長石谷〜仙ヶ岳〜鈴鹿峠（1泊2日）

2023年03月19日(日) ~ 2023年03月20日(月)

• GPS: 16:30
• 距離: 31.8km
• 登り: 2,200m
• 下り: 2,510m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:35

9:51 ホテル湯の本
10:01 10:01 寿亭
10:07 10:07 蔵之助
10:18 10:19 長石谷登山口
11:20 11:20 犬星大滝
12:20 12:20 県境縦走路・雲母峰道分岐
12:24 12:24 岳峠
12:26 12:32 県境縦走路・雲母峰道分岐
13:00 13:01 衝立岩
13:05 13:08 鎌尾根5峰
13:33 13:40 キノコ岩
13:42 13:43 水沢岳
13:59 13:59 水沢峠
14:18 14:20 イワクラ尾根分岐
14:51 14:51 仏谷峠
15:08 15:08 小岐須峠
15:21 15:22 馬乗り岩
15:23 15:25 宮指路岳
15:43 15:43 犬帰しノ剣
16:22 16:22 小社峠
16:53 16:54 仙ヶ岳
17:16 17:16 御所峠
17:26 ヨコネ

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:57

5:08 ヨコネ
5:34 5:34 御所平
5:42 5:43 水無
5:57 5:58 家老平
6:16 6:17 小太郎峠
6:20 6:22 船石
6:54 6:54 臼杵山分岐
6:56 7:07 臼杵ヶ岳
7:28 7:29 かもしか高原
7:46 7:53 安楽越
7:58 7:59 相場振山
8:21 8:21 大峠
8:35 8:37 錐山北側のキレット
8:49 8:50 錐山
9:04 9:04 霧ヶ岳
9:30 9:31 四方草山、北峯
9:37 9:37 四方草山、南峯
9:44 9:46 三子山・四方草山・坂下分岐
10:18 10:19 三子山、１峰
10:31 10:32 三子山、２峰
10:43 10:46 三子山、３峰
10:53 10:53 東海自然歩道・三子山分岐
11:14 11:21 鈴鹿峠
11:23 11:33 路傍休憩所
11:36 11:37 鈴鹿峠
11:42 11:43 鏡岩
11:48 11:51 片山神社
12:04 12:05 長峰直登ルート登山口
12:10 12:10 清滝観音の滝
12:17 12:17 坂下宿
13:39 13:39 西の追分無料駐車場
14:05 道の駅関宿

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：近鉄湯の山線 湯の山温泉駅〜三重交通バスで湯の山温泉・御在所ロープウエイ前
復：JR関西本線　関駅

※今回は乗りませんでしたが、亀山市のコミュニティバスが、鈴鹿峠近くの坂下宿〜関駅前の間を運行しています
市内の公共交通について | 亀山市・・・この中の「西部ルート」
https://www.city.kameyama.mie.jp/docs/2014112305289/
https://www.city.kameyama.mie.jp/docs/2014112305289/file_contents/seibu.pdf

コース状況／危険箇所等

以下個人の感想ですが、

（長石谷）
出だしの橋は壊れていました。しばらく続く高巻き道は細くて崩れていて気が抜けません。一箇所3〜4mぐらい岩登りのようなところがありました。中盤以降は「道」という感じではなくなります。ケルンやペンキの印を追って行くと比較的歩きやすいルートをいくことができました。最近落ちてきたばかりっぽい落石がよくころがっていたのが怖かったです。犬星の滝を過ぎると、水がなくなってきて傾斜が増しだんだんと岩がごろごろした感じになりました

（岳峠〜仙ヶ岳）
切り立った崖沿いを歩いているようなところが多いです。急登と激下りが連続します。ザレているところも数えきれないです。鈴鹿の南の方はこんな感じが普通なんでしょうね。（山と高原地図に「危」と書いていないところでもスリリングなところがたくさんありました）

（仙ヶ岳〜かもしか高原）
仙ヶ岳山頂の落ちていた看板には難路とありましたが、踏み跡が薄かったり、ちょっと木がかぶっていたり、尾根が広過ぎてどこが道だかわからなかったりするところがあったりという感じで、比較的危険箇所は見当たらなかったです。強いていえば道迷いの危険があります。もしかしたら、最近になって整備されたのかもしれません。踏み跡が交錯したり、分かれ道には看板やテープで目印があり、有難かったです。

