尾瀬の紅葉前線は標高1500m(笠ヶ岳〜至仏山)
- GPS
- 08:47
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:47
14:45津奈木橋-15:15坤六峠-16:05湯ノ小屋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
(山と高原地図のPに停めたつもりでしたが、戻ってくると私有地駐車禁止の貼り紙が) 帰り:水上IC この3連休の週末まで、津奈木橋〜鳩待峠はマイカー規制です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ワラビ平手前の林道は雑草が背丈まで伸び、道があっているのか心配になりました。 ・その後の登山道は笹が刈られていて快適でした。(マイナールートなのに感謝!) ・笠ヶ岳〜オヤマ沢田代までは泥濘が多いです。 |
写真
感想
毎年GWに登っている至仏山ですが、その度に気になっていたのが笠ヶ岳。
オヤマ沢田代付近から見ると、北アルプスの笠ヶ岳にも負けずとも劣らぬ端正な山容が視界に入ってきます。
湯ノ小屋から縦走で鳩待峠へ抜け、
帰りは紅葉の名所照葉峡を見ながら自転車で戻る計画とします。
今年は紅葉の進捗が早過ぎて見頃が良くわからなくなっていますが、
今回は標高700m台〜2200m台まで歩くので、どこかで紅葉にあたるだろうと、
アバウトな計画で挑みます。
最初は登山道と林道を交互に歩きます。
ワラビ平手前の林道は草ぼうぼう、大規模な倒木があったりと、
本当にこの道で良いのか不安になります。
避難小屋まで来ると、武尊山や谷川岳など眺望が開けます。
時々笠ヶ岳も見えますが、西→南から見ると微妙に形が変わっていきます。
標高1900mを超えると湿原が現れ、そして燧ヶ岳・至仏山が見える片藤沼に到着。
快晴の空と相まって、素晴らしい景色です。
片藤沼からは笠ヶ岳までは短い岩場の登り。
たどり着いた山頂は360度の絶景ポイント。
武尊、谷川、巻機、越後三山、至仏、日光、赤城など錚々たる山が見渡せます。
山頂で昼食を取っているとこの日初めての登山者と会いました。
その後オヤマ沢田代までは開ける所と樹林帯が交互に現れます。
オヤマ沢田代が近づくと人の声が聞こえるほど賑やかになりました。
しばし渋滞がありますが、至仏山まではいくらもかかりません。
いつも雪の上を歩いていたので、雪がない登山道は新鮮。
小至仏山は残雪期はトラバースするので初登頂、
至仏山は登頂10回目にして初めての無雪期登頂となりました。
鳩待峠までは紅葉もほぼ終了し、見所もあまりなかったのですが、
鳩待峠〜津奈木橋は紅葉のピークで、ここで一気に写真を撮りまくり。
普段歩くことのない津奈木橋までの車道歩きですが、
この日ばかりは歩いて良かった、とつくづく思いました。
津奈木橋で自転車をピックアップし、坤六峠まではヒルクライム。
1か月前、暗闇を自転車で走った蝙蝠岳の時と違って、
きれいな紅葉を見ながらなので快調です。
坤六峠からは下るだけで、車と違って景色もゆっくりと見れます。
途中照葉峡では随所で自転車を停めて、滝や紅葉見学です。
時期が良かったと思いますが、自転車を使った周回は素晴らしいルートでした。
笠ヶ岳の絶景はもちろんのこと、紅葉の車道歩き&サイクリングと、
秋満喫の山行でした。
コメント
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hirokさん、こんばんは。
やはり、自転車をからめるとルート取りが格段に広がりますね。
自転車を車にのせると寝るスペースなくなってしまうし。
すばらしい展望もさることながら、池塘や池が好きな私としては、楽しく歩けそうで魅力的なところです。
鳩待から先の、徒歩+自転車の区間も、ただの移動ではなくて、まさに紅葉ロード。すばらしいです。天気、そして行く時期は大事ですね。
sat4さん、こんばんは
自転車は登山の幅が広がって楽しいです。
先月の蝙蝠岳はちょっとやり過ぎでかなり疲れましたが、
今回は登り300m、距離20kmとお手軽でした。
斜度が10%を超えるとかなりきついのですが、
今回はほどほどで景色を見ながら堪能できました。
車中泊の時は自転車は外に下ろしてしまいます。
やはり池塘や沼は晴天が最重要ですね。
青空に映えて気持ち良かったです。
それにしても山の紅葉はほぼ終了、そのせいで帰りの徒歩+自転車が
思いのほか楽しめました。
標高が100m違うだけでかなり色付きが違うので、
ほんとの見頃は短いのですね。
hirokさん、こんにちは
自転車利用の笠ヶ岳&至仏山、参考にさせていただきます。
天気にも恵まれて、紅葉も楽しまれて、いい山行でしたね。
それにしても至仏山10回目ですか!?
