これだから八ヶ岳は止められない♪快晴無風の阿弥陀岳・赤岳
- GPS
- 11:24
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,906m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:27
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:55
天候 | 天気:晴れ、微風 気温:赤岳鉱泉は朝マイナス2度くらい。 山中は朝方マイナス5度くらいで風は5m/sくらいか。日中はプラス8度くらい、薄手長袖インナー+薄手半袖ウェアで問題なく、早朝の稜線ではレインウェア重ね着で凌げました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子6:57(あずさ71号)※大月発7:35から着席 → 8:56茅野 茅野駅(西口4番のりば)9:20 → 9:58美濃戸口 ※片道1,500円・往復設定なし 【帰り:5/4】 美濃戸口14:45 → 15:23茅野駅 茅野15:53(あずさ78号) → 17:52八王子 ■アルピコ交通 https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/minotoguchi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポストは茅野駅構外や登山ベース・美濃戸口の八ヶ岳山荘にあり ■コース状況:残雪凍結箇所ありです ▲美濃戸口〜北沢ルートで赤岳鉱泉:標高2000m以上は残雪ありますが、枝葉の堆積などもあり危険はありません。 ※鉱泉HP情報では、4/30未明の大雨で南沢ルート橋流出の報告あり。南沢ルートで下山してきた方の話では特段問題はないとのことでしたが、現地には写真付きで迂回ルートが案内されていましたので要注意かと。 ▲赤岳鉱泉〜行者小屋:標高2300mから樹林帯の残雪多め、凍結あり ▲文三郎尾根(行者小屋〜中岳分岐):積雪多め、斜度ありでステップが浅い箇所も多数で、難易度高め。マムート階段エリアはだいぶ露出してますが、まだまだ雪が多いのでアイゼン推奨。 ▲中岳〜阿弥陀岳:稜線部分や西面の岩稜に残雪多数。下りはアイゼンがないとスリップの恐れあり。今回のルートでは最も慎重に歩きました。 ▲中岳分岐〜赤岳:山頂下の岩場は残雪ゼロでしたが、その下部の岩陰に残雪あり。 ■冬装備について:赤岳鉱泉HPの最新情報でも、アイゼンorチェーンスパイクの使用を促されています。登山者の割合では重アイゼンとチェーンスパイクの比率は7:3くらい。私は全行程チェーンスパイクで対応できました。ピッケルを使用したのは早朝の文三郎尾根、急登箇所のみでした。 日中の気温はプラス、風も穏やかだったので、グローブやウェアは3シーズン用で大丈夫と思います。 ●赤岳鉱泉HPからのお知らせページ https://www.akadakekousen.jp/news |
その他周辺情報 | 4/29より赤岳鉱泉で入浴スタートしています。利用は1回1,000円 ●赤岳鉱泉の営業情報(行者小屋営業は6/3-10/28) https://www.akadakekousen.jp/information |
写真
装備
個人装備 |
ベース上(L.W.長袖)
ミドルレイヤー上(サーマラップJK)
レインウェア上
ベース下(M.W.タイツ)
ミドルレイヤー(中厚パンツ)
アルパインパンツ下
ノーマル靴下
ノーマルグローブ
冬用グローブ(予備)
着替え(アンダー・ソックス)
アルパインブーツ
予備靴ひも
ザック(50L)
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
リップクリーム
ロールペーパー
保険証
スマホ
スマホバッテリー
時計
サングラス
タオル
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
ストック(スノーバケット)
ナイフ
カメラ
三脚
テント本体(ルナ2型)
テントポール
グラウンドシート
ペグ
シュラフ♯3
エアマット
|
---|---|
備考 | 紫外線が強いので、サングラス推奨です。 #3のシュラフでは少しばかり寒かった。ウェアで調整しましょう。 |
感想