（かもしか高原〜安楽越）
整備された遊歩道です。ほっとします。

（安楽越〜鈴鹿峠）
今回歩いた中でいちばんの危険区間でした。安楽越から錐山までが岩質の脆い岩登りや、痩せ尾根の急登続きでした。霧ヶ岳から四方草山までは穏やかですが、四方草山から激下りとキレット、痩せ尾根が数回連続します。三子山の前後は急登・激下りですがそこまでではなかったです。東海自然歩道が合流してからは、整備された遊歩道でした。

（鈴鹿峠〜関駅）
道路を歩いていきます。自販機は数カ所ありましたが、コンビニなどはありませんでした。関宿の中には飲食店もあるようでしたが平日だからか閉まっていました。駅の横には道の駅「関宿」がありそこには食堂がありました。

その他周辺情報

・湯の山温泉ロープウェイ前にはモンベルがありました
御在所ロープウエイ
https://www.gozaisho.co.jp/
・鈴鹿峠にはトイレがありました。飲料用ではないですが、水道もありました。
・関駅の隣に、道の駅関宿がありました。お土産売り場と食堂がありました。駅中にも小さなお土産屋さんがあります。
・関駅には無人駅でワンマン電車が運行しています

写真

3/19 9:48

バスの窓から御在所の山が見えました。

3/19 9:50

ロープウェイ乗り場到着。モンベルのショップとかもありました。ロープウェイで登ってしまおうかという誘惑にかられました・・・

3/19 9:51

温泉街の中を歩いていきます

3/19 9:55

3/19 9:59

こんな感じの石段や急坂がたくさんありました。

3/19 10:06

「最後の自販機」今日は水6L持っているのでパスしましたが、またきた時にはお世話になると思います。

3/19 10:21

ここから、長石谷に入ります

3/19 10:23

いきなり橋が壊れていましたが、なんとか渡渉。

3/19 10:37

ケルンやテープを追っていきます。最初は沢沿いの高巻き道でしたが、だんだん沢に降りてきました。

3/19 10:58

きれいな滝が出てきました。

3/19 11:01

何度も渡渉を繰り返しながら遡ります。

3/19 11:06

こんなところにも看板があります。

3/19 11:10

ちょっとずつ傾斜が急になってきました。

3/19 11:20

犬星大滝

3/19 11:26

犬星大滝を過ぎてから、ちらほら降りてくる人たちに出会うようになりました。

3/19 11:29

3/19 12:10

さらに傾斜が急になりました

3/19 12:16

最後はこんな感じでした。

3/19 12:22

鎌ヶ岳直下に登り着きました。

3/19 12:22

眺めがいいです。

3/19 12:23

3/19 12:23

3/19 12:23

3/19 12:23

3/19 12:23

鎌ヶ岳とは反対方向の南へ向かいます。

3/19 12:25

3/19 12:29

いい眺めです。

3/19 12:32

時々岩っぽいところのトラバースや、ざれざれの下りなどがあります。写真を撮るゆとりはありません。

3/19 12:32

3/19 12:38

3/19 12:39

3/19 12:41

3/19 12:41

3/19 12:42

3/19 12:44

3/19 12:49

振り返るとまだ鎌ヶ岳が見えます

3/19 12:54

3/19 13:08

なかなか進みません。

3/19 13:11

3/19 13:19

3/19 13:20

振り返ると、まだ鎌ヶ岳が見えています

3/19 13:26

進行方向の水沢岳の方

3/19 13:32

キノコ岩に来ました。

3/19 13:36

けっこう急でザレザレなので、気をつけて登りました。

3/19 13:41

水沢岳到着

3/19 13:43

下ります

3/19 13:58

水沢峠

3/19 13:59

3/19 14:17

宮指路岳分岐

3/19 14:31

歩いていて気持ちのいい尾根

3/19 14:35

こういう感じの鈴鹿は好きです。

3/19 14:59

3/19 15:06

3/19 15:08

小岐須峠のあたり

3/19 15:21

3/19 15:21

3/19 15:23

宮指路岳

3/19 15:23

3/19 15:31

前方にまた怖そうなザレた岩場が出てきました・・・

3/19 15:32

怖いけど、だんだん慣れてきました。

3/19 15:54

たぶん仙ヶ岳が見えてきました

3/19 16:22

小社峠

3/19 16:48

仙ヶ岳

3/19 16:47

眺めがいいです。ここから、急いで今日の宿泊池へ向かいます。壊れて落ちている看板に「安楽越（難路）」と書いてあり、不安になりました。

3/19 17:40

御所平まで行こうと思っていましたが、風よけになりそうな藪があり、鹿よけネットはあるけど動物のフンもみあたらないので、ヨコネにツエルト（自立式）を張りました。

3/19 17:59

赤く染まる仙ヶ岳

3/19 17:59

ご飯をたべながら夕日を眺めました。

3/19 17:59

早々と寝ましたが、ツエルトとシュラフカバーとダウンだけでは寒過ぎ（たぶん気温1度ぐらい）持っているものすべてを着込んで寝ました。夜中に風が止み少しましになりました。

