景信山〜陣馬山縦走
- GPS
- 06:47
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 906m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 6:46
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:陣馬高原下停留所乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木下沢林道は工事中のため通行に注意。 林道〜景信山ルートはやや狭いトラバースあり。 |
その他周辺情報 | 昼食① 景信山・・・三角点かげ信小屋にて軽食 昼食② 陣馬山・・・陣馬山頂 信玄茶屋にて軽食 下山後は京王高尾山温泉 極楽湯に移動し入浴・夕食 https://www.takaosan-onsen.jp/ |
写真
装備
MYアイテム |
へるにゃん
重量:4.02kg
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感想
初心者を案内して景信山〜陣馬山を縦走。
予定では陣馬高原下を出発、景信山から下山し木下沢梅林で観梅をしてから高尾山口まで歩く予定だったが高原下行きのバスを逃してしまったので逆ルートで歩くことになった。
初心者と登るなんて一体何年ぶりの事だろう。計画を立てるうちに週末は山に入るのが当たり前になりすぎていて山行に対する感覚が麻痺してしまっている自分がいることに気が付いた。初心者が登る際の一般的な距離や標高差、注意すべき要点についてまるで見当が付かないのだ。
そういえば登山を再開して最初に登りに行ったのも陣馬山だった。初心に立ち返って計画に取り掛かる。底沢からの登りに苦しめられ、一ノ尾根を下りてからの車道歩きで足裏の痛みに悶絶したことを懐かしみながら捻り出したのは当時のそれよりも距離も高低差もある山行だった。初心者は大事にしよう。
慎重に山行を組んだつもりだったが、欲張って梅林と陣馬山の絶景を組んだらどうしても初心者登山とやらの範疇を超えてしまう。結局、相手が普段ジョギングやトレーニングをしていて体力があるらしいのを頼みに15kmの行程をこなすこととなったが、さらっと歩いてしまったので体力面での心配は全くの杞憂だったようだ。個人的には高尾山地で一番うえっとなる堂所山直下の急登も一息で上がっていたし、陣馬山手前の階段道でもダレていなかった。お陰で持って行ったトレッキングポールその他はいい歩荷の材料になった。
なお、ラストの陣馬高原下までは和田峠からの車道歩きにした。最後の最後で長い舗装路歩きなんて経験者でもちょっとした拷問なものだが、そこも距離感覚がバグりがちなランナーで「4kmなら歩いても1時間かからない」とか言ってて助かった。本来のルートで景信山まで歩いても余裕こいてたら高尾山まで延長して”わからせ”を敢行しようかと考えていたが案外すんなりやってのけてしまうかもしれない。
トレランもやってみたいらしく軽くランできる陣馬の稜線を選んだら木下沢登山口からの登りでも度々走っていたのには舌を巻いた。下りで横着して跳ねることはあっても登りは普通走らんよ……
ちなみに翌週は雨の中フルマラソンを完走したらしい。
山行の方はまずまずといった所だった。いきなりの予定変更となったが梅林もまだ開園する前でほとんど人がおらず、いつも人でごった返す陣馬山も静かに過ごせるなど案外こちらの方が良かったのではと思えた。日陰や風の通る所は冷えたものの概ね暖かく、山も目覚め始めた様子で花探しも楽しかった。
ただ気温がぐっと上がったせいで景色は霞んでいて、筑波山がなんとか視認できるくらい。肝心の陣馬山からの富士山は雲が出て見えなかった。今回の内容で果たして山が好きになってもらえただろうか。
過去に別の初心者を富士山に案内したこともある。その時同行した人は高校でバスケ部のエースを務め大学ではロックダンスで鳴らした体力おばけのような奴だった。氏たっての希望で吉田口馬返しから日帰りで登頂を果たしたのだがその後一切お誘いはない。
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