白山オートルート 石徹白周回と白山・七倉山までピストン 別山 大平壁 滑走
- GPS
- 31:39
- 距離
- 56.5km
- 登り
- 4,614m
- 下り
- 4,613m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:32
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 11:17
- 山行
- 11:56
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 13:28
天候 | 1日目晴れ 2日目晴れ 3日目薄曇り時々晴れ 夜の気温は0〜-5度 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://shirotori-kotsu.com/scheduledbus/demand.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
水 石徹白登山口 南竜キャンプ場より南の水場 |
写真
装備
個人装備 |
ツェルト
ナンガ夏用シュラフ+SOLビビィ=快適 薄手ウールシャツ メリノエア ナノエア スーパーパワーパンツ |
---|
感想
この山域の集大成として石徹白から白山までのスキーツーリングへ
オートルートと呼ぶにはもう一本ほど沢を滑りたかったが楽しめたルートなので良しとしよう
車2台あれば南北縦走したいが今回はピストン
目的は別山大平壁滑走、北部白山入り口の七倉山まで行く、石徹白の山を周回、とした
1日目
登山口まで道路の歩き、雪は残るがマウンテンバイクならなんとか行けるかな
登山口は水場とトイレあり、トイレは使えた
しばらく夏道をツボ足で進む
石徹白の大杉はからりでかい!屋久杉みたい
尾根に乗り上げると雪が出てきてようやくシール歩行
避難小屋でのんびり昼休憩
銚子が峰から先はアップダウン、夏道でてたりするので主にシートラーゲン
荷物は重いがサクサク進める
三ノ峰避難小屋まで来た、今日はここまでとしよう
窓と土間があってとても過ごしやすい、内トイレもある
岐阜側で携帯電波が繋がった
まったり過ごして就寝
翌朝、まずは別山へ、すぐに夏道出るのでシートラで進む
下り切ったらシールクトーに変える
雪が切れたりしたが山頂までシールとクトーで行けた
別山は福井側で携帯電波拾えた
別山からスキーで北上する
2342でアイゼンに変えたがカニ歩きで越えればもう少しスキーできた
大屏風付近は雪切れ多く軽くルーファイする
2256で前でスキーに変えて左手からトラバースする
雪は硬いが沢地形には薄ら新雪がついていて滑走できた
初めの曲がり角で沢水が出ていた
すかさずすくって飲んで1.5L担ぐ、新鮮な沢水最高
ツボ足で台地に乗り上げて南竜小屋へ
避難小屋に荷物をデポして室堂へ向かう
正面の疎林帯でいい感じに登れた、雪も緩んできた
2日目
室堂でのんびり昼休憩
次は七倉山を目指す
シールで尾根に乗って夏道を少し進んだらスキー変えて山の西面をトラバースする
巻いた後は雪も切れてきて薮通過ぎ面倒だった
滑り終えたらツボ足に変えて七倉山に到着
ここは北部白山の入り口
火の御子や楽々新道が遠くに伸びている
景色を堪能したら山頂かから湯之谷への南面ルンゼを滑る
いい感じの斜度、ザラメで楽しい
どこまで下るか迷ったがゆるい沢が続くので早めに切り上げ
ゆるゆると来たルートを目指して
最後は御前峰山頂まで登ってお参り
どこを滑るか迷ったが山頂下のルンゼをかっ飛ばして室堂へ
室堂も勢いで通過して万才谷へ、エントリーは急斜面だがあとはゆるゆる快適な沢
左手へトラバースしたら南竜到着
装備乾かしたり水作ったりしてのんびり過ごした
携帯電波も拾えた
3日目
今日が最終日、別山大平壁を滑って石徹白の山を周回してと忙しくなる
大平壁は雪が緩んでから滑りたいので出発は遅め、
小屋からツボ足で少し歩いてスキーで昨日の水場まで滑る
昨日滑った沢をシールとクトーで登って
大屏風はアイゼンで通過
またシールとクトーに戻して別山到着
今日は朝から薄曇りで雪があまり暖まってない
しばらく山頂で待機してたらすっきり晴れてくれた
最近暖かい日が続いてたせいかあっという間に表面が緩んでくれた
のんびり滑走準備して大平壁へ、エントリーはフィルムクラスト
グライドクラックを回避してノール地形の壁を滑る、かなりの斜度だ
コーンスノーを蹴散らしていくと眼下に岩が出てくる、クラックもある
うまいこと通過してしばらく急斜面を堪能して岩棚の上の緩いエリアに到着
大平壁を見上げて満足する
壁部分に突っ込まなくても、スキーヤーズレフトはいい感じの斜度の斜面で楽しめます
さらに下に滑るが右沢左沢と選べて、右沢を選択
デブリもなく快適に見えたがまだ日が当たっておらず雪は硬かった
ちなみに左沢はデブリだらけだった
下部に進むとデブリが出てきて避けながら滑る
雨による縦溝もでてきて快適とは言えない
2085地点で滑走終了してシールで三ノ峰まで沢経由で登り上げる
下部はデブリがあって面倒だが中間から上部はデブリなく快適に登れた
三ノ峰山頂までシールで登り、夏道出てるので小屋までツボ足で進む
三ノ峰避難小屋でデポしたアンパンを食べながらのんびり
目の前は草原、太陽が照って、そよ風、低山にハイキングに来ているような感覚だった
小屋から少しツボ足で上がってからスキーでニノ峰とのコルへ、ニノ峰、一ノ峰の下りはスキーで滑った
分岐点まできて時間も足りそうなので石鉄白の山を周回することに
まずはスキーで滑ってシール歩行に変える
順調に進むが、願教寺の山頂下で雪が切れて笹藪に突っ込む
なんとか南側のザレ場に辿り着き、すぐ近くに雪があったので南面を滑る
その先は尾根を繋いでいくのだがまた雪が切れて藪漕ぎ、なんとかよも太郎の基部に来た
よも太郎はなんとか雪が繋がっている箇所があったのでそこをツボ足で登る
次は薙刀山手前のポコだがここは雪が繋がってない、笹藪の薄い箇所を狙って登った
さあスキーでかっ飛ばしたら薙刀へ登るだけ
尾根上でも沢中でもどうやっても登れそうで安心
流石に疲れも出てきたが気合いを入れて登頂
ここから滑り降りるのだが沢中はグライドクラック、沢底の穴と危険なところがいっぱい
作業道らしきところに合流するためのトラバースも木に阻まれて大変だった
あとは池を通過して林道ボブスレーなのだが木のゴミだらけで滑りが悪い
なんやかんや時間がかかって脱水症状と低体温で息も絶え絶えになりながらゴール
流石に疲れた、明日めちゃ天気良くて悔しいが一旦家帰って回復しよ
2000mより下は雪が荒れてきた、4月は2000m以上に行かないと
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