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Yamareco

記録ID: 5447470
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【電車・バスで二・三百名山】山伏・七面山 避難小屋泊縦走

2023年05月02日(火) ~ 2023年05月03日(水)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
17:42
距離
32.2km
登り
2,623m
下り
2,958m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:16
休憩
0:17
合計
5:33
12:10
12:10
14
12:24
12:24
97
14:01
14:12
100
15:52
15:53
32
16:25
16:25
23
16:48
16:48
30
17:18
17:23
9
17:32
2日目
山行
11:19
休憩
0:53
合計
12:12
3:54
12
4:06
4:06
10
4:16
4:19
66
5:25
5:31
16
5:47
5:47
46
6:33
6:46
16
7:02
7:03
22
7:25
7:25
60
8:25
8:34
145
10:59
11:09
0
11:09
11:10
61
12:11
12:11
29
12:40
12:41
4
13:17
13:18
11
13:29
13:30
5
13:35
13:37
28
14:05
14:05
45
14:50
14:51
48
15:39
15:42
21
16:03
16:03
3
16:06
ゴール地点
天候 2日とも晴
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往き】
東京-静岡 6:30-7:47 こだま701号 乗車券3,410円+自由席特急券2,530円

静岡駅(のりば9)-六番 8:05-8:58 しずてつジャストライン 梅ヶ島温泉行き 750円

六番-横沢 9:10-9:35 570円 しずてつジャストライン 横沢行き(この便は平日のみ運行)

しずてつバスは交通系ICカード使えます
※横沢に水洗トイレあり

横沢-田代 10:05-11:45 井川地区自主運行バス小河内行710円
赤線繋ぎが目的でないなら小河内まで乗ったほうがよいです

※ 井川地区自主運行バスは10人乗りワンボックス車で、座席範囲を越えるような荷物の持ち込みはできません。また、井川地区住民の乗車優先で予約はできません。ドライバーに訊いたところ、平日は空いているが連休等は混むこともあるようです。

【帰り】
七面山登山口-下部温泉駅 16:38-17:04 400円+手荷物料金200円 はやかわ乗合バス

下部温泉-甲府 17:19-18:03 特急ふじかわ9号 自由席特急料金660円

甲府-船橋 18:35-20:38 特急あずさ50号 指定席特急料金2,240円

下部温泉-船橋 乗車券3,410円

しずてつジャストライン
https://www.justline.co.jp/

井川地区自主運行バス
https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_004645.html

はやかわ乗合バス
https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html
コース状況/
危険箇所等
田代-登山口:
3.5kmの林道歩き。登山口手間の橋が崩壊していますが、人は渡れます。

登山口-牛首峠:
このルートは山と高原地図に載っておらず登山口の表示もありません。道標は皆無でピンクテープもほとんどなし。ここを歩く人は少ないのかも。地図の登山道の表記通りに歩くとトラバースで歩きにくかったりするので、地図の表記は無視して「みんなの足跡」を参考にして尾根沿いに歩きました。

牛首峠-山伏避難小屋:
アップダウンが少なく歩きやすい道ですが、眺望はそれほどよいわけではありません。急いでいるときは林道歩きでもよいかも。

山伏避難小屋-八紘嶺:
道はあるのですが、ときどき踏み跡を見失うことがありました。

八紘嶺-七面山:
倒木地帯があり今回の核心。倒木を避けるようにピンクテープがあるのですが完璧ではありません。西に大きくずれて倒木は回避しましたが、かなり遠回りになりました。