今回のルートは経験の豊かさからの発想ですね。
私は、尾瀬周辺は経験不足で、通わねば…と思っているところです。
Happiさん、こんにちは
至仏山は山スキー目的で、ほぼ毎年のように登ってます。
さすがにルートも完全に頭に入ってますが、
雪がないと微妙にルート取りが違って、新鮮でした。
山頂に到着した時に、こんな斜面を滑っているんだあ、と感慨ひとしお。
いつも端正な山容の笠ヶ岳を横目に登っていましたが、
ようやく行けて良かったです
自転車には暑くもなく、寒くもなく、
紅葉を見ながらの快適なサイクリングとなりました。
尾瀬は東京方面からだと、意外とアプローチに時間かかりますよね。
花の季節も行きたいのですが、なかなか行けていません。
hirokさん こんにちは
台風が予報よりのんびり進んでくれたおかげで、
土曜日の天気は上々でしたね
空の青さを映しこんだ深い青色の池がとてもキレイです。
最後の車道歩きは退屈になりがちで、
hirokさんの場合はその先にバイクのあとのヒルクライムもあって大変そうですが、
今回は紅葉の最前線だったようで快適な区間だったようですね
青空に映えた紅葉はとてもきれいで、写真を取りまくる気持ちは共感します。
アバウトな計画とのことですが、巧妙な計画だったのではと思います
doppo634さん、こんにちは
土曜日はのろのろ台風のお蔭で完璧な天気でした。
ただ朝は冷え込んで、車の温度計が今シーズン初めて氷点下となりました。
津奈木橋のあたりは道の側面から水がしみ出しているのですが、
一部凍結していたのにはびっくりでした
バスやタクシーが通る鳩待峠〜津奈木橋の車道を歩いているのは
多分私ぐらいだったと思いますが、
予想以上の紅葉のきれいさに、歩いて良かったと微笑みました
もう標高1500m付近まで紅葉が下りているとはびっくりですが、
お蔭で車道歩きとヒルクライムが紅葉ハイライトとなって結果オーライでした
hirokさん、こんばんは。
湯の小屋からのルート、笠ヶ岳を歩く時は、ここを絡めたい
と前から思っていましたが、交通手段がネックでした。
このように自転車を使うと、とっても楽しく回れますね。
しかし、ママチャリだとちょっと無理かなあ。。。
だいぶ先かもしれませんが、ギア付きの自転車を手に入れた
時には、具体的に検討してみます
紅葉は1500メートル付近ですか。そうすると、尾瀬の見晴
あたりも良さそうですが、次の週末だと、もう遅い感じでしょうね。
(また台風が来てますし)
youtaroさん、こんばんは
湯の小屋ルートは人と会わない静かな長いルートでした。
その割には笹がしっかりと刈られていて助かりました (林道を除いて)
笠ヶ岳は360度の眺望ですし、片藤沼もなかなかの雰囲気でした
熊の生息地とのことだったので、鈴2つ鳴らして歩きました。
津奈木橋から坤六峠まではギアなしの自転車では。。。
ただ歩いても5kmちょっとなので、
景色のいい紅葉の季節ならば、youtaroなら楽勝で歩けてしまうのでは
車は少ないですが、バイクがそこそこ走ってました。
自転車も数台すれ違いましたが、登山姿は私だけでした。
この勢いだと10月中にほとんど紅葉が終わってしまいそう。
今接近中の台風が、ダメ押しにならないといいのですが。
hirokさん、こんばんは
さっそくお気に入りに登録させていただきました
自転車で少し登りがあるとはいえ、マイナーだけどよく整備されたコース
が歩ける最高のルート取りですね
しかも人気の尾瀬に静かに登れる…
わたしも是非行ってみたくなりました
shigetoshiさん、こんばんは
周回に難のあるルートのため、湯ノ小屋ルートは歩く人が少ないと思いますが、
その割にはきれいに手入れされてました。
避難小屋はちょっと使う気にはならない感じでしたが。
尾瀬の端ではありますが、笠ヶ岳はほんとに静かな山行が楽しめます
一方、オヤマ沢田代まで来ると、一転して賑やかな登山道に一変。
さすが至仏山のメインルートは人がたくさんですね。
ところで、登山同様shigetoshiさんは自転車もすごい勢いでヒルクライムでしょうか
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