【愛媛】ハネズル山【中ノ川登山口】
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,050m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道131号線は登山口まで未舗装路が3kmくらいある |
写真
感想
今日は登山、4時50分起床、5時出発。
今日は愛媛のハネズル山に登山に行く。 ハネズル山とは、二ツ岳の1つ東にある山。 持っている登山地図には二ツ岳までしか載っていないので、ある意味未知の領域に挑戦となる。 ハネズル山の北には、赤星山というそこそこ有名な山があり、赤星山〜ハネズル山〜二ツ岳のルートを完成させたいので、今日はハネズル山を調査するために登る。
登山口は瀬戸内海側にある、中ノ川登山口というところ。 ちょうどこの登山口は2年前に登っている。
その時は、林道を崩落工事中で途中までしか車で入ることができず、40分くらい林道を歩いたと思う。
今回はもう修復が終わっているので、登山口まで車で行けるみたい。 ただ、未舗装路なので、ヴィッツで走れるかは別問題。
国道32号線、国道377号線、国道11号線と走り、愛媛県の土居町まで。 「二ツ岳登山口」の看板を頼りに、山の方へ走って行く。
一応県道131号線という、愛媛県が管理している道路のよう。
以前工事中だった箇所は綺麗に修復が終わっており通行可能だった。 途中から未舗装路に変わったが、路面はそれほど凸凹していなく、問題なく走れた。 県道131号線の終点からは林道に変わる。 林道は凸凹な道で、ヴィッツでは結構つらかった。
一度登山口まで行ったが、車を止める場所が微妙だったので、少し戻って広くなっている場所に駐車。 登山の準備をして出発。
僅か2年前だけど、ここがどんなルートだったかほとんど覚えていない。 ただ印象的だったのは、登山道を歩いていくと林道に出るのだけど、そこから登山道への取りつきが分からなかったこと、下山時に場所は判明したけど、これは見つからないな、と思ったことくらいだろうか。
林道から登山道へ入って行く。 東赤石山、西赤石山もそうだけど、北側の登山道は、登山口までの道が崩壊していたりで、なかなか利用されることが無く、荒廃が進んでいる。 この登山道も、道自体はしっかりわかりやすいのだけど、枯れ枝が大量に落ちていたり、枯れ木が横たわっていたり、迷うことはないだろうけど、ピンクテープはほとんど無い。 こういう道を歩いて、インターネットで紹介して、他の人に歩いてもらうのがいいことなのかはわからないけど、誰も歩かなかったら、そのうち道が無くなってしまう……
道はほとんど一直線に登って行く。 が、それほど急な道でもない。 川の音を聞きながら登って行き、林道に合流。 登山口の林道をそのまま車で4kmくらい走って行けばここまで来れるみたい。 ただ、林道はここで終点、ここから先は工事もされてないみたい。
前回探した、ここからの登山口。 林道をそのまま200mくらい歩き、山側の荒々しい崖が終わった後の茂みの中に登山口がある。 場所は知っているのですぐわかったが、初見でこれは見つけられないだろう…… 一応看板はあるのだけど、看板を発見することすら困難。
登山口から再び山の中に入って行く、少し歩いたら敬天の滝の展望所があるので、そこで休憩。 滝は紅葉に包まれていて、一直線に流れ落ちていて美しかった。
そこから先の登山道も道もマーキングもしっかりしている。 500mおきに距離を示す看板もある。 滝から二ツ岳山頂までは3.5kmらしい。 1時間50分で行けると書いてあるが、ちょっと速すぎないだろうか??