七面山-登山口:
七面山の最高地点は山名標のあるところではなく少し離れた山の中です。北参道の入口は奥の院右手です。
その他周辺情報 山伏避難小屋:
詰めれば20人くらいは利用可。この日は2名利用。他にテント一張りありました。水場(沢)は徒歩3分。トイレはありません。
東京から始発の「こだま」で静岡にやってきました
2023年05月02日 07:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 7:51
東京から始発の「こだま」で静岡にやってきました
静岡駅9番のりばで梅ヶ島温泉行きのバスを待ちます
2023年05月02日 08:04撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 8:04
静岡駅9番のりばで梅ヶ島温泉行きのバスを待ちます
六番でバスを降り、横沢行きのバスに乗り換え(この便は平日だけ)
2023年05月02日 08:59撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 8:59
六番でバスを降り、横沢行きのバスに乗り換え(この便は平日だけ)
横沢で井川地区自主運行バス(手前のワゴン車)に乗り換え
2023年05月02日 09:56撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 9:56
横沢で井川地区自主運行バス(手前のワゴン車)に乗り換え
ようやく田代に着きました。静岡駅から3時間半以上かかりました。でもここは静岡市葵区です。
2023年05月02日 11:45撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 11:45
ようやく田代に着きました。静岡駅から3時間半以上かかりました。でもここは静岡市葵区です。
大井川を渡る。向こうに見える吊り橋はどう見ても崩壊してるけど、地理院地図の表記では生きている。
2023年05月02日 12:13撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 12:13
大井川を渡る。向こうに見える吊り橋はどう見ても崩壊してるけど、地理院地図の表記では生きている。
地図を見る限りここが登山口かな。一部崩壊した橋を渡った直後です。
2023年05月02日 12:53撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 12:53
地図を見る限りここが登山口かな。一部崩壊した橋を渡った直後です。
このルートは山と高原地図に記載がありません。登り始めて10分くらいで踏み跡が出てきます。でもあまり歩かれていない感じ。整備もされてません。地図の表記と「みんなの足跡」が違っていて、「みんなの足跡」のほうを参考に歩きました。
2023年05月02日 13:05撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 13:05
このルートは山と高原地図に記載がありません。登り始めて10分くらいで踏み跡が出てきます。でもあまり歩かれていない感じ。整備もされてません。地図の表記と「みんなの足跡」が違っていて、「みんなの足跡」のほうを参考に歩きました。
舗装された林道。百畳峠までこの林道を歩こうかと考えたけれど・・・
2023年05月02日 15:41撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 15:41
舗装された林道。百畳峠までこの林道を歩こうかと考えたけれど・・・
眺望がよいかもしれないし、山道へ
2023年05月02日 15:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 15:51
眺望がよいかもしれないし、山道へ
眺望はそれほどでもなかったけれど、きれいなダケカンバ林を見ることができました
2023年05月02日 17:17撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 17:17
眺望はそれほどでもなかったけれど、きれいなダケカンバ林を見ることができました
予定していた通り、午後5時半に山伏避難小屋着
2023年05月02日 17:32撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 17:32
予定していた通り、午後5時半に山伏避難小屋着
水場は小屋から3分。沢の水です。
2023年05月02日 17:40撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 17:40
水場は小屋から3分。沢の水です。
避難小屋全景
2023年05月02日 17:43撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 17:43
避難小屋全景
キツめで20人くらいかな。この日の利用は、小屋2名とテント一張り。
2023年05月02日 18:07撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 18:07
キツめで20人くらいかな。この日の利用は、小屋2名とテント一張り。
保冷バッグに冷凍飲料水とビールを入れてきました。ビールは冷えてました。
2023年05月02日 18:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 18:01
保冷バッグに冷凍飲料水とビールを入れてきました。ビールは冷えてました。
無印良品のカレー。これはジャガイモ、ニンジンが入ったいわゆる家庭のカレー。珍しくご飯が上手に炊けました。やはり水を多めにしないとダメだな。
2023年05月02日 18:42撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 18:42
無印良品のカレー。これはジャガイモ、ニンジンが入ったいわゆる家庭のカレー。珍しくご飯が上手に炊けました。やはり水を多めにしないとダメだな。
西の空に陽が沈む
2023年05月02日 18:32撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/2 18:32
西の空に陽が沈む
翌朝。山伏山頂。
2023年05月03日 04:19撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 4:19
翌朝。山伏山頂。
日の出直前
2023年05月03日 04:39撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 4:39
日の出直前
左は赤石岳
右は悪沢岳
2023年05月03日 05:21撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 5:21
左は赤石岳
右は悪沢岳
標高2000mの大谷嶺
2023年05月03日 06:34撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 6:34
標高2000mの大谷嶺
遠くに大無限山が見えます。手前はさきほど通過した山伏。
2023年05月03日 06:35撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 6:35
遠くに大無限山が見えます。手前はさきほど通過した山伏。
左の雪を被っている山は上河内岳。右は聖岳。
2023年05月03日 08:10撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 8:10
左の雪を被っている山は上河内岳。右は聖岳。
八紘嶺。ここからが革新です。
2023年05月03日 08:29撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 8:29
八紘嶺。ここからが革新です。
しばらくピンクテープの多い歩きやすい登山道が続いたと思ったら、倒木地帯に突入。これを避けるためかなり西側に迂回しました。
2023年05月03日 09:55撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 9:55
しばらくピンクテープの多い歩きやすい登山道が続いたと思ったら、倒木地帯に突入。これを避けるためかなり西側に迂回しました。
倒木地獄は1964m峰まで。この先も倒木がないわけではないけれど、これまでよりははるかに「まし」。
2023年05月03日 11:00撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 11:00
倒木地獄は1964m峰まで。この先も倒木がないわけではないけれど、これまでよりははるかに「まし」。
「本当の」山頂から少し離れたところにある七面山の山名標
2023年05月03日 12:47撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 12:47
「本当の」山頂から少し離れたところにある七面山の山名標
ナナイタガレの向こうに富士山。
2023年05月03日 13:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 13:01
ナナイタガレの向こうに富士山。
敬慎院でおなじみの写真が撮れました
2023年05月03日 13:19撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 13:19
敬慎院でおなじみの写真が撮れました
ミツバツツジ
2023年05月03日 14:07撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 14:07
ミツバツツジ
七面山登山口バス停でゴール
2023年05月03日 16:06撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 16:06
七面山登山口バス停でゴール
はやかわ乗合バスで下部温泉駅へ
2023年05月03日 17:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 17:03
はやかわ乗合バスで下部温泉駅へ
下部温泉から甲府まで特急ふじかわに乗車
2023年05月03日 17:22撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 17:22
下部温泉から甲府まで特急ふじかわに乗車
なんとラッキーなことに1日1本しかない千葉行きあずさに乗れました
2023年05月03日 18:32撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/3 18:32
なんとラッキーなことに1日1本しかない千葉行きあずさに乗れました

