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記録ID: 544304
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

釈迦ヶ岳〜猫岳〜羽鳥峰周回―初めてお釈迦様にかじりついた

2014年11月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.6km
登り
773m
下り
766m

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:32
合計
4:55
7:50
138
10:08
3
10:11
10:32
13
10:45
43
11:28
11:30
2
11:32
11:41
64
12:45
0
12:45
ゴール地点
天候 曇。分厚い雲が全然取れず。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名古屋方面から伊勢湾岸道を走り、四日市ICで下りる。
R477、306を通り、県道762号(朝明渓谷線)を走り、朝明駐車場へ。
ナビでは「朝明駐車場」だと該当なしになってしまい、「朝明キャンプ場」で出ました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はほとんどなく、歩きやすいルートです。
唯一、釈迦岳直下の大蔭のガレを下る箇所は気を抜かないことと、猫谷ルートで赤いロープが張られた急下りの岩場、川沿いでのロストルートには注意が必要です。
その他周辺情報 朝明駐車場:500円(近辺に無料駐車場はない様子) 清潔なトイレ有
登山ポスト:釈迦ヶ岳の中尾根、庵座谷への登山口に有。用紙、ペンもあります。
下山後のお風呂は片岡温泉アクアイグニス:600円を利用。
お洒落云々をさておいても、泉質が良くて心地良いぬるめのお湯でじっくりしっかり温まれるところが気に入っています。
こちらが登山口。登山ポストがあって、脇にバス停があります。
こちらが登山口。登山ポストがあって、脇にバス停があります。
朝明駐車場。お天気が悪いものの、7:40時点でこの埋まり具合。御在所方面に行かれる方が多い様です。
朝明駐車場。お天気が悪いものの、7:40時点でこの埋まり具合。御在所方面に行かれる方が多い様です。
登山道を入ってすぐ、この小さな橋を渡り…
登山道を入ってすぐ、この小さな橋を渡り…
こんな感じのなだらかな山道へ
こんな感じのなだらかな山道へ
落ち葉が降り積もって、足元はふかふか
落ち葉が降り積もって、足元はふかふか
一瞬、この堤を渡るのか?と思ったけれど
一瞬、この堤を渡るのか?と思ったけれど
もう少し上流の辺りで楽に渡渉できる
もう少し上流の辺りで楽に渡渉できる
最初、なかなかの急登です
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最初、なかなかの急登です
この木立が気持ち良い
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この木立が気持ち良い
グラデーションのきれいな葉っぱ
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グラデーションのきれいな葉っぱ
看板、親切です。これに従って行けば迷いません。
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看板、親切です。これに従って行けば迷いません。
だんだん岩が出て来てごつごつして来る…
だんだん岩が出て来てごつごつして来る…
すると、ここへ。
すると、ここへ。
木々が開けて、御在所方面が見えます
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木々が開けて、御在所方面が見えます
中盤を過ぎて、この急登の丸太組み段々はキツい。しかも一段一段の高さが結構あって、歩幅とまるで合いません。
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中盤を過ぎて、この急登の丸太組み段々はキツい。しかも一段一段の高さが結構あって、歩幅とまるで合いません。
木々の間から、頂きが見えて、あれが釈迦?と思うけれど…
木々の間から、頂きが見えて、あれが釈迦?と思うけれど…
こちらが釈迦でした。
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こちらが釈迦でした。
こちらは猫岳。
雨乞も見える
猫ちゃんの山肌はこんな感じの紅葉。うーむ、今一つかな?
猫ちゃんの山肌はこんな感じの紅葉。うーむ、今一つかな?
この先、岩場でちょっとガラガラします
この先、岩場でちょっとガラガラします
上から歩いて来た道を見下ろすとこんな感じ。写真で見るより急勾配です。
上から歩いて来た道を見下ろすとこんな感じ。写真で見るより急勾配です。
そしてこれから登って行く道を見上げるとこんな。急だし、岩ごろごろ。
そしてこれから登って行く道を見上げるとこんな。急だし、岩ごろごろ。
上ると更に見晴らしが良くなります。雨乞、イブネ、クラシ方面。
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上ると更に見晴らしが良くなります。雨乞、イブネ、クラシ方面。
御在所方面。分厚い雲がかかちゃってるのが残念。晴れていればどんなにか良い眺めだろう。
御在所方面。分厚い雲がかかちゃってるのが残念。晴れていればどんなにか良い眺めだろう。
松尾尾根との合流地点。ここで稜線に出ると…
松尾尾根との合流地点。ここで稜線に出ると…
ひゃっほう!と叫びたくなります。と言うか、叫びました。
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ひゃっほう!と叫びたくなります。と言うか、叫びました。
お釈迦様の頭部分?もくっきり見えました
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お釈迦様の頭部分?もくっきり見えました
