好天の裏岩手縦走 銭川温泉〜御神坂登山口
- GPS
- 24:46
- 距離
- 46.6km
- 登り
- 2,965m
- 下り
- 2,921m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:45
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:05
天候 | 快晴、ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
しかし山間部は公共交通も結構不便なもの。 今回もそうでした。 費用が高くなるが、マイカー移送もあるようです。 「北東北登山情報フォーラム」 http://park.geocities.jp/fsmc8162/ 【入山】 ・銭川温泉に前泊し車を留置きさせていただく(スタート地点)。 【下山後】 ・御神坂下山後、最終日偶然同道した単独の方の車に便乗させていただき、相の沢温泉(入浴)経由、滝沢駅まで送っていただいた。 ・滝沢駅〜鹿角花輪駅まで電車(\1630) ・鹿角花輪駅前から銭川温泉入口までバス(秋北バス、\940)。 【補足】 ・原案では下山時刻次第で御神坂登山口から盛岡にバスで直行するか、網張温泉立ち寄り後盛岡へ行く予定だった。 ・盛岡から銭川温泉へ戻るには、季節、時刻により以下の選択肢がある。 バスで八幡平頂上へ(岩手県北バス)、見返り峠でバスを乗換してアスピーテラインを下る。乗換後のバスは羽後交通と秋北バスが田沢湖駅行、秋北バスが鹿角花輪駅行。 盛岡から大舘行き高速バスで鹿角花輪駅へ、花輪駅でバスを乗換して銭川温泉へ。 電車で鹿角花輪駅へ、花輪駅からバスで銭川温泉へ。 【関連交通機関】 ・岩手県北バス http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/regular/ ・秋北バス http://www.shuhokubus-gr.co.jp/local/2510/kazuno_1hatimantai.html ・羽後交通 http://ugokotsu.co.jp/ (注)山岳地域を走るバスは概ね11月初めで営業が終わる。 また、アスピーテラインも11月初めで冬季閉鎖される。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に道迷い、危険個所はない。 ・蛇沢沼登山口〜蒸ノ湯 よく整備された散策道で、軽四が走れる程度の道幅。 道標類は少ないが、うっかり脇道に入らない限り大丈夫。 ・蒸ノ湯〜八幡平 問題なし。 当初は長沼経由を計画していたが、稜線伝いの登山道からの展望を 期待してアスピーテ沿いのルートに変更した。 結果、凹地にルートが取られており展望なしだった。 (水場)八幡平頂上レストハウス ・八幡平〜姥倉山分岐(岩手山鬼ヶ城分岐) 嶮岨森、小畚山で少しだけ登り、他は緩い登山路で快適に歩ける。 笹原メインの稜線縦走路でときどき樹林帯、とても気持ち良い道。 (小屋)大深山荘、三ツ石山荘ともよく整備されている。 トイレあり。 (水場)大深山荘すぐ横の水場表示に従い湿原方向へ徒歩10分。 犬倉山東側の犬倉山分岐から少し東に水場道標あり。 ・鬼ヶ城ルート〜不動平避難小屋 怖い険しい道を予想していたが、以外に歩きやすかった。 三点支持で登ったのは一カ所数m、他は軽く岩に手を着く程度。 大半はストックを使って歩けた。 (小屋)不動平避難小屋はよく整備されておりトイレもある。 (水場)不動平避難小屋から片道15分、八合目避難小屋の前。 ・岩手山お鉢 火山礫がゴロゴロした登山路だが、問題なし。 ・御神坂コース 前半は火山礫、火山岩がゴロゴロした急な下り坂。 膝の調子が良くない私には、大変歩きにくかった。 後半は樹林帯の緩斜面を下る。 (登山届) 事前調査では最寄りに届ポストがなかったので、岩手県警察本部地域課に郵送した。八幡平付近に届けポストがほしいところですね。 |
