TTT(丹沢to高尾)ならずSTS(渋沢駅to相模湖)
- GPS
- 16:29
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,386m
- 下り
- 3,341m
コースタイム
- 山行
- 13:49
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 16:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体で崩落個所は見られなかった。 塔ノ岳へ向かう道中(駒止茶屋-堀山の家間?)、獣臭さと目の光る動物を確認した。 鉢岡山の周辺は危険。以下の理由から初心者は避けるべき: ・全体的に落ち葉が降り積もっている ・登りの道はかなりの急峻かつほとんど整備されていない。迷う可能性も高い ・下りの道は狭く急である |
その他周辺情報 | 西野々のセブンイレブンで昼食と水分を補給しました。トイレも利用したかったのですが非常に混んでいたため、近くにあった東海自然歩道の休憩所を利用しました。 京王高尾山温泉に寄って入浴しました。 |
写真
装備
個人装備 |
行動服(運動用Tシャツ
タイツ
半ズボン
五本指ソックス
カッパ
帽子)
着替え(下着
靴下
ズボン
シャツ)
食料(おにぎりx3
ゼリー飲料
魚肉ソーセージ
キャラメル
お菓子)
デジタル機器(スマホ
モバイルバッテリー
イヤホン)
他(ストック
タオル
ビニール袋
本)
|
---|---|
共同装備 |
ほぼ同上
|
備考 | ストック:本格登山では初めて利用した。上手く使うと脚に疲労を溜めずに登ることができ、驚きました。 スポドリの素(粉):不要だった。利用した給水スポット全てでスポドリを購入できたため。特に蛭ヶ岳山頂ではミネラルウォーターとスポドリが同じ値段だった |
感想
※こちらは「ぐひと」さんと一緒に登った記録になります。そのため、行程は先日ぐひとさんがアップロードされたものと同じです。多重投稿になってしまい申し訳ありません。
■前日譚
仲間たちとGWの大型登山企画を立てていました。メンバーのホームである丹沢や高尾の周辺で面白いものがないかと調べていたところ、丹沢から高尾へ至るTTTなるコースを見つけました。経験のはるか上を行く無謀なコースでしたが、だからこそ強い魅力を感じ、挑戦してみることになりました。当初は高尾地域に入る前に宿泊する計画でした。しかしGWということでどこもかしこも宿が空いていません。では日帰りで、と思ってもコースタイムは決まっているので始発電車では間に合いません。いや待てよ…終電から登り始めればよいのでは?
本企画はおかしな発見と発想が積み重なって決行されました。
■当日
初のナイトハイク、初の40キロ超登山、初の北丹沢と初めてだらけの挑戦でした。
まず、渋沢駅に降り立ったものの、時刻は午前1時。当然バスはありません。ですので徒歩で大倉へ向かいました。意外と遠く、1時間かかりました。
見慣れた塔ノ岳はライトを向けないと真っ暗闇、ふと道の脇へ目を向ければ暗闇に野生の目が輝く。なかなかにスリリングな体験でした。特に獣臭に襲われた場所では命の危機を感じました。なにしろ10m程度離れた場所から動物が歩く音も聞こえるのですから…。しかし夜が明けると一転して絶景に囲まれました。山頂から見た富士の美しさは一生忘れないでしょう。
丹沢山、蛭ヶ岳へ至る道はいつも通りの絶景でした。
蛭ヶ岳を超え数百メール続く下り階段を終えると、知らない丹沢が広がっていました。新緑の森の中、比較的穏やかなアップダウンが続きます。調子が乗ってきて小走も挟みながら通り抜けました。
西野々ではコンビニへ寄り、おにぎりやアイスを買って昼食休憩しました。こちらのコンビニ、驚いたことに車が駐車場に入り切らないほどお客さんが来ていました。トイレには長蛇の列ができていたため、私たちは東海自然歩道の休憩所で用を足しました。
休憩後、伏馬田バス停を越えて伏馬田を目指すはずでした。が、ここで大幅に道を間違えてしまいました。昼食後特有の油断と眠気で認識力が下がっていたのだと思います。このタイミングで5キロと1時間を無駄にしてしまったことはかなりの痛手でした。
その後、正しいルートへ戻り、石砂山、篠原へ至りました。実はこのあたりで全員に疲労の色が出ており、またペースを考えても高尾山に至ることは現実的でないことがわかりました。そのため、今回は藤野駅までで終了することにしました。
目標を修正して改めて次の山、鉢岡山へ向かいました。この山では非常に精神力を削られました。地図を凝視していなければ発見できない登山口、45度に達するほどの急坂、伸び放題の植物、落ち葉に覆われた道、正直また行きたいとは思いませんね…
鉢岡山を下り終えた後、日蓮金剛山へ至る道は本登山の中で比較的優しいものでした。景信山から陣馬山までの道のりに似ていたと思います。
日蓮金剛山を下り終えると街に入ります。そして相模湖に架かる日蓮大橋を超えると、いよいよ目の前に高尾山地がそびえ立ちます。気持ちの高まりを感じましたが、すでに太陽は地平線まで45度を切っていました。気力こそあれ、体力と判断力が限界を超えていることにも気づいています。道中で決めた通り、今回は大人しく撤退することにしました。
■登山を終えて
まず、TTTを完遂できなかったことは非常に悔しいですね。今回の反省点は新しい要素を詰め込みすぎたことです。冷静になって、一つでも外すことができれば完歩できたかもしれません。ただし失敗した分、得られたものも多く成長できた登山でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する