い噴煙らしきものが見えます。このときは、これほどの被害とは思っていませんでした。
駒峰ヒュッテに着いて受付をしようと小屋番さんを探すと困ったような表情をされ、「テントかツエルトは持ってませんか?」と。檜尾避難小屋は混んでいて泊まれない可能性も考え、念のためテントを持ってきてよかった。テラスで食事をして、寒くなったのでテントに入り、持参したワインなど飲んでくちろぎました。テント泊パーティーはもう一組あったようです。
翌朝、暗いうちに起きだすと満天の星。眼下には街の灯りが山をとりまいています。こんな夜景は北アルプスでは見られません。
前日がんばって歩いたので、下山はわずか3時間半。天気も眺望もよかったので、ちょっともったいなかったかな。タカウチ場に表示のあったタクシー会社に連絡をとったら、林道終点でもう一度電話してほしいといわれ、あずま屋のあるところまで出て再び電話してクルマが入れる場所を聞きました。菅の台バスセンターまでだったら歩いてもよかったのですが、黒川平だったらタクシーのほうがよいかな。タクシー代は3,000円ちょっと。
帰りに、ロープウェイ半券で50円割引になる「こぶしの湯」に入って帰りました。昼ごろ出たので中央自動車道の渋滞にもはまらずに帰れました。
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