3/20 5:09

昨日の進み具合からして、早くから歩かないと今日の予定をクリアできないと思い、夜明け前に出発。四日市のほうの夜景がきれいです。

3/20 5:14

霜柱が立っていてザクザクと足音をたてながら進みます。

3/20 5:25

3/20 5:27

街の明かりが星のようです。車が行き交っているのも見えました。

3/20 5:33

もうすぐ夜明けです。

3/20 5:35

御所平最高点に来ました

3/20 5:42

3/20 5:42

このあたりもテント張るのによさそう。

3/20 5:45

3/20 5:47

3/20 5:57

太陽が昇ってきました。

3/20 6:07

3/20 6:21

3/20 6:21

船石到着

3/20 6:21

船石からの眺め

3/20 6:28

こういう道標が本当にありがたいです

3/20 6:56

臼杵ヶ岳

3/20 6:56

ここで日向ぼっこをしながら、行動食を食べてまったり

3/20 7:26

かもしか高原到着

3/20 7:26

3/20 7:29

急に整備された道になりました。

3/20 7:33

丸太階段も出てきました。

3/20 7:47

安楽越

3/20 7:47

ここからまた大変そうな山道へ。熊鈴も用意しました。

3/20 8:13

高速道路がよく見えます。

3/20 8:26

この看板のすぐ先から、今回の山行の中で一番怖い脆い岩のやせ尾根登りがあり、ストックをしまって、しばらく四つ足で進みました・・・

3/20 8:48

錐山にたどり着きました。

3/20 9:05

霧ヶ岳

3/20 9:30

霧が岳から四方草山まではあまり怖いところはありませんでした。

3/20 9:30

3/20 9:30

3/20 9:37

この後2人ほどの方とすれ違いました

3/20 10:18

急な下りや、キレットをいくつか越え三子山1峰

3/20 10:44

三子山3峰（2峰は写真撮り忘れました）

3/20 11:11

鈴鹿峠に降りてきました。

3/20 11:13

のどかな感じで、なんだかほっとします。

3/20 11:14

まだ時間が早いので、油日岳の方に行こうと思えば行けるのですが、ちょっとこれ以上重い荷物で怖いところに行きたくないので、ここで止めることにしました。

3/20 11:27

とりあえず休憩所に行き、トイレにいったりごはんを食べたりしてまったり。

3/20 11:27

関の駅へ向かいます。

3/20 11:37

高畑山方面へはまたこんど（日帰り装備で）

3/20 12:35

途中、バスがあるのに気づきました。日祝は運休なのですが、今日は運行しているみたいで、しかもちょうどいい時間にありそうです

3/20 12:38

かめのマークもいい感じ

3/20 13:09

でもやっぱりのんびり歩いて行くことにしました。バスは次に来る時に利用しよう・・・

3/20 13:38

関宿の入り口に来ました。

3/20 13:40

雰囲気があります

3/20 13:41

ゴミ捨て場までいい味わいです

3/20 13:44

今日は休日と休日の間の平日なので、店は全部閉まっていました。

3/20 13:50

地蔵院

3/20 13:59

道の駅関宿でお土産を買いました。

3/20 14:10

関の駅から帰りました。1時間に1本しかないようなので、道の駅でゆっくりできなかったのは残念・・・

3/20 14:12

電車は1両編成で、混んでいました。1時間に1本だから、そこに集中するんでしょうね。

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒テムレス 防寒着（ダウン上下） 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 水６L ガスカートリッジ コンロ コッヘル スプーン ライター 地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 スマホ スマホバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー ゴミ袋 保険証 ストック ナイフ ポール ツエルト テントマット エアマット シュラフカバー

感想

Kame

20年ぐらい前に鈴鹿北部の縦走や御在所の岩登りに、2年前に入道ヶ岳に連れて行ってもらったことがあったのですが、鈴鹿の大変さを忘れていました。（ヒルだらけということと、地形が複雑ということしか覚えてませんでした）
今回初めて鈴鹿南部に行ったのですが、厳しくて神経がすり減りました・・・鈴鹿に慣れている人には普通なんでしょうね。みなさんすごいです。
個人的にはヨコネや御所平はほっこりできてよかったです。

今回行きそびれた鈴鹿峠以降にはまた日帰りで行きたいです。