見所満載で感動∞ 晩秋の火打山・妙高山(笹ヶ峰起点)
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- GPS
- 10:19
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,148m
- 下り
- 2,129m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:16
天候 | ドピーカン♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 駐車場は、登山口のある小駐車場と舗装された大駐車場がある ※ トイレは大駐車場にあり(ペーパーあり)、小駐車場からも数分で行ける |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山口から高谷池ヒュッテ、黒沢池ヒュッテ、火打山の登山道は、木道や木段など非常に整備されていて、特段危険箇所は見受けらない ○黒沢池ヒュッテから妙高山へは、打って変わって険しい登山道になる ・大倉乗越までは粘土状の赤土でとても滑りやすいので転倒に注意が必要と感じる ・大倉乗越からは一旦下るが、ロープ場がいくつかある急坂なので転倒に注意が必要と感じる ・下り終えると長助池分岐まで外輪山をトラバースするが、ザレていて歩きにくい ・長助池への分岐から妙高山山頂までは急坂中の急坂で、しかも岩がゴロゴロしているので転倒に注意が必要と感じる |
写真
この先は湿原を見ながら下っていく
感想
今週は三連休ということもあり、少し遠出が出来そうなので、火打山と妙高山に行ってみることにする。
台風が近づいているが、天気予報だと日曜日までは天気が持ちそうなので早速計画してみる。
ルートは、まずは高谷池ヒュッテを経由して火打山に向かい、その後、黒沢池ヒュッテを経由して妙高山に向かい、笹ヶ峰に戻ってくる、何とも贅沢な周回ルートを選択。
前日に現地に向かい、19時過ぎに笹ヶ峰駐車場に到着するが、7割程度は埋まっているだろうか。
明日に備えて早速寝よか〜ZZZzzz…
翌日3時に起床し、夜空を見上げると満天の星空で期待大っ!
早速準備をして、4時過ぎに元気に出発っ!
最初は緩やかな木道歩き。
それにしてもとても良く整備された登山道で驚き!
整備されている方々に本当に感謝、感謝!
しばし上っていくと黒沢橋を渡り、更に上っていくと十二曲りに到着する。
他の山々でもそうだが、○○曲りがかなりの急坂であることは認識していたので、気合いを入れ直して上っていく。
案の定、全然2番目の標識が現れず(実際は暗くて見落としていた)、まだかまだかと思いながら上っていくと、いきなり12番目の標識が…
あ、あれっ? もう終わり???
ま、まぁ、勝手に大変だと思い込んでいた訳で…(汗)
そんなこんなで上っていくと富士見平を通過し、高谷池ヒュッテに向かう。
しばし上っていくとアップダウンの少ない山道となり、辺りが開けてきて奥に高谷池ヒュッテが見えてくる。
なんかよさげな予感でテンションが上がってくる↑
途中、アルプス展望台があり寄り道すると、後立山連峰や槍・穂高連峰が丸かじりでき、思わず”おぉー”と声をあげてしまう(汗)
アルプス展望台からちょっと歩くと高谷池ヒュッテを通過〜
高谷池ヒュッテは前日宿泊した、もしくはテン泊したと思われる多くのハイカーで賑わっている。
高谷池ヒュッテからしばし歩いていくと天狗の庭が現れ、人目をはばからず声をあげてしまう程の絶景♪
天狗の庭の湿原をぐるっと回り込むように木道を歩いていき、しばし上っていくとライチョウ平に到着っ!
ライチョウがいないか辺りを見回してみるが、残念ながら出会えず(泣)
でも、このドピーカンとのトレードオフと考えれば少しは救われるかなぁ…
(でも会いたい…)
山頂の上にあるお月さまが早く上ってこいよ〜と言っているようなので、ちょいペースを上げて急坂を上っていくと火打山山頂に到着っ!
山頂からは、360度の大パノラマが広がり、ドピーカンも相まって大大大絶景♪
興奮し過ぎて鼻血が出そう(汗)
絶景の按配は写真に譲るとして、しばし堪能した後、名残惜しくも妙高山に向かう。
ライチョウ平では、またもやライチョウに振られ、願いは叶わず(泣)
でも、慰めてくれるかのように天狗の庭では逆さ火打山&お月さまの絶景が!
もう絶景に出会い過ぎて感覚がマヒしてきた(汗)
黒沢池ヒュッテに向かって上っていくと茶臼山を通過し、ここから下っていくと大湿原がいきなり現れ、またもや驚かせられる。
更に下っていくと、黒沢池ヒュッテに到着っ!
黒沢池ヒュッテは面白い形をしているんだね〜
ここから妙高山へは、外輪山を越えた後、急登を上り返す、大変な道のり(汗)
さー、心して向かおう!
まずは外輪山への上り。
これまでの登山道はかなり整備されていたが、ここから先は一転、一般的な登山道に変わり、しかも個人的に大嫌いな粘土状の赤土…
苦戦しながら上っていくと外輪山の稜線、大倉乗越に到着する。
ここからは、ロープ場がいくつかあり、下り終えると結構荒れている外輪山のトラバース道を緩やかに下っていく。
でも、ここにも長助池の湿原が! イイネ♪
長助池との分岐に到着し、ここから妙高山に取り付く。
ここからは1km、1時間半掛かる程の急登…
もう疲れてきたよー(泣)
下山してくる方々とすれ違うことをいいことに都度休憩する(汗)
しばし上っていくとゆっくり下山してくる方がいて話してみると、どうやらぎっくり腰になったとのこと。
救助を呼んだ方が良いのではないかと諭したところ、まだ時間に余裕があるのでゆっくり下っていき、その上で判断するとのことだったのでご本人の意思を尊重し、また多くのハイカーが行き交っているので何かあれば(あってはならないのだが)フォローして頂けるだろうと判断し、山歩きを続行することにする。
近くに小屋などはないため、まずは救助しやすそうな長助池に向かい、可能であれば燕新道で下山してはと助言し、念のためお名前を伺っておく。
でも、急坂でしかも岩がゴロゴロしているので、微力ながら転倒の見張り役として帯同すれば良かったかなぁ…
帰路時にはお会いしなかったので、無事に帰宅されたと願いたい。
後ろ髪を引かれる思いで山歩きを再開し、急坂を上っていくと、どうにか妙高山山頂に到着っ!
取り敢えず南峰の地を踏んでから北峰で休憩しよう。
昼飯を食べ、景観を堪能した後、下山を開始する。
疲れた体に鞭打って急坂を下り、外輪山を上り返し、大倉乗越から下っていくと黒沢池ヒュッテを通過する。
黒沢池の大湿原の脇を歩いていき、緩やかに上り返していくと富士見平に到着。
ここからは整備された登山道だ!
往路は暗くて分からなかったが、十二曲りから先は紅葉が素晴らしい♪
紅葉を堪能しながら下っていくと無事登山口に到着っ!
今回は素晴らしい絶景、絶景、絶景で大満足できたが、一方でアクシデントに見舞われた方と出会い、自分自身何をすべきだろう、また自身が同じ境遇になった場合にどうすればいいのだろうと考えさせられる山歩きとなった。
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