大弛峠からの国士ヶ岳・甲武信ヶ岳・西沢渓谷ぐるり

2014年11月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:48
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,485m
• 下り: 2,734m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:48

9:28 大弛峠
9:47 9:47 前国師ヶ岳
9:54 9:58 北奥千丈岳
10:05 10:10 国師ヶ岳
10:55 10:55 国師ノタル
11:17 11:18 東梓
11:46 11:46 両門ノ頭
12:03 12:03 富士見
12:23 12:29 水師
12:52 13:11 甲武信ヶ岳
13:19 13:35 甲武信小屋
13:46 13:46 木賊山まき道分岐
14:20 14:21 徳ちゃん新道分岐
15:00 15:00 徳ちゃん新道登山口
15:03 15:04 二俣吊橋
15:35 15:35 七つ釜五段の滝
15:41 15:42 西沢渓谷終点
15:51 15:51 大展望台
16:08 16:08 ねとりインフォメーション
16:16 西沢渓谷駐車場

　　　歩数：42,623 Step
平均心拍数：143 bpm
　移動距離：22.7km
累積標高（上り）：1,383m
累積標高（下り）：2,631m
EK度数※：49.7
※詳細はmurrenさんの山ノートにて：
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142

天候

曇り（ガス）のち晴れ＆強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：栄和交通バス　塩山駅7:30発→大弛峠8:50着※
※土日祝のみ。予約制で「前日正午」までに予約必要。
　インターネットで簡単に予約可→http://eiwa-kotsu.com/web-booking/enzan/
帰り：山梨市営バス　西沢渓谷16:25発（最終）→山梨市駅17:25着

コース状況／危険箇所等

・積雪は無し。
・早朝に木々に付いた薄氷が強風で落ち、シャーベット上になっている。
　→解けて一部ぬかるんでいる場所あるが大きな影響は無し。

写真

11/8 7:23

中央本線の車窓からの金峰・甲武信方面。山頂には日差しが。

11/8 7:31

塩山北口を出たところにバスが待機。予約制です。

11/8 9:03

大弛峠着。激しい風とガスがあり、体温を奪われ非常に寒い。

11/8 9:05

気温は4度。レインウェア上下と防寒具を着込み、歩き始める。

11/8 9:02

大弛峠標識。

11/8 9:04

大弛小屋。販売営業は終了。素泊まりのみ受付とのこと。

11/8 9:09

前国士ヶ岳までは階段が良く整備されている。

11/8 9:11

夢の庭園分岐。（夢の庭園側から撮影）

11/8 9:13

夢の庭園。ここで突如腹に異常が。大弛のトイレに緊急待避！

11/8 9:29

何とか間に合った…が、紙が無い。（詳細は感想へ…）

11/8 9:30

気を取り直しで再出発。レコの時間はここから再計測。

11/8 9:47

一部氷あり。木々についた氷が払い落とされたと思われる。

11/8 9:50

前国士ヶ岳着！太陽の存在感がUP!