その他周辺情報 | (御神坂登山口) 休憩所、トイレあり。駐車場は数10台分。 登山口とバス停以外何もありません。 休憩所はキレイですが、季節がら室内にはカメムシの死骸が一面に・・・ (下山後温泉) 御神坂登山口から車で5分ほど下った「相の沢温泉」に立ち寄りしたが、きれいな温泉だった(\500)。 http://www.city.takizawa.iwate.jp/oyamanoyu (前泊の温泉など) 今回は秋田側アスピーテライン入口より下の銭川温泉を前泊に利用したが、登る途中の後生掛温泉、蒸の湯、そして裏岩手縦走口近くの藤七温泉など選択肢は盛沢山です(温泉に前泊の場合)。 秋田八幡平温泉郷 http://www.hachimantai.org/index.html (銭川温泉) 渓流沿いにある家族経営のこじんまりとした温泉。オンドルの床暖房になっており、床に寝そべるととても気持ち良い。 湯治場温泉で原則自炊宿ですが、最近は簡単な食事も出される。 一般の観光客には不向きかもしれないが、山屋さんなら全く問題なし。 私が初めて訪れたのは30年ほど前、いつも寝袋持参で自炊逗留しています(素泊まり、布団なし、\3170)。 http://www.zenikawa.net/ |
写真
感想
以前から気になっていた裏岩手縦走路を歩いてきました。
八幡平、岩手山はそれぞれ日帰りで登っているのですが、次にそれをつないで縦走したくなるのが山屋の人情(多分?)。
車で山へ行くので、泊の縦走では如何に効率よく車に戻るかがいつも悩みの種(多分、皆さんも同じでしょうね)。
今回もいろいろと事前調査して出かけたのですが、なかなか妙手はありませんでした。
当初案は、初日昼過ぎに八幡平着、周辺をゆっくりと散策して陵雲荘で泊、二日目は笹原の稜線をブラブラ歩きし三ツ石山荘泊、三日目は下山しても多分バスに間に合わないので不動平避難小屋泊、四日目に岩手山頂上でご来光して下山、その日のうちにバスで盛岡経由温泉に戻る、でした。
健脚者なら八幡平(見返り峠)から岩手山を一日で駆け抜けるところです。
普通は、一泊二日でしょうか。
暇で鈍足な私は、アスピーテラインの下から歩きますが、贅沢に三泊四日で。
リタイヤした暇人の特権ですね!
しかし、それに見合うとてもステキな縦走路です。
現役の方は、大型連休とか夏休でないとこんなにゆったりとした日程は難しいでしょうが。
私は歳を重ねるにつれ走り抜けるような登山が(体力の問題もありますが)性に合わなくなり、ゆっくり、まったりとよそ見しながら歩くことが多くなってきました。
原案は三泊四日でしたが、登山はお天気に左右されるもの。
特に私は雨の山登りが嫌いなもので(贅沢!)、週間予報を参考に今回はやむなく土曜日に下山することにしました。
その結果が今回のレコです。
諸事情で時期が少し遅くなり紅葉のピークを逃してしまいましたが、期間中ほぼ快晴に近い好天に恵まれ、また最終日は親切な山屋さんにお世話になり、今回も温泉と山の旅に大満足でした。
(追)今回、山行途中でコンデジを落とし壊してしまいました。まだもう少し山歩をしてから帰宅する予定なので、下山後そうそうにネットで機種選択と販売店の調査。昨日、一っ走りして全天候型の新機種をゲットしてきました。ぼちぼち寿命かなと思っていたところなので、ちょうど買い替するきっかけ(踏ん切り)になったかなぁ。
コメント
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mas811061さん、こんばんわ
東北の山を縦走、とっても素敵なコースですね!
なだらかな稜線を見ていると気持ちまでゆったりと落ち着く感じがします。
車の回収など考えると、なかなかトライ出来ないかもですが、
歩いてみたいなと思いました。
pikachan こんばんは。
つい先日、同じ山域に行かれたレコを拝見させていただきました。
タイトルを見たときは、いつもの快速二人組で裏岩手を駆け抜けたのか、と思っちゃいましたよ。
アクセスの悪さ、時間などの事情で個別のピークハントになったのでしょうか?
現役の方は、なかなかゆったりとした行程を組めないので縦走はつらいところですね。
この裏岩手縦走路は上り下りも緩く、景色もよく、無人の避難小屋も充実しておりとても良かったです。
機会があれば、ぜひ再訪してみてくださいな。
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