今回は書き認めたいことが沢山あります。
まず、今回は山で出会った人達との会話が実に楽しかったこと。
これは単独行あるあるかも知れませんが、道すがら出会った方に何となく「今日はどちらまで行かれるんですか?」とか「どちらの登山口から登られたんですか?」など挨拶すると、そこから会話が次々と弾んでいくことが多々ありました。
単独行は道中の話し相手がいないので、やっぱり時には人恋しくなるんでしょうね。だって私も人間だもの(笑)
連休なのでどうしたって山も混雑はしますが、みんな時間と心にゆとりがあるためか、見ず知らずの人とする会話がとっても弾みます。
気のせいかもしれませんが、G.W.や夏休みなどの大型連休の山で会う方々は気さくで面白い人が多いですね。
もとより山を楽しむ、自然を味わうという同じ目的があるわけですから、話題は尽きないですよね〜
その場限りかも知れないけれど、年齢とか職業とか関係なく、人としてお付き合いできる場を、山が私たちに与えてくれてるんですね。これまでずっと子連れ登山がメインだった私にとっては、少し忘れかけてた気持ちでした。
次に、改めて山の景色のすばらしさの何たるか!ということ。
初めて八ヶ岳に登ってから10年近くたつと思うのですが、季節を変えて来る度、毎回新鮮な気持ちで歩くことが出来ます。
森の匂いや、沢の流れる音、そして複雑で美しい稜線。
四季があるからこそ、豊かな自然の移り変わりを五感を使って感じとります。
若いころは歩くこと自体や、山頂に到達することに充実感や達成感を感じていましたが、今はそれに加えて美しい季節の移り変わりや、山でしか得られない充足感、そういったものを喜びにすることが出来るようになりました。
それというのも、年間を通じて山を楽しめる八ヶ岳だからこそ。私の山への敬愛は、八ヶ岳に育んでもらった気がしています。
最後に、私が途中で落としてしまったサングラスを、わざわざ麓の山荘まで届けて頂いた方に出会えたこと!八ヶ岳山荘内でバス待ちして過ごしていたところ、「サングラス拾ったので、落とし物として届けにきました〜」と山荘の方に話しているのを、すぐ横で聞いており本当に驚きました。
お話を聞けば、過去にその方は山中でストックを置き忘れてしまった苦い経験があり、親切にも届けて下さったのです。ケースに入っていない裸のサングラスを山の上からわざわざ麓まで届けて下さり、本当に感謝ですし、改めて人の親切心に触れ、私自身が心を洗われるな気持ちになりました。
ということで、たった二日間の山行でしたが、自分の中では多彩な体験ができましたし、自分の心を整えるにはとても良い時間を過ごせました。
私の好きな言葉に百瀬慎太郎さんの
「山を思えば人恋し 人を思えば山恋し」という言葉があります。
本来の意味とは少々異なるかも知れませんが、私は山で人との素敵な出会いがあった時に、必ずこの言葉を思い浮かべます。
私自身が山を愛して、そこに集う人からまた愛情をもらう。こんな循環が私に強さを与えてくれる気がして、ますます山へ行く楽しみが増えるのです。
山で出会った方々に、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
ソロでノンビリ?も良いですよね〜。でも人恋しくなる気持ち。わかります。。
この数日間は快晴で絶景でしたね!私のいた燕岳からも、八ヶ岳連峰がよく見えていました。
私もそういえば、蝶が岳でカメラのレンズをどこかに置き忘れたら、後日、このヤマレコの質問箱に投稿いただき、返ってきた嬉しい記憶があります。
特に百名山始め有名な山では、皆さん共通のやさしさに触れることが多いですよね!
最後のカツカレー美味しそう!(私も下山後は肉。特に豚食べたくなります。。)
この5月からは息子の部活動も本格的に始まり、予想通りおやこで山に行ける機会は激減しそうです。泊りがけの山は殆どソロになりそうですね〜
むしろソロなら、時間さえあれば今まで行けていなかったエリアにも、行きやすくなるかも知れませんが…
山での落とし物には本当に気を付けたいですね。
私も山中ではよくグローブやサングラスなどの置忘れを見かけるのですが、具体的に届けるという所までは至りませんでした。ましてやカメラレンズなどは高価でしょうから、万一そのような物を拾得することがあったら、ちゃんと行動を起こしたいと思います!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する