両神山（坂本〜八丁尾根〜日向大谷）

2014年11月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,485m
• 下り: 1,427m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:56

8:17 坂本バス停
8:25 8:35 坂本登山口
10:00 10:14 大岩
11:38 11:55 八丁峠
12:34 行蔵峠
12:44 西岳
13:45 14:00 東岳
14:30 14:35 両神山
14:53 両神神社
15:25 15:47 清滝小屋
17:09 両神山荘
17:13 日向大谷口
17:13 ゴール地点

※ルートは手書きです。

天候

晴れ（午後ガス）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
4:30 最寄駅（JR山手線始発）
4:53 池袋駅
6:48 西武秩父駅
7:00 西武秩父バス停
7:36 小鹿野役場バス停 7:40
8:20 坂本バス停

■帰り
17:20 日向大谷バス停
17:55 薬師の湯バス停　18:15
19:04 西武秩父バス停
19:25 西武秩父駅（レッドアロー号）
20:45 池袋駅
21:00過ぎ 最寄駅

コース状況／危険箇所等

■コース状況
坂本登山口〜八丁峠：
・八丁峠まで標高差1000m。
・実線コースですが全体的に登山道は荒れています。
　目印は豊富も、倒木で道塞ぎ箇所多数。
・大岩までは沢の渡渉多数。
・大岩先の尾根は踏跡不明瞭。
　斜面はかなり痩せたトラバース道。滑落注意。慎重に歩きました。
・頭上にピークが見えてくると最後の急登。ジグザグに上り八丁峠へ。

八丁峠〜両神山山頂（剣ヶ峰）：
・岩は乾いていたり濡れていたり。
・まずは、行蔵峠→西岳と目指す。上りの鎖場が多い印象。道は明瞭です。
・西岳〜東岳間は、アップダウンの連続、有名なナイフリッジなど鎖場多数。
　ここが核心部でしょうか。東岳からの展望は圧巻でご褒美感たっぷり！
・東岳〜両神山（剣ヶ峰）間は、これまでと比べ歩きやすい道。
　鎖場は剣ヶ峰への最後の上りのみ。

