鹿倉山《京都百名山》
- GPS
- 08:01
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地形図に登山道は描かれていない。古い倒木が邪魔するが問題なく歩ける。鹿倉山以外は山頂標識や指導標はない |
写真
感想
三和町中出の集落内は駐車できそうな所がなく、横谷キャンプ場の林道の脇に車を止めた。登山口まで1厖召衞瓩辰禿仍蓋のネットの扉を開き登山道に入った。暫く登山道があったが山麓を真っすぐ行ってしまったのでP351の北西尾根を直登すべく取付いた。地形図に登山道の記載はないが何となく踏み跡がありP351に達すると建物の跡があり嘗ては神社か寺だったのかそれともただの小屋か判別が付かない建物だった。南東方向に続く尾根を進むと八川山(450m’)に到るが山頂標識はなく、樹林で展望も得られなかった。八川山南に少し下ると西側が開けた所があり、周回縦走の後半に歩く細見川左岸の尾根やその先に粟鹿山(962m)、親不知(604m)が望めた。
稜線に岩が混じりだし鹿倉山との鞍部に到ると鉤掛地蔵があり石積みの中に石仏が鎮座していた。東側の狼谷から道があるようでここから始まる鹿倉山への斜面は所々テープが巻かれていた。地面から白いものが見え落葉を除けるとギンリョウソウのようでもうすぐ鎌首を擡げそうだった。100m程の登り返しで稜線の瘤に到るとまだ前面に鹿倉山(548m)の姿が大きかった。山頂に到ると何かの石の祠がありその前に3等三角点「四村山」が設置されていた。山頂標識は薄れて読めなくなったものばかりで地面に転がる判読可能なものを点標の前に置き写真に収めた。木が茂りだしているが展望が利き福知山市街とその向こうに三岳山(838m)、江笠山(728m)、大江山(832m)などを望むことができた。
厳密には鹿倉山山頂は福知山市域に属するが山頂部の東肩は京都府と兵庫県の県境が東から来て南に下っている。此の南に続く府県境に沿って下らなければいけなかったが地図を見ることもなく東に下り続けた結果、「←桑原 兎原→」の標識のある峠に到った。鹿倉山南直下の峠と思い込み更に東に進んだ処で漸く現在地を確認してとんでもない処に来ていることが分かり地図にあるトラバース道を歩き元に復すことを目論んだがトラバース道ははっきりせず歩き易そうなところを適当に進み30分掛かって本来の峠に復帰することができた。P406を越えると野瀬峠で三和町田ノ谷と春日町野瀬を結ぶ峠だったようだ。風が出てきて立ち止まると寒い。峠の南側に風を避けて早めの昼食休憩を取った。
西向きに進路を変え、単調な稜線のアップダウンを繰り返し三春峠(447m)に到ると府道709号線が越え東屋もあり反対側の登り口には開通した記念の石碑があった。昭和43年に開通した当時の蜷川知事の揮毫がありあまり好きあ人ではないが何か懐かしさを感じた。三春峠からの登り返しは急登で厳しいアップダウンで田野谷三角点(3等470m)に到った。この先山名のあるピークはなく三角点4峰と標高点4峰がポイントとなる。P501は府県境尾根の曲がり角にあり西にそのまま進むと市島町の妙高山へと続いている。ピークから少し戻り北へ続く斜面を下った。P429を過ぎると標高307mの三和町松村と市島町神池を結ぶ峠(名前は分からない)に達した。登り返して寒谷三角点(かんだに4等409m)で手間に壊れた共同アンテナ登山道脇に倒れていた。
北に進み打尾谷を回り込むように尾根が東に振れると明瞭な稜線を何の疑いもなく進んでいると左手にしっかりした尾根が見え、コンパスを見ると北に進んでいるようで2回目の道間違いが判明した。仕方がないので元に戻ってみると正しい進路は草深い入口で「行ってしまうのも無理はない」と自らを慰めた。P355を通り西松三角点(4等370m)を過ぎると府県境尾根が北北東に去って行き再び福知山市域となった。3度目の道間違いは南東に下る尾根に入ってしまったが直ぐに気付き被害は浅かった。次のP324とその手前は樹林が薄く今日登った鹿倉山が八川山を従えてどっしり聳えているのが望めた。
今日最後のピークは中出三角点(3等292m)で何処からともなく明瞭な踏み跡が稜線に現れ中出三角点直下に到った。地形図にあるように道は西側を巻いているので尾根を登りピークに到った。綺麗な点標があり傍らの木に点名を記した札が下がっていた。明治24年に選点された三角点だが平成8年に更新された点標だった。最後にまた西に下り過ぎて下山路を外してしまった。登山道に戻り下って行くと崩れた廃屋の旁に下り立った。また1厖召蠅亮崙司發で駐車地点に戻り、長い周回縦走を予定より1時間早く終えることができた。
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