ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5445211
全員に公開
ハイキング
甲信越

持倉鉱山跡と背後のマンダロク山へ

2023年05月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
7.9km
登り
599m
下り
591m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
1:24
合計
6:22
7:55
21
スタート地点(林道終点)
8:16
8:51
20
9:11
9:15
21
林道終点
12:00
12:39
98
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
持倉鉱山跡への林道は悪路。終点まで行かずに途中の路肩スペースに止めた方が無難です。
マンダロク山は登山口に数台駐車可。
コース状況/
危険箇所等
持倉鉱山跡 〜 林道終点から踏み跡(廃林道)を辿るが崩落箇所あり。ハシゴ等が設置されてます。川の両側に遺構があるので長靴必携。

マンダロク山 〜 尾根筋に登山道が続いているが細くてヤブっぽい。上部では風化した花崗岩のザレ場、ヤセ尾根が多く滑落しないよう注意が必要。
本日はまず持倉鉱山跡を訪ねます 
林道終点だけどかなり悪路で車は泥だらけ
4
本日はまず持倉鉱山跡を訪ねます 
林道終点だけどかなり悪路で車は泥だらけ
地形図では鉱山跡まで黒線が描かれてるが、ここから先は崩壊してます
4
地形図では鉱山跡まで黒線が描かれてるが、ここから先は崩壊してます
渡渉もあるので長靴履き
4
渡渉もあるので長靴履き
舗装されてる場所もあります
2
舗装されてる場所もあります
この大量の白い花はシャクですね
2
この大量の白い花はシャクですね
気をつけないと足元から崩れたりします 
相方は危機一髪セーフ💦
3
気をつけないと足元から崩れたりします 
相方は危機一髪セーフ💦
アケビの花
堰堤を越えればもうすぐかな
2
堰堤を越えればもうすぐかな
ミツバツツジ
この辺は川に落ちないよう注意
2
この辺は川に落ちないよう注意
前方に見えてきました!
6
前方に見えてきました!
対岸にも何やら見えます
2
対岸にも何やら見えます
おお〜!
おお〜! 
これが鉱山事務所跡だな
10
おお〜! 
これが鉱山事務所跡だな
踏み跡がさらに続いていたのでちょっと辿ってみます
4
踏み跡がさらに続いていたのでちょっと辿ってみます
コゴミ畑
ちょっとボケたけどワサビです
2
ちょっとボケたけどワサビです
コンクリの土管みたいなのがありました 
これも遺構かな
2
コンクリの土管みたいなのがありました 
これも遺構かな
その先は水深もあって行けません 
いい渓相なので竿を出したいくらい
1
その先は水深もあって行けません 
いい渓相なので竿を出したいくらい
で、事務所跡まで戻って探索します
3
で、事務所跡まで戻って探索します
ラピュタ?マチュピチュ?それともアンコールワットか? 
ネットでもいろんな呼び方をされてます
6
ラピュタ?マチュピチュ?それともアンコールワットか? 
ネットでもいろんな呼び方をされてます
このアーチなんかは古代ローマ遺跡っぽい
4
このアーチなんかは古代ローマ遺跡っぽい
渡渉して対岸へ
こちらは精錬所跡らしいです
4
こちらは精錬所跡らしいです
階段を登ってみよう
5
階段を登ってみよう
炉の跡でしょうか
4
炉の跡でしょうか
空気坑かな
深い穴もあるので要注意
2
深い穴もあるので要注意
対岸から事務所跡を見下ろす 
4
対岸から事務所跡を見下ろす 
アーチがいいね
草木に覆われているこちらの風景はラピュタ感満載
6
草木に覆われているこちらの風景はラピュタ感満載
滑車ですね
いかにも鉱山跡という感じの石 
この建物に使われている煉瓦は、採掘で出たズリを溶かして固めたものだそうです
2
いかにも鉱山跡という感じの石 
この建物に使われている煉瓦は、採掘で出たズリを溶かして固めたものだそうです
さて、戻ります 
廃墟に向かって一礼
3
さて、戻ります 
廃墟に向かって一礼
アズマシロカネソウがあったけどもう終盤でした
2
アズマシロカネソウがあったけどもう終盤でした
とりあえず無事帰還(^O^)
5
とりあえず無事帰還(^O^)
で、こちらはマンダロク山の登山口 
2
で、こちらはマンダロク山の登山口 
日倉山登山道入口と書かれてますが日倉山はマンダロクのさらに奥にある山です 
マンダロクから先は行けないみたい
2
日倉山登山道入口と書かれてますが日倉山はマンダロクのさらに奥にある山です 
マンダロクから先は行けないみたい
のっけから急登
株立ちブナ
けっこう大きな滝が見えました
5
