塩見岳は目の前 バリエーションで行く【二児山〜黒河山〜笹山〜入山〜小黒山】
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- GPS
- --:--
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,555m
コースタイム
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:32
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【二児山東峰〜西峰】、【黒河山】、【笹山】は倒木などありましたが特に問題ありませんでした。 【笹山〜入山〜小黒山】はバリエーションルートとなります 参考までに 【黒川牧場P】(6:22)-【二児山東峰】(7:03)-【二児山西峰】(7:22〜7:37)-【黒河山】(9:01〜9:11)-【笹山・休憩小屋】(9:33〜9:47)-【入山】(10:42〜10:57)-【樺山】(12:08)-【小黒山】(13:09〜13:35)-【笹山・休憩小屋】(16:16〜16:29)-【黒川牧場P】(16:53) |
写真
感想
今回はワタシが読んでいる本に載っていた山【二児山】へ行くことに。
ただ2000年の情報なのでその当時は難しかったようですが、最近はネットでもそこそこ情報がありました。
しかし情報があるのは【二児山〜黒河山〜笹山】まで。
その先の【入山〜樺山〜小黒山】間はあっても欲しい情報や写真不足。
『山と高原地図』2014年でも未だ破線にすらなっておりません。
今回は【入山】以降の山は調査として望むことに。
あわよくば【小黒山】の山頂に立てれば幸い。
国152号を南下。パワースポットでおなじみの【分杭峠】を過ぎ【黒川牧場】入り口を入り、林道を登って行く。途中【牧場ゲート】が有りますが、気にせず入っていく。標高で約2000mのあたりで目の前に池。その横に【駐車場】の看板が立っている。
準備をして出発。まずは林道を北方面へ歩く。途中稜線へ向かって登るところから上へ行き【二児山東峰】へ。山頂少し下からは【地蔵尾根〜仙丈ヶ岳】がキレイに見えた。一旦降って登り返し、【西峰】に到着。南へ3分ほど下った所の岩から大展望が。【中央アルプス】以外に【塩見岳】【荒川三山】【槍〜穂高】まで。
稜線の分岐に戻って、今度は稜線を南下。
マーキングがそれなりにあり【黒河山】に。ここには真新しい標識があり、裏を見ると先週取り付けられたばかりだった。
そしてさらに南下。笹が出てきたらすぐに【小屋】が現れた。中はキレイで5人ほどが横になれそうです。そこから笹原を登って行くと【笹山】山頂に。こちらの山頂も【黒河山】の山頂標識と同じ方々がつけたようだ。
笹原を南下していくと見渡すばかりの笹原で膝から膝上の笹をひたすら漕いでいく。
ようやく目の前のピークへと続く道に入ると樹林帯でそこが【入山】の山頂だった。
ここでしばらく休憩してさらに南下。さすがにこの辺りになると道は荒れて密生した植生の場所を通過する。倒木してるのは当たり前で、その中でいかに通過し易そうな道を選ぶか。だんだんと感が研ぎ澄まされていくのが分かる。
東斜面を何となく歩いてピークへと登っていくとどうやらそこが【樺山(2285m)のようだ。時計の標高計がほぼ一緒だった。
大分苦戦しているようで予定よりも遅れていた。
13:30を往路のMAXとして最後の【小黒山】を目指した。
道はさらに悪化なのかと思ったが、意外にも歩きやすかった。
っが、次第に道は荒れてどこでも歩けそうな、逆に何処を通過したら良いのかがよく分からなかった。
何とか標高計とピークを見上げるとどうやらこの辺りらしい。斜面を登って行くと鬱蒼とした場所に出た。高度計も2415m(実際は2421mだがcasioは5m刻み)辺りでほぼここであると確信。しばらく山頂を右往左往したが、山頂標識らしきものが見当たらない。一応自分の記録としての山頂を示したいので赤テープで山頂名を記入。写真を撮った。
13:35 そろそろ下山に入らないと。秋の日はつるべ落とし。こんなところで陽が沈んだらビバークしかありません。
急いで下山に。しかし、先ほど通った場所にぶつからずやや行ったり来たり。ようやく見た事のある場所に出て一安心。稜線付近を北へ向かう。
笹原広がる場所に出た時にはホッとしました。【笹山休憩小屋】で少し休憩を入れ、帰りは林道を通って駐車場に到着。
日の入り10分前だった。
西の【中央アルプス】を見ると、ほとんど陽が沈みかかっていたのを見て胸を撫で下ろした。
20kmクラスのバリエーションをやることの大変さを痛感した一日だった。
コメント
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笹山〜小黒山間は滅多に歩く人のいない稜線ですね。私は2003年に登りましたが、その当時は入山、樺山、小黒山ともKWVの鉄製山頂標識がありました。当時にかなり劣化していたのであれから10年以上経過しているので、どれも落ちてしまっていても不思議ではないかもしれません。
入山〜樺山間は尾根上に岩があって南を巻いたような記憶があります。懐かしい山です。
toradangoさん、こんばんは
今回のルートはネットでも欲しい情報がなかなか出てこず、毎日夜の検索は日課になってました
やはり写真が見たくて・・・
toradangoさんも10年前に行かれてるんですね
『KWV』
何のことかよく分かりませんでしたが、ワタシも見つけましたよ。
【黒河山】と【入山】にて
しかし、一番欲しかった【小黒山】は見つけられませんでした
それでも天気が良く、所々で見れた眺望はかなり嬉しかったです。
下山時に少し焦る場面もありましたが、無事駐車場に着いた時の喜びは忘れられません。
【入山】のKWV写真 追加しておきますね
コメントありがとうございました
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