鳥甲山《日本の秘境・秋山郷》
- GPS
- 09:26
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,530m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・白/赤周辺の尾根道は要注意。 ・白瑤硫爾蠅牢躙韻忙廚┐泙垢里如下りは赤堯屋敷登山口の周遊コースが安全に思われます。 ・屋敷の最後は急坂の下りで、足にかなり負担がかかります。 |
その他周辺情報 | ・秋山郷には沢山の温泉があります。 ・今年の紅葉の状況は、雨が多いので鮮やかでない。 |
写真
感想
平家の落人伝説があり、里から隔絶された秘境である秋山郷にやって来ました。
秋山郷でも最南、最奥の栄村・和山温泉に宿泊し、翌日「貉平」登山口から鳥甲山山頂経由の長大な尾根を「屋敷」登山口へと下る。
登山口は和山から車で15分ほどの雑魚川林道の貉平にあり、10台以上駐車できる。
登山者カードに記入し、登山口を進むとブナ林が拡がる。
急坂が連続し汗が噴き出る。
暫く歩き高い樹林を抜け出ると尾根道に出会い、眼下に紅葉の秋山郷の集落が箱庭のような見え、中津川の対岸には苗場山のなだらかな稜線が広がっている。
ここに最初の鎖場があり、急坂の尾根道を登り標高を稼ぐと万仏岩、白堯▲ミソリ岩へと続く。どこも傾斜は厳しく、道は痩せ尾根で狭く、右側は垂直に切れ落ちた断崖が続き、高度感が凄い。
慎重に歩を進めざるを得ない。
山頂直下で屋敷からのコースと合流、左折すると直ぐ鳥甲山山頂だ。
山頂で30分ほど食事をしながら休憩する。
山頂直下の分岐から屋敷登山口方面に急坂を下ると、先ほど分岐で出会った10人程のグループがいる。
何かザイルを使っていたので、おかしいとは思ったが「訓練をしているのですか」と尋ねると「いや、本番です」という。
急坂を下りる時、滑落したようで70台の男性がザイルで確保され、顔面を擦過し出血、腕も骨折している。運よく途中で止まったので大事にならなかったようだ。
何か手伝うことがないかと話すと、携帯電話がつながり救急ヘリが来るとのことで下山する。
今まで登りの危険なコースを歩き山頂を踏み、気が緩んだのか?
疲労が蓄積されていたのか?
コースが難しのか?
何故こんなところでと思う。同じような年代なので他人事とは思えない。気を引き締めて下山する。
屋敷の下山口に降りると、消防車が待機している。少し前にヘリで病院に搬送されたと聞き、少し安心した。
鳥甲山は想像以上に手ごわい山だ。登りは切り立った痩せ尾根と鎖の連続そして屋敷山からの下り坂は余りにも急傾斜で足への負担が大きく、久しぶりに筋肉痛に襲われる。
明日は長い行程の佐武流山です。無理をせず登りたいと思います。
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