けっこう大きな滝が見えました
三角点です 
三等三角点 点名は亦六 
これでマンダロクと読むようです
2
三角点です 
三等三角点 点名は亦六 
これでマンダロクと読むようです
展望台とあるけど木々が伸びちゃって展望はない 
ここで若い二人連れに追い越されました
3
展望台とあるけど木々が伸びちゃって展望はない 
ここで若い二人連れに追い越されました
鹿の子のような花のユズリハ
2
鹿の子のような花のユズリハ
ユキグニミツバツツジ
3
ユキグニミツバツツジ
イワカガミ
急登は続く
イワカガミはたくさん咲いてました
3
イワカガミはたくさん咲いてました
こうした木の根も多い
2
こうした木の根も多い
鉱山跡にあった岩と同じ岩みたい
1
鉱山跡にあった岩と同じ岩みたい
開けて山頂方面が見えました 
けど山頂は左奥のピークです
5
開けて山頂方面が見えました 
けど山頂は左奥のピークです
足元がザレてきました 
稜線は風化した花崗岩で滑りやすく滑落注意です
3
足元がザレてきました 
稜線は風化した花崗岩で滑りやすく滑落注意です
岩場も出てきたのでヘル着装
4
岩場も出てきたのでヘル着装
ヤセ尾根 
木は生えてるけど左は切れ落ちてます
2
ヤセ尾根 
木は生えてるけど左は切れ落ちてます
ザレ場にはミヤマキスミレが多かった
2
ザレ場にはミヤマキスミレが多かった
カタクリも登場
ショウジョウバカマも登場
3
ショウジョウバカマも登場
イワウチワも登場
4
イワウチワも登場
やっぱり残雪がありました
1
やっぱり残雪がありました
ギフチョウがいたけど翅がもうボロボロですね
3
ギフチョウがいたけど翅がもうボロボロですね
山頂が見えました 
もうすぐだ〜
4
山頂が見えました 
もうすぐだ〜
滑ったら止まりそうもないザレの急斜面
2
滑ったら止まりそうもないザレの急斜面
稜線の左と右で違うのがよくわかる 
左の西側は豊かな植生、右が東側で雪で削られて植生が乏しい
4
稜線の左と右で違うのがよくわかる 
左の西側は豊かな植生、右が東側で雪で削られて植生が乏しい
ミヤマシキミは麓でも山頂部でも咲いてました
2
ミヤマシキミは麓でも山頂部でも咲いてました
最後の登りかな
で、マンダロク山とうちゃこ 
2
で、マンダロク山とうちゃこ 
標識は前日倉山となってますが地形図ではマンダロク山 
先行者2名がおりました
6
標識は前日倉山となってますが地形図ではマンダロク山 
先行者2名がおりました
展望良し 
きのう五頭では見えなかった飯豊山塊がよく見えます
4
展望良し 
きのう五頭では見えなかった飯豊山塊がよく見えます
二王子岳かな
御神楽岳方面の山々
3
御神楽岳方面の山々
奥はおそらく浅草岳
6
奥はおそらく浅草岳
三等三角点 
点名は北日倉
2
三等三角点 
点名は北日倉
証拠写真
飯豊を眺めながら昼メシ
4
飯豊を眺めながら昼メシ
日倉山方面には細い踏み跡があるけどこの感じではすぐヤブになりそう
2
日倉山方面には細い踏み跡があるけどこの感じではすぐヤブになりそう
蛇行する阿賀野川も見えました
1
蛇行する阿賀野川も見えました
さて、気をつけて帰ります
3
さて、気をつけて帰ります
ちょっとコワい場所も無事通過
4
ちょっとコワい場所も無事通過
高度感のあるザレ場を慎重に戻る
4
高度感のあるザレ場を慎重に戻る
稜線の西側にはタカノツメが多かった 
この辺はタカノツメ純林になってます
2
稜線の西側にはタカノツメが多かった 
この辺はタカノツメ純林になってます
尾根も落ち着いてひと息入れる
2
尾根も落ち着いてひと息入れる
根曲がりの五葉松の大木
3
根曲がりの五葉松の大木
このブナも迫力あります
4
このブナも迫力あります
踏みそうになったイワカガミ
1
踏みそうになったイワカガミ
展望台の三角点まで下ればゴールは近い
2
展望台の三角点まで下ればゴールは近い
急に目の前が開けて・・・
2
急に目の前が開けて・・・
今日も怪我無く無事下山(^O^)
3
今日も怪我無く無事下山(^O^)
日倉山栗の里からマンダロク山を見上げて一礼 
越後の旅を終えて埼玉まで帰ります
6
日倉山栗の里からマンダロク山を見上げて一礼 
越後の旅を終えて埼玉まで帰ります

感想

GWに新潟に来た主目的は、持倉鉱山跡を訪ねてみる事。昨年のGWにEグンマさん、クリスカさんが訪れているレコを見てその存在を知り、今年は絶対行こうと決めていました。
で、下調べで鉱山跡付近の地形図を見ていたら、その背後に「マンダロク山」という記載があってその面白い山名が気になり、さらに調べてみると登山道らしきものがあって2時間半ほどあれば登れるらしい。マイナー山好きとしては行かない手はありません。
そこで、朝イチで鉱山跡を訪ねてから車で登山口まで移動してマンダロク山登山とするプランを計画。

