吾妻連峰縦走
- GPS
- 17:47
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 2,002m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 8:30
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:33
天候 | 前日台風18号通過 1日目 晴れのち曇り(強風) 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日が台風だったせいか、登山道が沢のようになっていたり、水浸しになっていたりした。幸い、沢の水量はそれほどでもなく安心して渡れた。 登山道脇の笹がかなり成長している箇所があり、足元が全く見えないところがある。 |
その他周辺情報 | 中ノ沢温泉の花見館で温泉を頂いた。下山が遅くなったが、遅くまで日帰り入浴に対応しているので助かる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖アンダーウェア
タイツ
ズボン
靴下
帽子
手袋
雨具
防寒着
サングラス
日焼け止め
MILLET SAAS FEE 30L
iPhone5s
ヘッドランプ
行動食
Jetboil
プラパティス
飲料500mLx2
一眼レフ
三脚
タオル
座布団
コッヘル
コップ
スプーン
フォーク
アーミーナイフ
コーヒーセット
食料5食分
携帯ラジオ
ファーストエイドキット
シュラフ
着替え
お酒とおつまみ
|
---|---|
備考 | 携帯ラジオのバッテリーでiPhoneの充電が足りると思っていたら、全く足りなかった。 |
感想
以下の3つの理由があって、急遽5日に予定を立てて吾妻連峰を縦走してみました。
・友達と5日に安達太良山に登る予定だったが、天候不良のため中止で消化不良だった。
・MILLET SAAS FEE 30Lを買ったので使用感を試したかった。
・12月に宮之浦岳へ1人で登るので前哨戦が必要だった。
7日は5時半に家を出発予定だったが、寝坊のため7時出発。相変わらず朝が弱い・・・
会津側からスカイラインを通って浄土平ビジターセンター手前の兎平駐車場に行きました。こっちは駐車料金無料なので、登山の際は良く利用しています。ただ、トイレが無いため、ビジターセンターに寄ってから一切経へのルートを取りました。トイレついでにインフォメーションセンターで登山届を書いて出発しました。
右側に蒸気を見ながら、まずは酸ヶ平小屋を目指しました。春先にはよくバックカントリーしに通るんですが、雪がない時期は初めてだったので、とても新鮮でした!紅葉と沢も綺麗でした。酸ヶ平から一切経の道では鎌沼も見えて、湿原が赤く染まっていました。右側には吾妻小富士の噴火口と福島市が一望できて壮大な景色が広がっていました。
一切経にはすんなり到着したのですが、風がめちゃくちゃ強かったです。台風の影響がまだあったのかな?少しでも止まっていると体が冷えてしまいそうだったので、記念撮影だけして縦走路へ向かいました。そう言えば、山頂では縦走路の方から来た人とすれ違ったんですが、今思えばこの日出会った最後の人でした。つまり、西吾妻避難小屋まで誰とも会いませんでした(笑)
一切経を少し下ると五色沼、別名で魔女の瞳が現れました。テレビとかで見たことはあったんですが、実際に見るとめちゃくちゃ蒼くて綺麗でした。まさか山中にこんな沼があるなんて!五色沼を過ぎた後は森の中って感じの道がずっと続いていて、あまり景色は楽しめませんでした。登山道も水浸しだったり、沢みたいになっていて結構大変でした (>_<)
いくつかのピークを超えて、昼食は鳥帽子山で食べました。ちょうど視界が開けていて谷地平が一望できる場所でした。今回、初めてカップヌードルリフィルを買ってみたんですが、これが意外とJetboilにぴったりでした!サイズ的にもそのまま麺をJetboilに入れられて、ゴミも少ないのでオススメです。
昼食後はひたすら歩いて歩きまくりました。東大巓付近からは木道も出てくるようになったので、比較的歩きやすくなったので助かりました。途中、人形石からのルートを間違えたのですが、気づいて引き返したトラブルがありましたが、それ以外には特に問題もなく西吾妻避難小屋まで行くことができました。そう言えば、大凹の水場以外にルート上に水場は無かったので、ここで沢山汲んでおくことをおすすめします。
避難小屋に人居るかな〜と考えていたのですが、誰も居ませんでした。独り占めです! 着いた後は日没まで少し時間があったので、荷物を置いて辺りを少し散策して夕焼けを撮影したりしました。吾妻連峰の最高峰、西吾妻山も少し照らされていました。登るのは翌日ですが。
数十分で暗くなったので、真っ暗になる前に避難小屋に戻って夕飯にすることに。夕飯はJetboilで炊飯に挑戦してみました!直接お米を入れて炊いてしまうと米が焦げ付いてしまうので、アルミホイルを敷いて炊いてみました。結果は芯が残ってしまいました(T_T) 出してみたら水もかなり出てきたので、もっと水分を飛ばす必要があったみたいでした。まあ、食べられなくは無かったので、フリーズドライのハヤシライスとともに食べました。
疲れていたのもあって、就寝は早めの20時ぐらいでした。しかし、寒さもあってか2時間ぐらいおきに起きてしまったため、真夜中ぐらいに持ってきていた日本酒とおつまみを食べて体を温めてからまた眠りにつきましたが、それでもやっぱり2時間おきに起きてしまいました(>_<)
そして気がつけば朝5時。朝食でフリーズドライのかに雑炊を食べて準備していたら出発は6時になってしまいました。うーん、やっぱり朝は弱いです。外に出て、ふと地面を見ると見事に凍っていました((((;゜Д゜)))) どおりで寒かったわけです。
復路はまず西吾妻山に登りました。小屋からは10分ちょいで着いたので楽でした。山頂は噂通りの展望のなさ(笑) 記念撮影をしてさっさと出発しました。うっすらと凍った木道の上は滑りやすくてちょっと危険でした。今日も人と会わないのかな〜と思ってたら月明荘の分岐の手前ぐらいで3人パーティの登山者とすれ違いました!その後は谷地平へ降り始めたところぐらいで2人パーティの若い登山者とすれ違いました。向こうは人と会うと思ってなかったらしく、驚いてました(笑)
沢を何回か渡りながら、なが〜い下り坂を降りると谷地平の湿原がいきなり広がって周りの山々が見渡せました!平らな木道はとても歩きやすかったです。昼食は谷地平避難小屋でカップヌードルリフィルを食べました。
下ったって事はその分登らなきゃいけません。昼食後は東吾妻山までずーと登りでした。ここでも人と会わず(笑) でも東吾妻山に登ってる最中は3組ぐらいとすれ違いました!浄土平から近いので、登山者も多いんでしょうね。
東吾妻山でも快晴のままで正面には磐梯山と桧原湖・猪苗代湖が一望でき、さらに後ろを振り返ると福島市と吾妻小富士まで見渡せました。下りは鳥子平まで黙々とあるくだけ。ここでも人と会わず。
鳥子平にでると、10数名の団体さんがバスを待ってるようでした。ここまで来るのに予想以上に時間が掛かっていたため、ラストは駆け足で行ってみました。平坦な道だったので、標準コースタイムの半分で兎平駐車場にゴールできました!
登山ポストは浄土平にしか無いので、車で登山届を出すために浄土平まで行って帰りました。
P.S.
帰り道で月が大きいな〜と思っていたらちょうど皆既月食の日だったからでした。すっかり忘れてましたorz
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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