蛭ヶ岳
- GPS
- 15:31
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 3,051m
- 下り
- 3,039m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 5:58
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:52
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
H氏との泊まり山行。平日休みというとても珍しい機会を得て、混雑を嫌がってこれまで避けてきた小屋泊の山行をしました。宿泊したみやま山荘は食事もおいしく、談話室ではテント泊ではできないほど濃密で楽しい時間を過ごすことができ、小屋泊ならではの山の楽しさを味わうことができました。
初日の鬼ガスも二日目の朝には取れ、赤々とした日の出が今回の核心、蛭ヶ岳までの山行の素晴らしさを裏付けてくれます。稜線は風が強く、ごくまれに体が煽られます。気温は0℃近辺だったでしょうか。そこまで寒くは感じませんでしたが、吹かれていると手先がすぐにかじかみます。自身もグローブの持参し、氏にも持参を勧めてよかったと思いました。そしてその風が、この時季にしては立派な樹氷を用意しておいてくれました。真っ青な空の下に純白の樹氷がよく映えて、まるで雪山にいるかの気分。笹原の緑と彼方で雪をつけた富士山が更に気分を彩り、蛭ヶ岳山頂に着けば関東平野を囲む山々のほとんどを目で追いかけることができる、素晴らしい大展望。高尾エリアから奥多摩を経て奥秩父へ。更に八ヶ岳、南アルプスを経て富士山へと至る。彼方には日光の山々もその姿を霞ませず、関東一を名乗ってもよいのではないかと感じる展望でした。
これまで丹沢山までは来たことがあり、蛭ヶ岳までの道のりは私にとって初めての道となりました。とてもよく整備されており、心配していたほどの険しさはありませんでした。鬼が岩の岩場も想像よりは短く、十分に挑戦できる範囲でしたので次もまた来てみたいと思えました。これまで蛭ヶ岳には日帰りで挑戦してみたいと考えていたのですが、今回の山行でその気分はすっかり失せてしまいました。多分、できるだろう。でもこれほどの大展望をタッチ&ゴーで済ませてしまって本当に満足できるのだろうか?次は、関東平野を取り囲む山々が全て、赤々と燃え立つ日の出の時を味わえるかもしれないのに?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する