前日に五頭山から菱ケ岳を周回して体はやや筋肉痛気味だが、まずは持倉鉱山跡へ。荒れ気味の林道を強引に終点まで入って駐車。沢の音と新緑が気持ち良くてもうすでに筋肉痛を忘れてます。長靴履きで出発。
そして遺構が目の前に現れ、やはり驚きです。画像で見るのと実物ではやっぱり違いますね。廃墟というものを通り越してもう遺跡といった方がいいような風景。昭和30年代には閉鎖したらしいので、よくぞ残っているものだと思いました。見ることができて感激です。

で、次はマンダロク山。
長靴から登山靴に履き替え、まだ鉱山跡の余韻が残る中出発。思っていたより道は細いが尾根通しなので迷うことはない。けどヤブ気味で足元はよくないです。
上部ではザレたり岩場やロープ場もあって久しぶりにヘルメット着装しました。
こんなマイナーな山に来る人はいないだろうと思っていたら若い二人連れに遭遇。地元新潟の方だそうで、埼玉から来たと言ったら、何でわざわざこんな山に・・、と驚いてました。
山頂ではギフチョウも飛び交い、展望もよく、本当に静かでいい山でありました。

遺跡、遺構好き、かつマイナー山好きとしては最高の一日となりました(^o^)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:316人

コメント

こたっきーさんお疲れ様です!
フムフム の フフフ♪
持倉鉱山 やはり昨年と比べると緑が濃いですね、でも行けて良かったです。道案内は大丈夫だったでしょうか?

もしかしたら!? 温泉の湯船でバッタリするかもね!とこちらは勝手にウワサ話しておりました♪
キレた尾根線上で 恵みのアレが 無くなっていたのでこれは前日にこたっきーさんが来たな!と感じていたのはこちらの勝手な想像とのことで・・・
こちらは二泊三日で楽しんできまして、最終日の今日は崖をよじ登ってきまして泥だらけで帰宅しました。
こたっきーさんに連絡してバッタリできたら良かったのになぁと後の祭りです。
ありがとうございました!
2023/5/5 23:39
E-gunmaさん おはようございます(^o^)

この前の魚沼御嶽山、そして今回の五頭山、持倉鉱山跡と、昨年のグンマさんクリスカさんの追っかけレコをさせていただきました(笑)

特に鉱山跡は予想以上に良かったです。現実離れした感がある風景に相方と「スゴいね〜!」を連発してました。追っかけして大正解、ありがとうございました(^o^)

私もグンマさん達が今年も近辺に来ているかな〜、と話したりしてたのですが、やはり、ですか。
例の恵みのアレ、前回の山行等々で入手した在庫がまだありまして、相方には「採るな!」と釘を刺されておりました。なのでワタクシは指をくわえて見てるだけ(笑) それでもマンダロク下山時にはタ○○ツメさんが少々くっついてきましたが・・。

こんな感じで楽しい越後の旅を過ごすことができたのも、昨年のお二方のレコがあってこそ。重ね重ねありがとうございました(^o^)
2023/5/6 7:55
こたっきーさん、こんにちは😊
レコアップ、楽しみにしていました。
Eさんから、こたっきーさんがGWに持倉鉱山跡に行かれる予定だと聞いていまして、
わたしたちも近くにいたので、
「もしかして、会えるかな〜♪」と、
ふたりワクワクしていました!
昨年はアズマシロカネソウがお迎えしてくれましたが、
今年はもう終盤だったのですね。
宿のおばちゃんが「今年は山菜が全部一斉に出ちゃったもんで」
と、異常気象を嘆いていました。

持倉鉱山跡、本当に「よくぞ残っていてくれた」という想いですよね。
秘境感があって、非日常を感じながら過ごした昨年を思い出します。
わたしたちのレコが参考になって、嬉しいというより、恐縮です。
またいつの日か、再会が楽しみでなりません😊
2023/5/6 14:20
clear-skyさん こんにちは(^o^)

いや〜、持倉鉱山跡は予想を越えた存在でした。それもこれもお二人のおかげです。五頭山も含めてとても楽しく歩くことができました。ありがとうございました。
その参考にさせていただいた昨年のレコの状況よりも今年はかなり早くて、五頭山に雪は少なく、鉱山跡のアズマシロカネソウも写真のやつがほぼ最後で、この異常気象は山菜好きとしても悩ましいところです。

で、もしかしたら今年もお二人が新潟に来ているかも、と思っていたのですが、やはりニアミスしていたようですね。
この様子だとまたどこかでバッタリ、なんてこともあるかも。

こちらも再開を期待してますので、これからも、よろしくお願いします(^o^)
2023/5/6 17:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら