記録ID: 538968
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沢登り
丹沢
神ノ川水系 ミクボ沢(三窪沢)左俣
2014年10月29日(水) [日帰り]
神奈川県
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 395m
- 下り
- 392m
コースタイム
神ノ川林道/風巻尾根吊り橋入口上流部路肩11:20−
11:45ミクボ沢出合−
12:38標高640m二俣12:56−
左俣−
13:23標高700m二俣−
14:20風巻尾根上標高860m14:43−
15:03駐車地
11:45ミクボ沢出合−
12:38標高640m二俣12:56−
左俣−
13:23標高700m二俣−
14:20風巻尾根上標高860m14:43−
15:03駐車地
天候 | ピーカン!(紅葉秋日和) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレ、登山届は神ノ川ヒユッテで |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ミクボ沢左俣 ミクボ沢は字の通り、右俣、本流、左俣と短い3本の沢(というかルンゼ)で 構成されている。 時間がなかったので、今回は一番容易な左俣をよじ登った。 遡行グレード:2級下(右俣、本流は2級以上あります) /瀬寮醂啼擦郎Gからゲートの位置が、従来の神ノ川ヒユッテ前から その奥の孫右衛門沢出合近くへ変わった。 ゲート近くは「駐車禁止」ゾーンがあるので、その手前の広くなった路肩等に 数台停められる。 神ノ川各沢に行くには多少便利になったけど・・・。 ミクボ沢および小洞沢に入るには、ゲートの先の孫右衛門隧道、小洞隧道を 越えて林道が東向きから南西向きにグッと右折するところの岬状尾根(カーブ ミラーあり)の右から河原に向かうこの小尾根の明瞭な踏み跡を追う。 下りたところにちょうど対岸に小洞沢が出合っている。 ミクボ沢は下流に見える堰堤のさらに下で右岸から出合っている。 まず小洞沢出合に向かって神ノ川を徒渉し、下流の小洞堰堤は右岸側から 巻き下りる。 手摺り等はなく、堰堤落ち口からやや斜め下に見える木に向かいトラバース しなければならず、ちょっと悪い。 木から少し戻るように斜めに下って、再び神ノ川を徒渉。 ミクボ沢へは三度徒渉しなければならない。 水量多めのときは大変だろうね。 ▲潺ボ沢はしょぼい水量で出合う。ガレを少し入ると、早速倒木が沢を覆う。 その先にY字状3×7m。これは容易に越せる。 続いて左から急なガレ状の枝沢が入り、本流には2段7m(5+1.5)滝。 こいつは難しそうなので、左のガレ状枝沢(脆い!)を15mほど登り、 7m滝落ち口方向にトラバースして高巻いた。 その上は2条の流れの小滝になっている。 1Δら3段20mありそうなルンゼ棚と、もう一本右からルンゼを迎えると 左右から崩落したのであろう倒木群が谷を埋め尽くしている。 これは潜るのはちょっと大変なので、一歩一歩木に乗りながら突破。 以前遡行した際はこんな倒木は記憶にないから最近のものかなぁ。 その先には右側が2段の2条8m滝が出てくる。 右側の壁から上がり、流芯右側を登るが、この箇所の2〜3歩はスタンスが 細かかった。(卦蕁棔 正面にはこの沢の二俣ともいえる標高640mだ。水量比2:1。 けλ鵑20m滝で直登はまぁ無理であろう。 ほとんどの記録では20m滝の左側の急峻なルンゼをステミング多用で攀じり 壁に突き当たったら8mほど落ち口方向にトラバースするが悪いようだ。 左俣は2条7×10m滝で合わさっている。 流芯登ってみたが見た目より少々細かかった。(卦蕁棔 間髪入れずに3段2条8×12m。 右から取付き、中段途中で左に渡って登った。(卦蕁 い泙燭泙薪殘攘押L姪櫃覆里捻Υ澆ら巻く。 倒木の上流には7×20m一条のナメとなり、その最後は8m滝。 この8m滝の中間部で右壁から20m滝で落ち込んでいるのが実は本流のよう。 ただ本流の20m滝は結構バランシーでむずい。 左俣8m滝は左隅を登って落ち口へバンドをトラバース(卦蕁砲靴同曚擦襪 右の本流は、8m滝の上から被った壁を20m滝方向にトラバースして上部へ 登らなければならない。(被った岩途中に残置ハーケンが今でもある) 以前取付いたことだけはあるが、途中まで行って止めた。 他に高巻きは絶壁ゴルジュが続き見当たらないしね、これを突破しなければ いけないのだ。 イ気8m滝を越えてから左俣を進むと、ナメと棚がしばらく続く。 2段5×8m、流芯黒ナメ状8×20m(ともに途中右から湧き水あり)、 流芯黒ナメ状3段10×20m、2段4×6mで水涸れ。 さらに7×12m、幅広3×5m、幅広5×8mと涸れ棚が続く。 この辺で今まで高く聳えていた右壁もようやく低くなってくる。 三角小ルーフのある壁の左側を攀じり、左手の小尾根状に斜上していくと 白く古いビニールテープが出てきて、標高860m風巻尾根(東海自然歩道)に 飛び出して遡行終了。 あとは一般登山道を20〜30分も下れば神ノ川に架かる立派な吊り橋を渡って 林道へ。 車を新しく設置したゲート近くに置いた場合は左へ行けば指呼の間。 ■kamog丹沢限定沢登り記録集 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ■沢登り、読図、クライミング講習 http://mt-farm.info/ |
写真
撮影機器:
感想
8年ぶりにミクボ沢左俣へ行ってきた。
遡行図の取り直しが目的。
本当は右俣へ行きたかったし、それなりの装備も準備してきたのだが
ロイヤルズ戦ちょっと見出してしまい出発遅れ。
ま、いいさ。
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