奥武蔵 天王山・嶺・烏帽子
- GPS
- 04:38
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 566m
- 下り
- 658m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
国際興業バス原市場中学校バス停ゴール |
コース状況/ 危険箇所等 |
道ではないところを歩いています。 猟犬とハンターの活動場所なので、行かない方が無難です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
歩行記録のラインの飛び地を解消するためにコースを設定してみたところ、中沢バス停-天王山-竹寺(車道を歩いて)-烏帽子-嶺-仁田山峠-連慶橋というコースになりました。
バスが激減便された飯能駅発中沢行のバスにも乗ってみたかったので、歩くことにしました。
早目に家を出たら飯能駅に早目についてしまいました。
バス乗り場に行くと結構人が並んでいます。
まあ、みんな名郷行きに乗るのだろうと思いましたが、その列に並んでいると名郷行きのバスが来て、並んでいた人はやっぱり全てその便に乗ってしまい、中沢行のバスには私ともう一人しか乗らず、終点では私一人が下りたような状態でした。
減便されるわけです。
お腹の調子が悪かったので、トイレを使い、廃墟を見物してから尾根に取り付きました。
入ってすぐに恐ろしい貼り紙を見つけました。
ここから先に進んだ場合、猟犬に襲われても、猟銃で撃たれても文句は言えないという事です。
(この貼り紙の注意は後で私に重くのしかかってきます。)
出掛けにザックを代えたので、熊鈴をつけるのを忘れてきたので恐ろしいなと思いながら急な尾根道を上がっていきました。
久しぶりの山歩きと元来の低速歩行のためゆっくりゆっくり上がっていきましたが、ふと後ろを振り返ると遥か下方にこちらへ上がってくる人が見えます。
スピードを上げたいのですが、それは無理なのでゆっくり進みまた振り返るともうすぐそばまで迫られていました。
何とかしゃがめるスペースがある位置まで上がり、水分補給をしているとその方達があっという間に通り過ぎていきました。
やはりトレランの方は速いと思いました。
天王山を超え、林道に出て、更に車道に降りました。
車道をどんどん下り通行禁止看板が立っている分岐から名栗方面に進みました。
バリケード前で注意書きを読んでいると大きなツアラーバイクにタンデムで乗ったご夫婦がバリケード前に止まりました。
小休止をしてから前に進むようです。
挨拶をして先に進んでいるとあっという間に追い抜かれました。
ここからかなり車道歩きなので、とても羨ましかったです。
その羨ましさがあったからだと思いますが、車道と廃林道の分岐は廃林道に進むことを選びました。
まっすぐ進めばどこかの尾根に出るはずなので、特に心配せず前進しました。
道は木材運搬用に作ったものであったと思われ、ガードレールも付けてありますが、道自体はもうボロボロで車どころか歩くことも大変な感じです。
進んでいくと短時間で行き止まってしまいました。
仕方が無いので、正面の植樹帯の尾根に取り付きました。
もちろん道はなく、斜面の弱点を選って直線で上がっていきました。
直線にしないと尾根筋から外れてしまうからです。
靴は今日は舗装路をたくさん歩くので『C1_02S』にしたのですが、これがネックでキックステップやサイドエッジの利きが甘く、少し無理矢理な登高になりました。
途中に鹿の糞があちこちに落ちていてコース的には間違っていないことがわかりホッとしました。
右で前上方に派生尾根が見えたので、そちらへ向かいました。
その尾根周りはあまり植樹が進んでおらずかなりの藪でしたが、何とかかき分けて尾根筋に乗り主尾根へたどり着きました。
どこに着いたのか煙草でも吸いながら確認しようとすると、近くで二人連れパーティがお昼休憩をしているようでした。
申し訳ないので少し離れて煙草を吸いながら確認をするとそこが嶺山頂でした。
思ったより西側に上がってきたことがわかり、ちょっと考えました。
烏帽子は今日の目的としては踏まなければいけない山頂ですが、コースとしては今現在ショートカットしてしまっており、山頂を踏むためには往復をせねばならず、行って帰ってくると時間がかかりそうでした。
踏まなけらば行けない点の連慶橋を今日は諦めて、烏帽子を踏んで原市場に降りることにしました。
2度目の登頂なのに烏帽子山頂を気付かずに通過した後車道に降りました。
少し車道を進むとショートカットが出来る山道の入口に着きました。
かなり急な出だしでしたが何とか下り、祠の後ろのスペースでお昼ごはんにしました。
お昼ご飯を食べていると、左方の尾根(登戸の尾根)方向から何人かが出す大きな声が聞こえてきました。
何を言っているかは聞こえませんでしたが、何かを言い合って(話して)いるように聞こえます。
若い奴らが何か言っているんだろうな、うるさいなと思いながらラーメンを食べました。
お昼ご飯を終えて斜面を下っていくとあっという間に道が無くなり、植樹帯の中に入ってしまいました。
素直に進んでいくと倒木が流れ込んでいる涸れ沢の中を下ることになってしまうため、その沢を渡ってから右手の尾根に取り付きました。
道はなく、倒木と藪と落ち着いていない地面で大変でしたが、なんとか標高を上げてから南へ下る斜面に辿り着けました。
そこでほんの少し休んでいると、また大きな声が聞こえてきました。
耳を澄ませると犬の鳴き声も聞こえてきます。
ハッと閃いた途端に、斜面50mほど下方に派手なオレンジ色のベストを着た人が見えました。
ヤバいです、超ヤバいです。
大きな声は勢子の声だと思います。
もちろん鳴いている犬は、ご主人と一緒に山歩きをしているわけでは有りません。
超ビビットなオレンジ色の服の方はノースフェースの春の新作をいち早く着ているお洒落さんではありません。
このまま降りていくと撃たれる可能性があると判断しました。
ここは道など無く、人が歩くには大変な斜面なので、こんなところに居るのは野生動物しか居ない筈だからです。
もちろんこんな所に居る私が悪いので、とりあえずこちらも大きな声を出して自分の存在に気付いてもらうことに努めました。
「よいしょ!」とか「おっと!!!」などの声を出し、斜面を転がるように降り、沢を渡って反対側の斜面(龍崖山の尾根)下部に取り付きました。
沢に並行して下っていくと先ほど見えたオレンジベストの方に合いました。
とりあえず申し訳ないと謝り、下る道が有ったので下ってきたらここに着いたと話をしたところ、よく降りてきたねと言われました。
肩には散弾銃ではなく、ライフルがかかっています。
もちろんこの方達のお仕事を邪魔したのは判っていたので、ひきつった笑顔を向けながら挨拶をして逃げるように下流へ進みました。
山道が終わり、車道をてくてく歩いて行くと高源寺の見事な桜が見えました。
寄るつもりはなかったのに引付られるように寄ってしまいました。
原市場までの道は狭い道でしたので、車が通るたびに端に避けたのですが後ろから4
台続けて来た車の運ちゃんは全てオレンジベストの方で、その方たちに抜かれ際にガン見されてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
帰りのバスは時間が早く座れたので爆睡し、飯能駅前で甘太郎焼きをお土産に買って帰りました。
妻沢地区から天神峠に抜ける道は存在するのでしょうか。
倒木だらけでとても歩けないと思いますが…
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