鳳凰三山ー夜叉神峠からテン泊ピストンー
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- GPS
- 28:12
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,365m
- 下り
- 1,556m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:50
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 12:20
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復:夜叉神峠17:11⇒18:20甲府駅着・上に同 運よく2席空きあり 甲府始発かいじ122号18:56発、自由席に乗車。窓側ですら空席多数。 往路では芦安駐車場から乗った方々がほぼ座れず、帰路は逆に芦安駐車場で大部分の方が降りて車内ガラガラ状態でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所は無し。稜線に出、薬師岳へ向う辺りで強風。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ニット帽
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
鈴
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
三脚
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 好天で日差し強。サングラス、日除け帽子があれば良かった。 |
感想
前略 南アにデビューでございます。
当初の予定は夜叉神峠⇒南御室小屋テン泊⇒鳳凰三山⇒白鳳峠⇒広河原であったのだが、上り始めて早々両脚の踵にピリリとした痛みを覚える。
『なんか、やばい。』
慌てて靴を履きなおし靴紐を締めなおすも時既に遅し。小屋に着く頃には踵の傷みはピリリからビリビリとしたものに変っていた。
『これ、何もしないで明日帰るってことにもなりかねないなぁ。』
小屋番の女性に何泊ですか?と尋ねられ、当初は1泊で白鳳峠から下る予定だったのだが、足が云々・・・、もしかしたらテントを置いて身軽でもって三山を登って来て、もう一泊して帰るかもしれない。正直、明日にならないと何とも言えないのです、と伝えると小屋番の女性、よかったらこれ。と数枚のカット伴を差し出してくれる。やさしさに、感謝。ありがとさんでござんした。m(__)m
強風が轟々と吹き荒ぶ音が聞こえる真夜中、地図と睨めっこしながら3通りの案を容易した。
1案。とりあえずは身軽でもって三山を目指し歩いてみて、痛みが耐えられぬモノだったら戻って来て撤収、ゆっくり時間をかけて山を下りる。
2案。痛みが耐えられる程度であったら、そのまま三山を歩きもう一泊してからゆっくり山を下りる。
3案。傷みがさほどでなく、尚且つ時間的にある程度の余裕があった時、戻りテントを撤収して17:11分発のバスに間に合うように山を下りる。
して翌朝、靴下を履く時から既にビリリと踵は痛い。しょうがない、まずは歩いてみようと腹を決め4:30、テン場を出発。最初の10分間位がまぁ激痛であった。正直、駄目だなこりゃと思ったのだが、尾根に出れば上りは終る。下りは痛くない踵なんだからこの上りをとりあえずは耐え忍んで、尾根に出てからもう1度考えようと思いなおし、上りで踵に負担のかからない歩き方を模索しながら真っ暗な道を進んだ。
その内、東の空が橙色に染まり始める。痛みも徐々に薄れて行き、尾根に着く頃には騙し騙し上りも歩けるような按配にもなる。
『よし、これならとりあえずは行ける。2案はやれる。』
結果的には3案であった。でも、最後は痛みもさることながら、体力的にヘロヘロでもあった。
天候に恵まれ、あの美しく雄大な眺めがあったからこそ歩いていられたのだろうと思う。曇天なり雨であったら、きっと直ぐに下山を決めていたに違いない。
無理をしたなと反省する一方、でも耐えさせ歩かさせた南アのパワーに魅せられてもいる今、両脚の踵は真っ赤に炎症を起こしピリリと常に痛みが走る。
少しほろ苦いデビューであったが、いい勉強にもなった。
踵に傷を作ることなく歩けるようになった折には、2度目の南アをきっとやろうと強く思う。
昨日、10月10日、身軽にして、観音岳まで往復しました。
時間を拝見すると夜叉神峠で休んでいらっしゃった方かと、、
私は夜叉神峠もすぐに出発しましたが、、。
良い写真が撮れましたね、、
私は、SDカードリーダーエラーで数多くの写真をだめにしましたが、、
Y-chan
覚えています。
軽快なY-chanさんの峠を下る足音が、規則的にだんだん
小さくなっていったのを、ベンチに座って聞いていました。
私はそうとうにヘロヘロでしたが、とても楽しかったなぁと
今思っています。
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