記録ID: 533242
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳・赤岳 赤岳はすっかり冬支度 【山ガール】
2014年10月19日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | 終日:快晴 *安定した張り出し高気圧が列島に http://www.tenki.jp/past/2014/10/18/chart/ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸まで上がって停めました。赤岳山荘は満車、やまのこ村も行って みたら最後の1台でした。 シーズン終了間際なので、美濃戸口ー美濃戸間林道はさらにあれてます。 @1000円/1日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山道の状況 北沢では、堰堤広場から12の橋を渡って赤岳鉱泉に行きますが、殆どの橋の 上には霜がおりているので、滑らぬよう足元注意です。 地蔵尾根は良く整備されていて、危険個所はありません。但し、森林限界を 超えた核心部では、御嶽山の噴煙等が良く見える場所があり、写真撮影者を 含め、すれ違いに注意を要します。なお、地蔵尾根直下から西側斜面の核心 部下及び、北稜線の一部には、残雪がすでにあります。赤岳頂上山荘の西面 付近にエビのしっぽがありますので、防寒・防風対策万全で登ってください。 下りの文三郎尾根下のザレ場がいよいよ、荒れてきました。間もなく冠雪 しますが、無雪期に下山で文三郎道を使用する場合は、この付近、滑らない ようにトレッキングポールを使ったりして足場を確保すると良いでしょう。 逆に、赤岳核心部の岩場で、ダブルのトレッキングポールを使う人をよく みかけますが、危ないので、登るなら取付き部でパックにしまい、下りも くさり場を過ぎてから使用をしたほうが良いでしょう。階段、鎖を、ポール を持ちながらの登攀は、よっぽどの巧者でない限りは、危ないです。また、 岩場下りで、ポールに体重をかけると、折れる危険も増します。あくまでも、 補助器具なので、赤岳核心部登山時には、しまわれたほうが良いと思い、 ます。 2.日没時間前後の対応について かなり早くなりました。16時過ぎだと、南沢はヘッドライトがいります。 下りも、マネジメントですが、山頂が思いのほか天気が良くて、少し ゆっくりしてしまいますと、文三郎下部などは、阿弥陀岳の陰に入り、 14時台でももう暗いです。 更に、テントを撤収する時間等が遅くなり、15時を過ぎて、行者小屋また は赤岳鉱泉から美濃戸方面へ下山の場合は、万が一を考えて、北沢経由で おりた方がリスクが少ないです。理由は、南沢に比べて、道が明るく、巨石 が少なく歩きやすい。かつ、北沢の堰堤広場から先は、林道なので、道迷い の危険がなく、ヘッドライトでも歩きやすいことによります。 3.登山届(ポスト) 美濃戸口:八ヶ岳山荘前 美濃戸:赤岳山荘前(やまのこ村でも受付はしてくれます) *両方とも備え付けの登山届用紙もあります。 また長野県側なので、県警コンパスでの電子申請も可能です。赤岳は転滑落が 多いので、申請はMUST、また実名で、と言われていますので、ご協力を。 http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/ |
その他周辺情報 | 小淵沢IC近くの道の駅にパワースポットの温泉があります。 延命の湯 @820円(価格改定、回数券廃止ですのでご注意ください) http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/929/ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
筆記具(1)
保険証(1)
エマージェンシーシート(1)
笛(1)
飲料(1000ml)(1)
牛乳(300ml)(1)
ティッシュ(1)
自薬(1)
サングラス(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
非常食(1)
時計(1)
昼食(予備含む)(1)
ニット帽
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共同装備 |
カセットGASコンロ
(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
高度計(1)
コンパス(1)
地図(25000分の1)(1)
地図(50000分の1) (1)
ライター(1)
食材
調理用水
|
備考 | 防寒着は、ダウンよりソフトシェル系が便利かも。 |
感想
★この情報は、
美濃戸から日帰り往復する赤岳登山で、かつ八ヶ岳初めての山ガールに同行を含む
少し、ゆっくりと楽な無雪期山行を希望する場合に参考になるかもしれません。
高気圧が張り出していたので、さっと車にのって、今年無雪期最終の美濃戸ピストンの日帰り赤岳に行ってきました。赤岳の魅力は、美濃戸からだと、BCになる行者小屋までは軽い登山。そして、地蔵尾根の岩稜帯と文三郎のマムート階段を経由して、戻ってくるアプローチのしやすさに尽きるとおもいます。
赤岳の西側斜面には、すでに降雪後の雪が残っています。山裾の黄葉はすでに終わっていますが、美濃戸から鉢巻道路あたりのカラマツは今が見頃です。
月末までが、無雪期の山行最終の様相ですね。紅葉を気にしなければ、澄んだ赤岳の稜線と、遠望が利くこの時期ならではの高気圧の張り出しで、秋晴れ空のもと、山行が楽しめます。
コメント
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)~行者小屋~赤岳(文三郎尾根)~横岳~硫黄岳~赤岩の頭~行者小屋~阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
明日から登るのですが、現在の状況がわかってすごく参考になりました!ありがとうございます(^^)
Kpppyさん こちらこそコメントありがとうございます。気を付けて赤岳を楽しんできてください。
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