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Yamareco

記録ID: 529096
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

滝子山(誤って、寂ショウ尾根を下る)

2013年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.4km
登り
1,227m
下り
1,106m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:15
合計
8:15
8:00
30
8:30
8:35
5
8:40
8:40
110
10:30
10:30
35
11:05
11:05
5
11:10
11:20
240
15:20
15:20
20
15:40
15:40
35
16:15
笹子駅
合計距離: 12.35km
累積標高(上り): 1203m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
朝8時
初狩駅からスタートします。
自宅から始発に乗っても同じ時間に来れるのに、何故か八王子で前泊してました。
2013年04月14日 07:58撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 7:58
朝8時
初狩駅からスタートします。
自宅から始発に乗っても同じ時間に来れるのに、何故か八王子で前泊してました。
中央道の下をくぐって登山道入口へ向かいます。
2013年04月14日 08:06撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:06
中央道の下をくぐって登山道入口へ向かいます。
後ろを振り返ると富士山の姿。
この辺に住んでいる人は、毎日富士山が見れてイイね〜。
2013年04月14日 08:24撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:24
後ろを振り返ると富士山の姿。
この辺に住んでいる人は、毎日富士山が見れてイイね〜。
藤沢子神社です。
2013年04月14日 08:28撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:28
藤沢子神社です。
2013年04月14日 08:30撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
4/14 8:30
2013年04月14日 08:37撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:37
何故、この写真を撮ったかって?
この頃はまだ地図を持って行く習慣がなく、道に迷ったらこの写真を見ようと思ったからでしょう。
2013年04月14日 08:40撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
4/14 8:40
何故、この写真を撮ったかって?
この頃はまだ地図を持って行く習慣がなく、道に迷ったらこの写真を見ようと思ったからでしょう。
小さな渡渉です。
2013年04月14日 08:55撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:55
小さな渡渉です。
どうやって、こんなに曲がるんだろ??
2013年04月14日 08:57撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 8:57
どうやって、こんなに曲がるんだろ??
もう一度、渡渉です。
沢沿いの道は大好き♪
2013年04月14日 09:02撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 9:02
もう一度、渡渉です。
沢沿いの道は大好き♪
2013年04月14日 09:06撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 9:06
何ていう花だろう??
きれい
2013年04月14日 09:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 9:15
何ていう花だろう??
きれい
順調順調♪
2013年04月14日 09:55撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 9:55
順調順調♪
登山道を外すつもりはないから、地図なんて必要ないだろう。
この時は、そう思っていました。
2013年04月14日 09:56撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 9:56
登山道を外すつもりはないから、地図なんて必要ないだろう。
この時は、そう思っていました。
2013年04月14日 10:32撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 10:32
富士山が見えました。
2013年04月14日 10:33撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 10:33
富士山が見えました。
たぶん、男坂を行ったと思います。
2013年04月14日 10:33撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 10:33
たぶん、男坂を行ったと思います。
ピーク手前の三角点
頂上は、あともう少し。
2013年04月14日 11:05撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:05
ピーク手前の三角点
頂上は、あともう少し。
登頂!
登山者は4〜5人ほどでした。
2013年04月14日 11:09撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:09
登頂!
登山者は4〜5人ほどでした。
山梨百名山
2013年04月14日 11:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:15
山梨百名山
富士山をバックに。
2013年04月14日 11:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:15
富士山をバックに。
思ったほどクッキリと見えなかった印象で、ちょっとガッカリした記憶があります。
この時「山を見るなら南から」だなぁ〜と思い、後の山行に生きてきます。
2013年04月14日 11:16撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:16
思ったほどクッキリと見えなかった印象で、ちょっとガッカリした記憶があります。
この時「山を見るなら南から」だなぁ〜と思い、後の山行に生きてきます。
2013年04月14日 11:16撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:16
やや長細い山頂でした。
2013年04月14日 11:19撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:19
やや長細い山頂でした。
眺望はGOODでした。
2013年04月14日 11:21撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 11:21
眺望はGOODでした。
ここからが問題。
道跡がハッキリしているので、迷うことなく進んでしまいました。
家族連れの登山者ともすれ違ったし、まさかこの道が破線ルートだなんて思いもしませんでした。
2013年04月14日 12:02撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 12:02
ここからが問題。
道跡がハッキリしているので、迷うことなく進んでしまいました。
家族連れの登山者ともすれ違ったし、まさかこの道が破線ルートだなんて思いもしませんでした。
このような葉が生い茂っていました。
ここから先、2時間半ほど写真がありません。
誤って道なき道を下ってしまい、戻ったりしながら悪戦苦闘の末に、なんとか正規ルートを見つけました。
2013年04月14日 12:02撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 12:02
このような葉が生い茂っていました。
ここから先、2時間半ほど写真がありません。
誤って道なき道を下ってしまい、戻ったりしながら悪戦苦闘の末に、なんとか正規ルートを見つけました。
バテバテになりながら、ようやく道を見つけて降りてきました。
小屋が見えます。
2013年04月14日 14:38撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:38
バテバテになりながら、ようやく道を見つけて降りてきました。
小屋が見えます。
人の気配はありません。
2013年04月14日 14:39撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:39
人の気配はありません。
2013年04月14日 14:39撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:39
今日みたいなポカポカ陽気の日にこんな所で静かに過ごせたら最高でしょうね。
2013年04月14日 14:41撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:41
今日みたいなポカポカ陽気の日にこんな所で静かに過ごせたら最高でしょうね。
しばらく下りると水音が聞こえてきました。
2013年04月14日 14:47撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:47
しばらく下りると水音が聞こえてきました。
滝が見えました。嬉しい!
2013年04月14日 14:49撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:49
滝が見えました。嬉しい!
疲れも吹っ飛びます。
2013年04月14日 14:52撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:52
疲れも吹っ飛びます。
誰も見てなかったので、登山道を外して奥に入っちゃいます。
2013年04月14日 14:59撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 14:59
誰も見てなかったので、登山道を外して奥に入っちゃいます。
滝がいっぱい〜!
2013年04月14日 15:01撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:01
滝がいっぱい〜!
森遊び大好き!
2013年04月14日 15:03撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:03
森遊び大好き!
更に奥へ。
本当はいけないんだけどね。
2013年04月14日 15:07撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:07
更に奥へ。
本当はいけないんだけどね。
ゼンマイが自生しています。
2013年04月14日 15:09撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:09
ゼンマイが自生しています。
癒されました〜
2013年04月14日 15:10撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:10
癒されました〜
2013年04月14日 15:38撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:38
稲村神社
もう少し早く来れば綺麗な桜が見られそう。
2013年04月14日 15:38撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 15:38
稲村神社
もう少し早く来れば綺麗な桜が見られそう。
ラオウがいてビックリ!
笹一酒造にて
2013年04月14日 16:00撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 16:00
ラオウがいてビックリ!
笹一酒造にて
2013年04月14日 16:00撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 16:00
何とか無事に下山できました。
地図と磁石は持ちましょうね。
2013年04月14日 16:15撮影 by  DMC-FX07, Panasonic
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4/14 16:15
何とか無事に下山できました。
地図と磁石は持ちましょうね。