感想

GWは、安倍奥の赤線繋ぎにしました。たぶん連休でもそれほど混まないでしょう。ヒルが出ると聞いてちょっと怯んだけど、朝晩は気温が高くないから、リスクが高いのは日中だけと見込みました。

調べたら、畑薙第二ダムから山伏まで歩いている記録があります。地理院地図に登山道の表記はありませんが「みんなの足跡」では結構歩かれています。山伏から先は登山道があり、七面山方面に抜ける予定ですが、天候その他の事情で山伏で終了しても梅ヶ島温泉に下りられます。

問題は交通ですが、静岡駅から梅ヶ島温泉行きのバスに乗り、井川地区自主運行バスに乗り換えると畑薙第二ダム(白樺荘)まで行くことができます。

と、ここまで調べてあらためて時刻表を見ると、なんと乗ろうとしていた平日横沢発のバスは、白樺荘まで行かず途中の小河内止まりになっていました。休日は静岡駅7:30発のバスに乗らなければならず、静岡に前泊しないと乗り継げません(平日は8:05発)。

改めて調べると、田代から山伏も歩いた記録があります。大幅に変更しなくても実行できそう。

気になるのは、田代から笹山は登山道の表記があるものの、ヤマレコでは2020年を最後に記録が上がっていないこと。まぁヤブではなさそうなので、歩けないことはないでしょう。

さて当日、静岡駅を朝8時過ぎに発車するバスに乗り、2回乗り換えて、田代着はお昼。ここも静岡市です。同じ市内の移動に4時間もかかるとは。今回の山行はここまでがひとつの核心。田代に着いた時点で半分終わった気分(もちろんそんなことはない)。

田代から歩き始めて、小河内の集落を通り過ぎ林道へ。登山口手前の橋が崩壊していますが、人は渡れます。登山口の表示はなし。地図を見てだいたいここだろうと登り始めて、少し行ったところで登山道らしき踏み跡が出てきました。でも、踏み跡は薄くしばしば見失いました。地図の登山道の通りに歩くとトラバースがちょっと歩きにくかったりするので「みんなの足跡」を参考にして尾根を歩きました。

牛久峠からは比較的まともな登山道。ただし、眺望は期待したほどではありません。急いでいるなら林道歩きでもよいかも。

山伏避難小屋に着くと、先客は1名。他に、テントに2名。水場は徒歩3分。沢の水です。残念ながら、小屋にトイレはありません。

八紘嶺から七面山の間に、今回の核心と踏んでいた倒木地帯があります。奥茶臼山は倒木で有名ですが、最近だいぶ片付けられて歩きやすくなったと聞きます。ということは、いまはここが倒木地獄ナンバーワンかもしれない。倒木を避けようと西に大きくずれたので、だいぶ遠回りになりました。これで正解だったのか。

七面山は登山者も多く、人気の山のようです。北参道はかなり長く、正直言って飽きました。

今回の山行で、ヒルの被害には遭いませんでした。まだ気温がそれほど高くないからかもしれません。

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コメント

七面山、行こうかなあとぼんやり考えてたとこだったので、びっくりしました!
タイミング良すぎです!

御山も綺麗に見えて
ええ山行でしたね😊
2023/5/3 19:39
七面山は山名標のところがピークではなく、少し離れた山の中が山頂です。特に目印はないので、GPSを見ながら歩きました。山頂周辺、歩きにくいということはありません。
2023/5/3 19:42
七面山のピークは、山頂標識があるところではないのですね!知りませんでした…😱
2023/5/3 20:28
こういう山って結構多いのですよね🙁
2023/5/3 20:56
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