【愛媛】二ノ森【面河ルート】
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5時半くらいに起床。 夕べ高松〜面河に移動しておいた。 車の中の寝心地は結構良かったし、ダウン着て寝たため全然寒くなかった。
これくらいの時間に車が1台やってきて、6時前くらいに2台やってきた。 まだ朝早いのに、もう車が来るんだな。 全部で3台の車の人たちは、早々と登山に向かって行った。
車の中で朝ご飯の稲荷寿司とパンを食べ、登山の準備をして出発。 寝起きで体が冷えているので、登山口まではダウンを着たまま歩いていく。 平坦な道なので、20分くらい歩いても体が暖まらなさそう。
薄暗い遊歩道を歩いて登山口に到着。 さて、寒いがここでダウンを脱がなくては、この先で間違いなく暑くなる。
登山道を登って行く。 出だしは石段が続く。 10分ほど歩いたところで石段は終わり、普通の登山道になる。
30分くらい歩いて異変が起きた。 お腹が痛い…… 急いで荷物を下ろし人目につかないところに移動。 下痢になってしまった。 お腹が痛くてその場所から30分くらい動けず…… しかも体も冷えてきた…… 30分くらい経って少し落ち着いたが、この先大丈夫だろうか。 痛すぎてもう帰ろうかと思うくらいだったが、せっかく昨日から移動したのに帰るのはもったいなさすぎる。 まだ7時なのに。 お腹の痛みがおさまったところで、先に向かって歩き始める。
そのため霧ヶ迫に着いたのが大幅に遅れてしまった。 霧ヶ迫で休む。 水分摂るのが怖いなぁ…… だが飲まないと歩けないし…… お茶を飲んでみる。 すぐには腹痛が来なかったので一安心か?
休んでいたら30歳くらいの男性が抜かしていった。
そのまま登山道を歩いていき、1525m地点に到着。 木々の切れ間から、雄大な石鎚が見えてきた。 面河方面からの石鎚はすごい迫力だなぁ。 歩いていたら先ほどの男性に追いついた。 一眼レフで一生懸命石鎚の写真を撮っていた。
紅葉が散ってしまって残念だと話していた。
オレは今日二ノ森に登る。 石鎚に行くにはこのまま登山道を真っ直ぐ歩き、愛媛大学小屋を経てトラヴァースルートを歩き、三ノ鎖下で成就ルートと合流するのだけど、二ノ森に行くには、そのルートを歩いたら遠回り過ぎる。
ここからは、面河山〜三ノ森の尾根をひたすら登って行くルートを選択。 2年前の冬季のこのルートも、ここから先、谷間の登山道は積雪がすごすぎてまともに歩けなかったので、冬季も尾根ルートを選択することになると思う。 なので、それの下見も兼ねて、尾根を歩いていく。 尾根に取りついて、ひたすら上を目指して歩いていく。
笹が腰くらいまで伸びており、非常に歩きづらい。 ほとんど人が歩いていないので、踏み跡もほとんどない状態。 笹に引っかかってすぐに靴紐がほどけるので、スパッツを着用。
どんどんと登って行く。 だいぶ歩き、ようやく樹林帯を突破した。 が、笹なのは変わらず。 目の前は緑のじゅうたんが敷き詰められている。 見るだけならすごい美しい。 が、歩くのはとても辛い。
苦労しながら歩いていたら、ようやく愛媛大学小屋への分岐が見えてきた。
この辺りで休憩しようと思っていたのだけど、また腹痛が…… この付近は隠れる場所が無いので、我慢したまま上に登り、岩陰まで移動。 まだ下痢だな…… お腹も落ち着いたので上を目指す。 結構荒れた道だけど、この辺りは人が歩いているらしく、赤テープやピンクテープが巻き付けられていた。 そして、稜線に合流。 合流地点はピークで、三ノ森というらしい。
そこから西に数分歩いたら、石鎚〜二ノ森の登山道に合流。 少し行ったら、高瀑ルートへの分岐があった。 前はもっと目立たない感じだったけど、今では見落とすことはないくらいに目立っていた。
二ノ森に向かって歩いていると、木々が白い。 その地帯まで行ったらわかったのだけど、霧氷だった。 まさか霧氷が見られるとは思っていなかったのでラッキーだな。
二ノ森手前で50代くらいの男性とすれ違った。 そして、二ノ森山頂に到着。
二ノ森に来るのは初めてだったが、景色が美しいな。 こうやって見ると、石鎚山は結構遠い。
山頂には50代の夫婦と思われる人たち、50代の男性がいた。 夫婦は土小屋から、男性は保井のから堂ヶ森経由で二ノ森にやってきたらしい。 夫婦と男性はそれぞれのルートに帰って行った。
山頂でラーメン作って食べていたら、50代くらいの男性がやって来た。 男性は成就ルートで二ノ森にきたらしい。
その人は1年ぶりの山と言っていたが、山にすごい詳しくていろんな情報を教えてもらった。 そして男性も石鎚に向かって帰って行った。
さて、下山ルートも長い、そろそろ帰ろうかな。 三ノ森までは見た目は遠いが結構すぐだった。 そこから薄い道を歩き、愛媛大学小屋分岐まで。 帰りは愛媛大学小屋まで下りて、普通の登山道で帰ろう。 分岐からは踏み跡のある笹を一直線に下りていく。 ものすごい傾斜だ。 半分滑りながらどんどんと下りていく。 最後の方は胸くらいまで笹があったが、急な下りなのでらくちん。 愛媛大学小屋前の、木の板を敷き詰めたところに下りてきた。
ここからは登山道を歩いてい帰る。 谷間を歩く登山道。 すぐに1525m地点まで到着。 その先で、50代くらいの男性が大きなカメラをもって歩いてきた。 石鎚の写真を撮りに来たみたいだけど、雲が出てしまっているので残念がっていた。
霧ヶ迫を通過し、無事、登山道まで下りてきた。
面河の遊歩道はすごいたくさん人がいた。 どうやら紅葉の真っ最中のシーズンで観光客がたくさんくるみたい。 駐車場には警備員がいて、途中の路肩にも車が止まっているほど多かった。 面河に来るのはこれで4回目くらいだけど、登山客以外の人を見たのは初めてかもしれない。 確かに紅葉は綺麗だったな。
本日の登山、腹痛で苦しみながらの登山になってしまった。 本当は西ノ冠岳にも行ってみたかったが、思わぬタイムロスで結局行くことはできなかった。 今度別ルートから目指してみよう。
二ノ森の霧氷はとても美しく、高瀑ルートの分岐から西は未踏だったので、歩くことができて満足。 堂ヶ森〜二ノ森も歩いてみたくなった。
山は思ったより冷え込んでいて、これからちゃんと冬を意識した装備に変えていかないといけないな、と思った。 もうすぐ積雪シーズンの到来。 スタッドレスに変えなくては。
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