頭、upで。なかなかガラザレしていますね。大蔭のガレに差し掛かるところ。
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頭、upで。なかなかガラザレしていますね。大蔭のガレに差し掛かるところ。
大蔭のガレ、下って来たところを見上げる。
大蔭のガレ、下って来たところを見上げる。
ここが釈迦ヶ岳最高点。1097.1m
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ここが釈迦ヶ岳最高点。1097.1m
三重県四日市側が見晴らせるのだけれど、あいにくの天気で…
三重県四日市側が見晴らせるのだけれど、あいにくの天気で…
さっきより雨乞が近くにはっきり捉えられる感じ
さっきより雨乞が近くにはっきり捉えられる感じ
ここが大蔭。釈迦ヶ岳山頂と庵座谷、松尾尾根を結ぶ道と羽鳥峰への分岐点。
ここが大蔭。釈迦ヶ岳山頂と庵座谷、松尾尾根を結ぶ道と羽鳥峰への分岐点。
釈迦ヶ岳山頂!1091.9m...山標は1092mになっているけれど
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釈迦ヶ岳山頂!1091.9m...山標は1092mになっているけれど
三角点も。ストックは他のパーティーの方のもの。
三角点も。ストックは他のパーティーの方のもの。
猫岳に近づいた辺りから振り返ると、歩いて来た釈迦の稜線が見える。あの切れ立っている背を歩いて来たんだ。
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猫岳に近づいた辺りから振り返ると、歩いて来た釈迦の稜線が見える。あの切れ立っている背を歩いて来たんだ。
あっと言う間に猫岳到着!
あっと言う間に猫岳到着!
猫岩にプレートが設置されています
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猫岩にプレートが設置されています
猫岳から羽鳥峰に向かって歩いて行く途中の林。滋賀県側。白く浮かび上がる木立が美しい。
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猫岳から羽鳥峰に向かって歩いて行く途中の林。滋賀県側。白く浮かび上がる木立が美しい。
木立から覗く紅葉の名残?晴れていればもっと輝いて奇麗なんだろうなぁ...
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木立から覗く紅葉の名残?晴れていればもっと輝いて奇麗なんだろうなぁ...
手書きでハト峰はこっち!と言われています
手書きでハト峰はこっち!と言われています
ここ、一瞬、道を見失いそうになりましたが、小さな溝の向こうの木に赤い目印がありました。そうか、そっちか。
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ここ、一瞬、道を見失いそうになりましたが、小さな溝の向こうの木に赤い目印がありました。そうか、そっちか。
ここ、朝明から登って来る林道との分岐点
ここ、朝明から登って来る林道との分岐点
羽鳥峰!全景を写せば良かったのですが、砂丘のような砂地にここだけ岩が積み重なっています。
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羽鳥峰!全景を写せば良かったのですが、砂丘のような砂地にここだけ岩が積み重なっています。
羽鳥峰から振り返った猫岳方面。あの辺も歩いて来たのね。
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羽鳥峰から振り返った猫岳方面。あの辺も歩いて来たのね。
羽鳥峰から下って羽鳥峰峠の分岐地点に来ると、こんなケルン状の碑が。
羽鳥峰から下って羽鳥峰峠の分岐地点に来ると、こんなケルン状の碑が。
てっぺんのプレートはこういった文字が刻まれています
てっぺんのプレートはこういった文字が刻まれています
さて、猫谷を下り始めるとすぐにこんな岩岩の道。歩きにくい…。雨が降ると沢化するんだろうなぁ。
さて、猫谷を下り始めるとすぐにこんな岩岩の道。歩きにくい…。雨が降ると沢化するんだろうなぁ。
谷を下って行くと、この川に突き当たる。
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谷を下って行くと、この川に突き当たる。
ずっと川沿いを歩くのだけれど、こんな赤ロープの張られた急下りや…
ずっと川沿いを歩くのだけれど、こんな赤ロープの張られた急下りや…
ここを下れって?というような、ちょっとした堤のような箇所も
ここを下れって?というような、ちょっとした堤のような箇所も
何度か渡渉していると、ここへ出ます
何度か渡渉していると、ここへ出ます
明治期に作られたなわだるみ堰堤だそう
明治期に作られたなわだるみ堰堤だそう
そして林道にぶつかる地点
そして林道にぶつかる地点
あとはこういった林道歩き
あとはこういった林道歩き
この辺り、割と黄葉がカラフル
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この辺り、割と黄葉がカラフル
林道を歩いていたらこの建物が見えたので「あ!トイレ!」と思ったら違った。水車小屋だそうです。
林道を歩いていたらこの建物が見えたので「あ!トイレ!」と思ったら違った。水車小屋だそうです。
朝明砂防学習ゾーンだそうです。ここ、テーブルも完備されていたので、歩いて来た最後にコーヒー・ブレイクするのに良さそう。
朝明砂防学習ゾーンだそうです。ここ、テーブルも完備されていたので、歩いて来た最後にコーヒー・ブレイクするのに良さそう。
私有地に植林されているカエデが奇麗な赤
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私有地に植林されているカエデが奇麗な赤
グラデーションのものも
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グラデーションのものも