両神山〜日向大谷バス停：
・鎖場数カ所。沢では数回渡渉あり。

全体的に雨の影響や落ち葉で道は滑りやすかったです。

写真

11/2 6:55

朝もやの西武秩父駅。
あれは武甲山！？ 幻想的でいい感じ^^

11/2 6:57

坂本行きのバスは6〜7人。
移動中のポコポコした里山は見てると和みます。
秩父があっという間に好きになりました。

11/2 8:17

終点坂本バス停は、民家の路地のようなところで降ります。とりあえず降りたら先へ直進。

11/2 8:18

民家の路地を抜けると大きな車道に出るのでここも直進。クネクネした車道の脇を進みます。

11/2 8:25

バス停から10分ほどで車道沿いに登山口の看板。ここから脇道を登っていきます。

11/2 8:26

今日は新しいザンバランの山靴で挑みます。
終日快調。いい相棒になりそう！

11/2 8:27

進むと施設が現れます。

11/2 8:28

ポスト発見。
登山届を出して、いざ参ります。

11/2 8:35

歩き始めると、早速倒木が現れました。

11/2 8:50

雨の余韻。
ぬかるみはないですが、湿っています。

11/2 8:51

山ノ神着。
一礼して先へ進みます。

11/2 8:56

沢を渡ります。
先行者の方がいます。

11/2 9:15

滑りますが、このあたりはまだ比較的歩きやすいです。
赤テープを頼りに。

11/2 9:21

目指すは八丁峠。
沢を幾度と無く渡ります。

11/2 9:43

沢の渡渉のたびに渡り方を考えたりして時間をとられ、
コースタイムを縮めることが難しいと気付き始めました。

11/2 9:50

沢沿いを進み標高がジリジリUP。
八丁峠へ向かう車道が外に見えてきます。

11/2 9:54

足場の様子。
テープ目印はありますが、倒木、落ち葉と岩のミックスで穴もチラホラ。下が地面か確かめたりしながら通過します。

11/2 9:56

沢を渡ると、中間地点の大岩。
手前の木橋は傷んでおり滑るので渡れません。
ちょっと上流から沢を渡ろうとしたところ・・

11/2 10:01

やってしまいました(6￣ ￣)
右半身ドボン！

11/2 10:08

経緯です 。
状況によって変わると思います。

11/2 10:06

衣服や靴下は替えるほどではなさそう。
これも経験。一息入れ、先へ進みます！

11/2 10:19

相変わらずのワイルドな道。
先行者に追いついた模様。

11/2 10:42

遮る倒木。もう普通に見えてきました・笑

11/2 10:46

一見ルートがわからなくなるポイント。
白テープまで進むと、

11/2 10:48

右手の倒木に赤テープ「対岸へ」の文字が。
沢を渡り、斜面を登っていきます。
先行者のおかげでルートが参考になります。

11/2 11:03

登っていくうちに踏跡、目印が不明瞭になり、
いつの間にかこのような道なき道を直登したりしました。
こういった少々のコースアウトは許容範囲。

11/2 11:11

やっとルートがわかりやすくなってきました。
八丁峠まであとは登るのみ。

11/2 11:17

踏み跡一本道なところは、要注意。
とにかく滑ります。

11/2 11:32

視界が開けてきた。
あれが山頂・・もとい、八丁峠！

11/2 11:37

あともう少し

11/2 11:38

八丁峠到着！
いや〜しんどかった。

11/2 11:39

ここまで3時間強。
すでに登頂したような気分になってしまいそう。

11/2 11:54

そんな気分もつかの間、八丁尾根が目の前に！
そうです、これを見たくてきたんです。
行動食をすませ、いざ参ります。

11/2 11:55

道標とよくレコで見る注意看板。

11/2 11:58

では行きます！

11/2 12:04

早速険しくなってきました。

11/2 12:05

鎖場のはじまり。道は明瞭！

11/2 12:08

展望がよくなってきました。

11/2 12:10

自力で登れるところは、極力鎖に頼らず足の力で。

11/2 12:14

稜線は晩秋の装い。

11/2 12:19

岩をすり抜けると

11/2 12:21

強烈な登り返し。
先行者が取り付いてます。

11/2 12:27

ホールドも豊富でいい感じ。

11/2 12:34

行蔵峠到着！

11/2 12:39

激下り。

11/2 12:41

そして上り。

11/2 12:45

西岳へ。

11/2 12:45

眼下は秋真っ盛り。
季節のグラデーション。

11/2 12:49

東岳へは下りから。

11/2 12:58

岩場をくぐります。

11/2 13:00

あれが東岳！
相当登っていきそう。

11/2 13:06

きついけど楽しい^^

11/2 13:09

崩壊した龍頭神社奥宮

11/2 13:10

奥宮の真後ろに初心者通行禁止看板が。

（調べたところ、尾ノ内沢からのバリルート。
尾ノ内沢は坂本の1つ手前のバス停で下車できる。）

11/2 13:11

そして、有名なナイフリッジ。
今回このコースを選んだ理由の1つ、高度感への耐性。
三点支持で慎重にリッジ上部を通過しました。

11/2 13:32

リッジから下ったあとの、登り返し。

11/2 13:37

さらに登る。

11/2 13:42

怖がらず下見ると、いい景色！

11/2 13:42

ピークが見えてきた。

11/2 13:51

東岳登頂です！！

11/2 13:51

ギッザギザ。あそこを超えてきた^^

11/2 13:58

この充実感、サイコー！

11/2 13:51

山頂は10名ほどは楽にいけそうです。何より展望が素晴らしい！

11/2 13:52

お天気最高です。

11/2 13:52

雲海がいい感じ。

11/2 13:52

気持ちいい〜。

11/2 14:10

剣ヶ峰へ進みます。

11/2 14:23

道はこれまでと比べガラッと歩きやすいですが、油断禁物。
緩やかな下りから、

11/2 14:24

最後は上りの鎖場。

11/2 14:31

そして、剣ヶ峰　初登頂！

11/2 14:32

山頂は狭く人だかり。
みな嬉しそう^ ^

11/2 14:32

山頂の石碑。

11/2 14:33

喜びもつかの間、足早に下山します。

11/2 14:42

行きに比べ下山コースは歩きやすそう、
滑るので気を抜かないように・・

11/2 14:52

山岳信仰の面影

11/2 14:54

両神神社。好きです、こういう場所。
一礼。

11/2 14:59

落雷の爪痕。

11/2 15:20

滑る滑る。

11/2 15:25

清滝小屋到着。
おにぎり休憩。

11/2 15:53

水場。
ありがたく頂戴したかったものの、先を急ぎます。

11/2 16:00

ガスが濃くなってきました。

11/2 16:32

沢まで降りてきたところで、周囲が暗く。
ヘッデン装着します。

11/2 17:09

無事下界へ

11/2 17:09

着きました！

11/2 17:15

最終バスに無事間に合いました。
楽しかった〜。完全燃焼です。
お疲れ様でした！！

撮影機器：

Canon PowerShot G15 Canon

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

ヘルメット ツェルト 予備靴下 芍薬甘草湯

感想

shitroen

実は高所恐怖症。
病は気から、好きな山でこれは克服しないともったいない。
そんなわけで、今回行ってきました。高所イワイワの八丁尾根！

距離は短めですが、アップダウンガッツリのタフなコースです。
ルーファイや岩登りなどなど、学ぶ点が盛りだくさんの山旅でした。

当初は、日月2日連続で秩父の山を楽しもうなどと思っていましたが、
この1日で完全燃焼です。全身筋肉痛がいつにも増して・・笑

八丁尾根は、まさにギッザギザ。
見てよし、登ってさらによし。
アスレチックムード満載の素晴らしい尾根でした。

追記:
坂本コースの渡渉は増水時でなければ、沢に入って渡る選択もありそうです。
深さはくるぶし〜膝ぐらいでした。