感想

【2015年6月作成 過去レコ】

山歩きが楽しくなってきたこの頃。
初めての道迷いで、山の恐ろしさを初めて身を持って体験した記念すべき山が、この滝子山。
今思えば、とても良い経験となった山行だ。

後に大菩薩嶺の地図を買って分かった事であるが、今回下った寂ショウ尾根はご丁寧に「岩場あり・道不明瞭・上級者向き」との注釈が加えられているルートであった。
勿論、最初からこのルートで下ろうと計画したわけではなく、本来ならば鎮西ヶ池方向に下り、滝を眺めて道証地蔵を経由するルートで下山する予定だった。

何故、このようなミスが起こってしまったのか。
それは、もちろん地図と磁石を持たずに山に入ったからに他ならず、進むべき方向を見誤ったからである。

方向案内板が立っている分岐では、必ず地図と磁石で現在地と目的地の方向確認を行う事。
これを書いている今でも、たまに面倒臭がって疎かにしてしまう事があるので偉そうに言えるわけではないが、これは機会があれば何度でも再認識すべき基本的な作業である。

また、寂ショウ尾根を進んでいてもう一つ道迷いをした原因は岩場に慣れていなかった事も挙げられる。
なだらかな下り道を進んでいると、眼下に大きな岩が足元から水平方向よりもやや下方に向かってせり出していた。
せり出した岩の向こうは開けているように見えたので絶壁だろうと思い、周囲を見渡して歩いて下れるルートを探してみると、岩から少し戻った所の草むらにわずかな薄い踏み跡を発見したのでそこを進んで下って行った。

しばらく進むと先ほどまであったトレースがいつの間にか消えている事に気づく。
これは道を間違えたと思い引き返すのだが、トレースが消えてからも頑張ってしばらく進んでしまっていたために自分の歩いてきた道までも見失うハメになってしまい、一気に焦りの気持ちが出て来てしまった。

しばらく足を休めている間、風が木の葉を揺らす音が聞こえる。
数か月前は、こんな静寂がたまらなく心地良く感じられて、そういった事も山にのめり込むきっかけとなっていたのだが、今回は様相が違った。
それまで心地良く感じられていた筈の何気ない木の葉のざわめきが、恐怖に変わった。
たまらないほどの不安感に襲われ、孤独感が倍増する。
この時、生まれて初めて遭難の2文字が頭をよぎり、それが焦りとなって行動に出た。

その結果、完全に自分の来た道をも逸れて引き返して登ってしまうことに。
かなり焦っていたこともあり、元の薄い踏み跡の所ではなく、そこよりも少し上がった所にヒョコっと出てきてしまった。

呼吸を整え、改めてせり出した岩場の所まで歩いて来たがやはり下りのルートが見つからない。
とりあえず、景色でも眺めて気持ちを落ち着かせようと思い、岩の先端に立ってみた。
そこで、ふと足元を見てみると、なんとその岩の下方向にトレースが見えるではないか。
絶壁と思っていた岩は1m〜1.5mほどの高さの岩で、両足で立てるほどの踏み場に足を載せれば、すんなりとその岩を下りることができた。

岩を下りて振り返って見てみると、登りの登山者向けにはマーキングがあるのだが、下山者向けにはなにもなく、下山者は岩の先端に立って下を見てみない限り先のルートが見えないようになっていた。

とまぁ、岩の先は絶壁で行き止まりだろうという思い込みも困難に遭遇した要因の一つであろうと考えられ、疲労やその時の気分次第で判断は誤りうるという事も身を持って経験することができたのだった。

そこからは特に困難な事もなく下山することができ、笹子駅には日没前に着くことができた。

とにかく、何年たっても記憶にはしばらく残り続けるであろうこの山行。
自戒のために、事あるごとに振り返って後に生かしたいと思う。

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