記録ID: 535353
全員に公開
沢登り
丹沢
中川川水系 大石沢
2014年10月24日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 521m
- 下り
- 521m
コースタイム
用木沢出合11:17−
11:33大石沢出合−
標高880m14:05−
15:02標高1095m尾根上15:16−
大石沢・伝法沢界尾根下降−
15:47白石沢沿い登山道−
16:04用木沢出合
11:33大石沢出合−
標高880m14:05−
15:02標高1095m尾根上15:16−
大石沢・伝法沢界尾根下降−
15:47白石沢沿い登山道−
16:04用木沢出合
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・7−8台程度駐車可 ・トイレ、登山届は西丹沢自然教室へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■大石沢 『玄倉川及中川水源概念圖』(秦野山岳会 漆原俊氏)によると 右岸一本上流のヌタ小屋沢と逆に記載されているが、今回は大石沢としました。 短いけれども、やはり用木沢や白石沢の支流はなかなか侮れず、この沢も 前半から中盤にかけ深いゴルジュ内に滝が連続し、高巻きもそれなりに難です。 遡行グレード:2級下 \消安自然教室のさらに奥、用木沢出合に車を停めてスタート。 モロクボ沢への橋を左に見送り、舗装路が終わる堰堤の右から入る支流が トリキ沢(ここも先月遡行したがなかなか難儀しました)。 ここから白石峠への登山道になり、木橋で左岸から右岸に渡ってすぐ左奥に 注ぎ込んでくるのが大石沢。 水量は雨後の今回でも少なくすぐに涸れてしまうんじゃないかと思うくらい。 △垢阿2つの堰堤を右から越して少し進むと、標高740m二俣状で水量比は 5:1。右岸は砂岩の急なザレとなっている。 左の本流に入ると、標高750mでくの字状8×15mナメ滝が出てきて 遡行感度も高まる。 砂岩質なのでアクア底でもヌメリなく快適なスラブクライミング。(教蕁棔 左岸側はリッジ状ピナクルの壁で、ここからしばらくゴルジュとなる。 2条2m、2段3m小滝を難なく越すと、3段8mトイ状滝が架かっている。 遠目から見た分には楽勝か?と思いきや、中段は意外とホールド、スタンスが 乏しい。一旦、左隅のクラックを使って登りだすが、レイバックに使う肝心の 右足がほとんどなく躊躇ってしまう。 正対気味にガストンレイバックで行けなくもないが、ソロだし止めておく。 後ろ髪を引かれながら、さて弱点は?と、先ほどのくの字状8×15m滝の 上まで戻る。 右岸の幾分斜度が落ちた土ザレを上に見える狭い土状のバンドへ登る。 右上に向けトラバースを続けると、上流に10mほどありそうなトイ状垂瀑が 見えるではないか。 少し離れた位置で眺めても、あれは直登なんてとても無理。 再び小尾根状を右上しながら高巻きを続けた。 10m滝の基部に落ち込んでいる急な細いルンゼの上を巻くように登り、 さらに今度は同滝の落ち口あたりに落ち込んでいるルンゼの右岸側に沿って 登っていく。 途中、ルンゼの斜度がやや落ちたザレ状に鹿道らしき薄いトラバース踏み跡。 ルンゼが終わる所まで巻いてもかったるそうなので、キックステップを決めながら トラバースして対岸の緩やかな尾根に渡る。 さらにトラバースしていくと、1本目のザレ窪の上を行く。 先には2本目のザレ窪だが、もうそろそろ沢に戻らないとと、ザレ窪手前の尾根が 何とか降りられそうなので下降。 最後は窪になっていてシリセード気味にサイドエッジを利かせながら下りた。 もしかしたら10m滝の上にも滝があるかもしれないが、高巻きのため未確認。 い泙逝海ゴルジュの中に、2段3m、流木が堰となった2m、幅広2mと小滝が 連続するが、どれも教蕁椶らせいぜい卦蕁櫃捻曚擦襦 すると今度は3段8m滝が出てきた。 近くに寄るとどうやら直登できそうな感じだ。 下段は倒木を使って左から(卦蕁法中上段は流芯左壁をスメア効かせながら 登る。(卦蕁檗 少し上で標高880m二俣となる。水量比は1:5で、左沢は2段5×10m、 本流の右沢は2条3m小滝となっている。(教蕁棔 ゥ乾襯献綟發砲2m岩が2つ並んで、少し先に逆くの字3段7×15m滝。 卦蕁櫃らいで直登。 その上は標高900m二俣状で、右は涸れたトイ状ルンゼとなっている。 涸れた枝沢を左右から入れると、小さな段々になった6段8×15m滝だ。 ヌメリはそれ程ないのでこれも直登。一部卦蕕らいか。 2m黒滝はスラブ垂瀑なので無理せず左から小さく巻くと、標高950mで 三俣状となっている。 中央には「こりゃぁ登れないでしょ」と思わせる8m黒スラブ滝で もう水はチョロチョロ。 ここで実は予めカスタマイズした地形図の沢線の引き方をミスしていて、 右のザレが本流だと思い登っていく。 「何だか詰めの様相だけど、上に乗り越せば沢形あるのかぁ〜?」 が、しかしやはりただの詰めだった。 乗越して左下を見れば明確な沢がある。 やはり先ほどの8m黒スラブ滝が本流で、滝の上で沢は右へ曲がっていたのだ。 結果、この滝の巻きはこれでよかったから良しとしよう。 長さ8mほどのトイを越してしばらくで、長いナメとなってくる。 このナメは標高1010mの何となく二俣状の先まで続き、ざっと見積もったところ 15×30mほどあり、その先は階段状7×10m(教蕁棔法8×12m (教蕁棔法△修靴8×10m(卦蕁次砲涙舛戝となっている。 これを終えれば許せる範囲の斜度の詰めとなり、標高1110m尾根の分派点で 沢は終わる。 (最後まで行くのは面倒になり右の尾根にトラバースした) ┣執澆和臉仟瑤醗賈楙緡の伝法沢の界尾根にとった。 1085m分派点で南東に向かう右尾根、1000mで南に向かう右尾根、 小さなコルの先、910mで東に向かう左尾根、870mで東南東に向かう右尾根、 825m分派点では双方の尾根に植生保護柵が分かれており、ここは東南東に向く 右尾根を柵の右沿いに下る。 コルを通過し765m小ピーク。もう眼下には白石沢の流れがすぐ。 南東植林帯に下り、一般登山道に合流して終了した。 ■丹沢限定沢登り記録集(by kamog) http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html |
写真
撮影機器:
感想
大石沢ちょっと舐めていましたが
やはり用木沢や白石沢の支流は簡単ではありませんね。
一本上流の伝法沢も下流の水元ノ沢も期待高まります。
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