記録ID: 5470145
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積雪期ピークハント/縦走
飯豊山
飯豊連峰周回縦走 クサイグラ尾根から
2023年05月03日(水) ~
2023年05月05日(金)
chee2005
その他1人
- GPS
- 21:57
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,244m
- 下り
- 2,254m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 8:52
2日目
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:01
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇梅花皮荘〜クサイグラ取付き…除雪は倉手山駐車場まで。その先所々にデブリあるもののツボ足 ◇クサイグラ尾根…登山道はなく枝が煩いが1100m付近までは明瞭な踏み跡あり。それ以降藪は密度を増してゆく。休憩の際にマダニを数匹体から払った。尾根は基本痩せており、迷うようなところはない。今回は1320付近で雪原に出たが、その後も急登急降下、場合によっては雪のトラバースがあるので状況に応じアイゼンやピッケルへ換装が必要。 ◇烏帽子岳〜頼母木山…ほとんど夏道が出ているが、ところにより雪上歩行も可能。あえて雪堤を快適に歩く。 ◇頼母木山〜西俣尾根…頼母木平あたりは踏み跡を辿り笹藪を漕ぐ、ピンクテープあり。以降十文字池あたりまで、なるべく雪を繋ぎながら雪の切れるところは踏み跡を歩く。大曲からは激下り、岩場にはロープあり。 |
その他周辺情報 | 梅花皮荘(@500円) |
写真
装備
個人装備 |
テント
アイゼン
ピッケル
ストック
スコップ
|
---|
感想
雪解けの早いこの春、きっとさらに難しいだろうと思われた。それでも連休を使い日程に余裕を持った行程で、しんどいながらも楽しく歩き通すことができたクサイグラからの周回縦走。
熊に唸られ、マダニに襲われ(そうになり笑)、手足は数多くのアザに染まった。だからこそ、雪原に飛び出た時の喜びはひとしおであり、山で過ごす幾つもの夜と朝は思い出をより濃いものにしてくれた。
今まで眺めるばかりだったダケカンバ美しいクサイグラ尾根、これからもまた何度でも飯豊のどこかから熱く見つめることだろう。
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クサイグラ尾根を登路に使おうとは全く思いつきません。標高300mの梅花皮荘から標高2000mの烏帽子岳まで標高差1700mを、温身平からほとんど踏み跡程度の尾根を泊まり装備で登り上げる体力と気力に頭が下がります。
「熊に唸られ、マダニに襲われ(そうになり笑)、手足は数多くのアザに染まった。」
普通の登山の領域から完全に逸脱していますね!
どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
藪漕ぎとはいえ、これでも踏み跡が明瞭で迷うような箇所もなかったので精神的にはだいぶ助けられたんですよ。秋に歩いた胎内尾根での藪漕ぎの苦労がまだ記憶に新しいおかげもあるかも知れません…(笑)
今年は雪消えが早くてなかなか思うような山行ができなかった中、ギリギリクサイグラを歩けて大満足かな◎
来シーズンはたっぷりの残雪を、と今から祈るような気持ちです(^^)
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