赤牛岳 水晶岳西面 滑走 温泉スキー
- GPS
- 35:23
- 距離
- 59.6km
- 登り
- 4,805m
- 下り
- 4,824m
コースタイム
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:18
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 11:49
- 山行
- 12:49
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 13:12
天候 | 1日目:小雨のち晴れ、山頂気温2〜-2度 2日目:薄曇り時々晴れ、山頂気温-2〜-10度 3日目:晴れのち高曇り、山頂気温-10〜-2度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | au 赤牛岳山頂、水晶岳山頂、岩苔乗越、三俣蓮華山頂、双六岳山頂、大ノマ乗越 水 岩苔小谷中間下、高天原周辺、高天原温泉手前(温泉横の沢は硫黄臭い)、双六谷周辺、小池新道入口 |
写真
装備
個人装備 |
ニーモダブルウォールテント<br />サーマレストXサーモ<br />ナンガ夏用シュラフ+SOLカバー=ちょい寒<br /><br />アクリマWoolnetタンクトップ<br />アイスブレーカー薄手Tシャツ<br />パタゴニアメリノエア<br />パタゴニアナノエア<br />ミレースーパーパワーパンツ
|
---|
感想
去年のGWに薬師から水晶を目指したが辿り着けず、
タイミングを見計らっていたが、雪が降ったり低温だったりで4月後半に、
この週末も寒気が入るらしいがもう我慢の限界なのでとりあえず行くことに
しかも先週の自転車スキーで背中を痛めたみたいで軽いぎっくり腰でペースは遅め
雪の量としては3000−2500mはしっかり残っていた
2500mから下の特に細い沢筋は雪が溶けて水が出ている
GWは沢底まで滑り込まないオートルートのようなルートなら問題ないと思われる
1日目
新穂高からトレランシューズで歩き、カチカチデブリが出たところでスキーブーツでつぼ足
いつもの橋を過ぎてもまだ雪が切れているし、大きなデブリ跡がいくつもあるのでしばらくツボ足
ようやくフラットになってシール歩行で大ノマ乗越へ
弓折岳山頂からポコを2個ほどこえてから夏道で双六小屋へ滑り込む
双六谷に滑るより効率的
いつもの丸山東側のトラバースは雪が少ないのでやめて丸山山頂経由で三俣山荘へ
三俣蓮華からの滑りはまだ雪が硬かった
そこから黒部源流をトラバースして岩苔乗越へ
乗越に着くと水晶岳が見えたが、予想通り雪付きは少ない
岩苔小谷の祖父岳の北面まで移動すると雪が緩んでいて滑りを楽しむ
あとは岩苔小谷のボトム付近をトラバースして高天原山荘へ、
この区間はカニ歩きを何回かした、2日目の夏道沿いの方が楽だった
更に先に進んで高天原温泉へ、赤い◯の岩からツボ足でたどり着ける
テントを張ったり温泉を掃除したりと忙しいが
温泉でポカポカになってぐっすり就寝
2日目
温泉入口まで戻ってから温泉沢を登る
左岸を1箇所高巻きして、右岸に移動したりしたが、雪が切れたので結局左岸へ渡渉
上流へ向かうと1箇所水が出ていた、ギリギリツボ足で通過できたが今後は難しそう
尾根に乗ると赤牛岳が見えた、久しぶりだ
赤牛岳到着、今回の終着点、やはり北アルプスで最も奥深い山だ
今日は風が冷たくて寒い、雪が緩むのはまだまだ先なので、
景色を楽しみながらゆっくり水晶岳を目指す
南赤牛岳付近で昼休憩したり、
雪のないところはツボ足、雪のあるところはシールクトー、
結構スキーでも歩けた
水晶岳北峰取り付きまで来たら西面の滑れそうな斜面をチェック
目星をつけたら南峰まで登って水晶岳登頂
北峰の北側へ戻る、ちょっと急な箇所あり
西面へ滑り込み、ルンゼへエントリー
スラフで小さな湿雪雪崩ができるが横切っても問題ないのでターンを刻む
広くなってきたら雪崩パスを避けてかっ飛ばす
雪が緩むか心配だったが緩みすぎなくらいだった
下部まで来たら夏道付近を辿って水晶池通過して高天原へ
今日も温泉に浸かるぞー
3日目
今日は着た道を帰るだけなので気楽
岩苔小谷を登るがめちゃ寒い
乗越は最後急なので50mくらいアイゼン
源流はいつもの通りトラバース、何度もやってるので意識せずとも
毎回同じ箇所を通過できる
三俣山荘の下でシールに変えながら昼飯休憩
三俣蓮華山頂は巻いて、初日の自分のスキートレースに乗りながら丸山へトラバース
丸山に到着すると雷鳥のカップルと遭遇して癒される
お次は双六岳まで登り、山頂から双六谷へ滑り込む
ちょっと硬いところもあるが快適ザラメスキー場、
途中で水を汲んだら双六谷下部へ
大ノマ乗越までの登りは意外と急斜面で疲れる
落石もあるので気が抜けない
ラスト大ノマ乗越から小池新道を滑る、
ちょっと雪が重いが太ももパンパンにしながらかっ飛ばす
下部はデブリがいくつも横断している
最後はデカくて長いデブリパスになって、うねってるし石だらけなので、あとはツボ
小池新道登山口の橋から新穂高までテクテク歩いてゴール
天気が合わずもやもやしていたが、やっぱ行くとスッキリしたので良かった
寒気が入って気温は低かったがその前日までの高温で雪は緩みやすかったみたい
なんだかんだでザラメスキーを楽しめた
次の山のネタもたくさん見つけたので良しとしよう
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する