大菩薩嶺(ナイトハイク・上日川峠〜周回コース)


- GPS
- 04:56
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 674m
- 下り
- 689m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:54
下り…石丸峠経由で周回
天候 | 快晴!(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は数箇所あるが、かなり混んでいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 |
写真
感想
土日仕事だったので連休最終日の文化の日のみで山行を計画。
本当なら近場で済ませたかったところが、冬型の気圧配置だったため行動パターンも冬型に…ということで石川から実家の山梨まで遠征することにした。
ただ今回は八ヶ岳や南アルプスもあまり天気が良くなさそうで、何より風が強そうだったため、より東に位置する「大菩薩嶺」にターゲットを絞った。
自分が生まれ育った地は大菩薩のお膝元であり、小学生くらいの時に祖母達と登った記憶があるが、本格的に登山を始めてからは「いつでも登れる山」という意識から未だに「ちゃんと」登ったことがなかった。
登っていなくても、常日頃から見上げていた山だったし位置関係も熟知していたので、この山のアドバンテージもある程度理解していた。
それは、「甲府盆地の夜景が素晴らしいこと」と、「富士山の眺望が素晴らしいこと」の2点だ。
その2つのメリットを同時に享受するためには、夜明け前のナイトハイクを敢行するしかない。
ということで、朝4時にロッヂ長兵衛に到着し、4時半前に最短ルートで大菩薩峠を目指した。
予定通り暗いうちに大菩薩峠に到着。
風が強かったのでダウンジャケットとアウターを重ね着する。
寒いといえば寒いが、冬のアルプスや八ヶ岳と比べれば気温も風速もたいしたことはない。
早速三脚とカメラを取り出してまずは夜景を撮影。
甲府盆地の夜景は規模が大きく、明るくて、山から距離が近いので迫力がある。
そのうち東の空が白み始め、今度はご来光タイム。
そして南を見ると雄大な富士山のシルエット。
なんて贅沢な時間なんだろう・・・
大菩薩は百名山としては色々と言われているが、これだけ庶民に親しまれ、これだけの展望を楽しませてくれる山はそう多くはないだろう。
一通り景色を写真に収めてから大菩薩嶺を目指す。
大菩薩嶺は噂通り樹林帯の中にあり眺望は全くなかったので、ほどなく来た道を引き返して再び大菩薩峠へと向かった。
同じ道をピストンしているわけだが、薄暗い時間帯に歩くのと、明るくなってから歩くのとでは全く印象が違うので面白い。
大菩薩峠まで戻ると、下山は石丸峠経由で上日川峠に向かうことにした。
石丸峠は大菩薩峠とは少し雰囲気が異なって広大な笹原の斜面が広がっており、個人的には大菩薩より好きな場所となった。
そして同時に、雪が降ったら絶対この斜面をスキーで滑ろうと心に誓った。
その後はカラマツの黄葉やかわいらしいマユミの実等を眺めながらのんびり時間をかけて下山。
大菩薩のようにピークを目指すタイプの山ではなく、登山の過程の全てを楽しむような山では焦って歩いたらもったいないな、と思った。
石川から往復650km・・・登山よりも車の運転の方が長かったが、行って良かったと心から思えたし、自分の生まれ故郷にこんな素晴らしい山があったのだということを再認識すると同時に喜びを覚えた。
Sanchan33さん、こんばんは! 一番乗りでしたね
大菩薩嶺には行った事が無いのですが、本当に素晴らしい夜景ですね
僕も夜景は大好きなのですが、若い頃に女の子と良く見た影響なのか、最近は山で夜景を見ると歳を取ったなぁ〜
ところで写真ヤバいですね
謙遜は無しにして、これは腕ですか?カメラの性能ですか?
僕のショボイ腕でもこれに近い写真が撮れるのなら、来年あたりにお金を貯めて買おうか!と本気で考えています
kaikaireiさん、こんばんは。
めちゃくちゃ早いコメント、ありがとうございます(笑)
夜景って山に登らなくても見れたりするので、割とデートとかの記憶がトラウマになってたりしますよね(笑)
冬山の澄んだ空気の中で眺める星空や夜景、そしてモルゲンやアーベントロートなど、刻々と変わる景色をのんびり眺めるのが大好きです。
写真は間違いなく腕ではないです(笑)
安い一眼と高いコンデジを2台持ちで出かけました。
ひとつ言えるのは、JPGで撮ってしまうと後から明るさや色合いなどの補正ができないのでRAWで撮れるカメラがあるとミスをカバーできるのでいいと思います。
今回大菩薩は実質的に初めてでしたが、トレラン向きな山だと思いますので是非行ってみてください!
こんばんは
これだけ市街地が見える山で百名山っていいですね。
自分も地元の山は大事にしたいです。
往復650kmって・・・行動力はSanchanさんのほうがありますよ
それにしても馬刺し1kgってたべきれるんですか?
koueiさん、おはようございます。
大抵高い山だと夜景が遠くなってしまいますが、山梨の山は南アルプス、八ヶ岳、鳳凰三山、茅ヶ岳など、どこの山でも市街地がそれなりに近いので毎回お楽しみのひとつにしています。
石川からは遠いのですが、冬は天気の良い山梨、長野南部あたりまで通うことにしています。
ある意味慣れてしまって、あまり距離を感じなくなりました(笑)
上高地を越えたあたりから鉛色の空が青空に変わるので、昨日のkoueiさんじゃないですが、テンションどん底から這い上がっていく感じがいいですね。
馬刺しは一人で食しているわけではなく家族みんなで食べています。
元々好物なのですが、石川では売っていないので・・・
まあ、そんなこんなで、渡り鳥のような生活をしています(笑)
機会があったら八ヶ岳あたり行きませんか?
あ、奥さんの許可が下りたらですが(笑)
あるんやね。
夜景を楽しむために登るっていうのは、ありそうで意外とないかも。
なるほど、これはありやね♪
近頃嫁の庭になっている二上山で試してみようかな(^^)
yamachan、こんにちは。
二上山の展望は知りませんが、夜景が見れるならすごく近そうでいい感じですね。
暗いうちに周りが見えない中登って、明るくなってから同じ道を歩くと「ああ、こうなってたのか」って、新たな発見もあったりして楽しいものですよ。
獅子吼高原とかもいいかもしれませんね。
Sanchanさん おはようございます
今回もすごい素敵な写真ありがとうございます。 夜景すてきですね。
かなりのおばちゃんですが、キュン☆としちゃいます。空も
スカッと青いですね すばらしい(^ー^) なかなか自分で登るのが難しいので、レコ楽しみにしてます。
それにしても、休日出勤もしながらも 遠出の山行 タフですね。 それも すごい!
yu-mamaさん、コメントありがとうございます。
本当は今の時期北陸の山は雪が降って、雪山を楽しめる時期なんですが、今年はなかなか積もらないので遠征してしまいました。
山でリフレッシュしないと仕事ができない身体になってしまったので仕方ないですね(笑)
ぜひ今度yamachanと二上山で夜景を見てきてください。
レコもおねがいしますよ!
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