感想

鈴鹿で、まだ登っていない7マウンテン―藤原、入道、釈迦―のどこかへ行こう、と思っていて、前夜までは入道を鎌と組み合わせて...というのが第1候補だったのだけれど。
お天気が良くなさそうなのと、朝出発に手間取って遅くなってしまったのと、本格的に(?)登るのは爺ヶ岳以来1ヶ月振りだったので若干体力にも自信がなく、急遽、釈迦ヶ岳のみに変更。
そのせいで、ルートに関する下調べをほとんどしていなくて、とりあえず鈴鹿の山と高原地図だけ引っつかんで出かけました。
うーん、これがやはりまずかったです。
本当は中峠、あわよくば水晶岳まで行く周回コースを歩くつもりだったのに、羽鳥峰峠まで行ったところで、残り時間を読めなくて、無難に猫谷を下るルートを選んでしまいました。
中峠からの道が、山と高原地図では破線になっていたのも少し気になり。
更に時間表示が書かれていなかったのも気になり。
後から調べたら、破線表示にする必要がないくらい、普通の山道のようでした。
残念。
ちょうど羽鳥峰峠でお昼ご飯を食べていたご家族連れのお父さんが詳しそうだったので道をお聞きしたところ、「中峠でも、ちょっとクサリのところがあるくらいで、そんな悪い道ではないですよ」と教えて下さったのですが。
それを頼りに中峠まで行ってしまえば良かったです。
その時点で11:40だったのがネックでした。
お天気が悪そうだったので、13時前までには駐車場に戻りたい…と思っていて、その焦る気持ちも良くなかったかも。
下って、朝明駐車場に着いたら、どうにも歩き足りなくて、距離・時間共にもうあと少しは歩きたかった感覚でした。

そんなこんなで反省や後悔もありながら。
初めての釈迦ヶ岳は、ゆるやかでなだらかなだけの山かという予想を裏切って、頂上直下では急登の岩場を、まさにかじりつくようにして登る充実感も味わえて、そのかじりつく感じが「お釈迦様にすがっている」感じもして、なかなか面白かったです。

朝明駐車場からはハライド、国見岳を通って御在所方面へ向かう方が多い様で、釈迦ヶ岳を登っておられる方はとても少ない様でした。
頂上まで1組のパーティーと前後しただけで、ほとんど人と会わない静かな山歩きでした。
稜線に出るまで猿の群れの声がよく聞こえていたのが、少し怖かったけれど。

猫岳から羽鳥峰へ向かう開けた稜線歩きも、のんびりしていて見晴らしが良くて、絶好のハイキングコースですね。
御在所も鎌も雨乞も、綿向辺りまでよく見えて、ここまで鈴鹿の山々を見渡せる山も珍しいのではないかと思いました。
今度はぜひお天気の良い日に、水晶岳を目指して周回したいです。
あぁ、でも、その前に鎌尾根を歩きたいなぁ。
イブネ・クラシも行きたいんだよなぁ。
鈴鹿は、歩きたいところだらけです(ヒルがいるから秋限定)。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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