11/8 9:50

前国士ヶ岳の東側。雲がすごい速度で動いてます。

11/8 9:53

北奥千丈ケ岳分岐。

11/8 9:56

北奥千丈ケ岳着！

11/8 9:58

南側は真っ白だが、国士ヶ岳方面は一部青空が。

11/8 10:05

国士ヶ岳に向かいます。

11/8 10:08

国士ヶ岳着！立っているのがやっとなほど風が強いです。

11/8 10:10

雲が一瞬だけ切れ、雲海の向こうに富士山がくっきりと見えた。山の神様ありがとう！

11/8 10:18

ここでの気温は4度。（大弛峠から変わらず）

11/8 10:20

地図にない西沢渓谷方面に下りる道との分岐。

11/8 10:21

標高が上がったからか落ちていた氷がどんどん巨大化。

11/8 10:26

しばらく眺望の無い区間が続く。時折見える空が気持ちよい。

11/8 10:58

国士のタル。

11/8 11:14

明らかに存在感の違う木。

11/8 11:19

東梓。小さな山頂。

11/8 11:20

空には幾層もの雲が。

11/8 11:48

両門ノ頭の大岸壁より。

11/8 12:18

原生林の道を延々と進む。

11/8 12:26

水師山頂。1名テントぐらいのスペース。眺望無し。

11/8 12:46

いよいよ甲武信ヶ岳の核心部。

11/8 12:53

ここがきつい。

11/8 12:55

甲武信ヶ岳山頂着！

11/8 13:06

北西側は八ヶ岳まで良く見える。

11/8 12:57

登ってきた尾根には次から次へと雲がかかります。

11/8 13:00

ここでの気温は7度。

11/8 13:22

甲武信小屋へ。

11/8 13:33

優雅にコーヒーを一杯いただく。

11/8 13:45

下山時。ガスに包まれてきました。

11/8 14:23

近丸新道・徳ちゃん新道分岐。

11/8 14:24

徳ちゃん新道を下ります。一部痩せ尾根あり。

11/8 14:27

紅葉に染まる広瀬湖が見えた。

11/8 15:03

徳ちゃん新道入口。16:25のバスまで時間があるので、西沢渓谷を進んでみることに。

11/8 15:05

二俣吊橋。

11/8 15:06

鶏冠（とさか）山と紅葉。

11/8 15:09

紅葉が美しい。

11/8 15:14

三重ノ滝。

11/8 15:26

この時点でバス停へ向かおうか考えたけど、あとちょっとだけ…で先へ進んでしまう。

11/8 15:27

母体渕。

11/8 15:35

百名瀑・七ツ釜五段ノ滝！結局最後まで来てしまった。

11/8 15:45

西沢渓谷終点。あと40分でバスが来る。急げ！

11/8 15:56

昔はトロッコが走っていた道なので、平坦で楽。

11/8 15:59

トロッコの保存あり。

11/8 16:07

綺麗です。

11/8 16:07

間に合うか間に合わないかのところで、近道有り！

11/8 16:10

ねとりインフォメーション。

11/8 16:18

バス停着！間に合った。

11/8 16:19

バス停の最後の紅葉。見納め。

撮影機器：

LUMIX DMC-GX1 パナソニック

装備

個人装備

バックパック（17ℓ） 飲料（1.5ℓ） 行動食（1000kcal相当） ファーストエイドキット エマージェンシーブランケット スポーツタイツ上下 レインウェア上下 長袖厚手ミドルウェア 防寒具（ユニクロウルトラライトダウンジャケット） 登山用ハーフパンツ ランニングシャツ トレランシューズ ミラーレス一眼 レンズ 予備バッテリー

感想

KASSAN

金曜が早く帰れそうで土曜が空いたので山に登らない手はないと思い、通勤時にスマホから大弛峠へのバスを予約して、甲武信ヶ岳まで縦走することにしたました。

天気予報は「てんきとくらす」をチェックしてますが、見るたびに登山指数が変わっており不安定さが出ていた。念のため装備は防寒具を多めに持っていったものの、いざ大弛峠に到着してみるとガス＆暴風でめちゃくちゃ寒かったです。

夢の庭園まで進んだところでまさかの腹からエンジン音が…寒さのため腹を壊したと思われる。急遽大弛峠まで戻りトイレに駆け込んだものの備え付けの紙が無い。手持ちもタオルしかない。相当焦ったが（もれそうなので）ゴミ袋のトイレットペーパーの芯についてる切れ端を集めて難を凌いだ。トイレットペーパーは今度から絶対もってこようと本当に思いました…

国士ヶ岳で富士山が見れたのは本当にラッキーでした。ほんの十数秒でしたが、雲海の向こうに見える富士山は本当に感動しました。

甲武信ヶ岳では奥秩父の慰霊祭の日だったようで、遺族の方や関係者の方数名と山頂や小屋で話す機会がありました。トレランスタイルで比較的軽装だったこともあり、装備のことを気にしてくれたりして「君も祭られないように気をつけろよ！」なんてジョーク交じりに言ってもらったりもしましたが、個人でもインターネットで山の情報を得て気軽に登山ができてしまうので、改めて安全面について考えさせられるきっかけとなりました。