しばらく歩き峨蔵越まで到着。 誰かいるかな、と思ったけど誰もおらず…… ここは北斜面から風が吹いてきてかなり寒かったので、別子方面にちょっと歩いてそこで休憩。 さて、これから一度も歩いたことのない、赤星山方面に向かって歩いていく。
歩き出してすぐ、笹の道に変わる。 笹は腰〜胸くらいの高さまであり、足元が全然見えない…… インターネットでルートを調べた時も、笹のことは書かれていたけど、こんな道だったのか…… 少し行くと展望が開け、目の前には1307mの小ピークが、後ろには二ツ岳が見える。
二ツ岳の北斜面には霧氷のような白いものが見える。
笹の道を歩いていき、1307mを過ぎたところに、赤星山とハネズル山の分岐があった。 ハネズル山は感じでは「羽鶴山」と書くらしい。 「ハネズル」って変な名前だなと思っていたけど、ズルは鶴だったのか。
ここからハネズル山方面に歩いていくのだけど、すぐに道に迷う。 広い尾根で100mくらい幅があるのだけど、どこを歩いたらいいのか全く分からない…… とりあえず適当に右側の二ツ岳の見える側を歩いて行ったら、そのうちマーキングを発見したのだけど、どこを歩くのが正解なんだろうか?
1340mの小ピークを右手に見ながら、尾根を下って行く。 下って行くと、また森みたいな広い場所に出た。 ここはマークを発見できたのでそれを伝って歩いていき、しばらくすると、小箱越というところに到着。 南に下りていく道があるみたいだけど、看板に何も書かれていないのでこれを下りたらどこに出るのだろうか?
地図的には、二ツ岳の別子側の登山口付近につながっているように見える……
小箱越えを越えて少し登って行くと、コンクリートの建物がある。 ドアが開きっぱなしで風に吹かれて開いたり閉まったりしているのが不気味だった……
中には古びた機械みたいなのがあった。 床が抜けているし、ここは何をやっていた建物なのだろうか?
そのすぐ先には、ヌタ場が。 動物の足跡があった。
そして、ハネズル山山頂に到着。 山頂は全く景色が見えず、ただ山頂の看板が置かれているだけだった。
峨蔵越からもう少し遠いと思っていたのだけど、1時間ほどで着いてしまった。 ここで少し休憩して、赤星山方面への分岐まで戻る。 この分岐手前は、注意してマーキングを探しながら歩いたが、やはりよくわからなかった……
赤星山分岐でお昼ご飯。 インスタントラーメンを作り、今日は餅を持ってきているので、力ラーメンにして、エネルギーを補給する。
ここは無風で、ダウンジャケットを着て、体はポカポカ。 気持ちよくて横になって10分くらい寝てしまった。
時間があったら二ツ岳も行こうと思っていたけど、今日はもうハネズル山だけでいいかな。
帰りの道も、峨蔵越までは笹の道を苦労しながら歩いていく。 帰りの峨蔵越にも誰もおらず、そのまま北斜面の登山道を下りて行く。
敬天の滝を通過し、林道を通過し、中ノ川登山口を目指す。 途中で、左足の小指に何か当たっている感がし、靴下を脱いで見てみると、関節の部分の皮が擦れて向けていた。 うっかりその皮をむいてしまったのだけど、余計ヒリヒリするようになってしまった。 絆創膏で直接触れないように処置をし、そのまま登山口まで歩いていく。
今日の登山、山行的にはちょっと物足りないものになってしまったが、未踏ルートの一部も歩くことができて満足。 登山地図で使っている「山と高原地図」に載ってない山にはなかなか行く気がしないのだけど、いつか赤星山〜堂ヶ森の縦走をやってみたいと思っていることもあり、この辺りの区間は一度歩いておく必要がある。
雪が降り始める前に、雪の時期に向けて、体を慣らしておくのと寒さに慣れておかないといけないので、もうちょっと登山を頑張ろうかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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赤星山からハネズル山への参考にさせて頂きました。
赤星山から蛾蔵越と尾根分岐からハネズル山もわかりにくかったです!
レコ読ませていただきました。
この記事は4年も前の物なので、それから月日が経過し、蛾蔵越から東が更に不明瞭になってしまったようですね…… 赤星山へは登ったことがないので、ハネズル山分岐から赤星山までのルートの具合がわからなかったのですが、そちらも厳しそうですね。
小箱越えから肉渕に降りる登山道は、林道のように立派に見えてますが、すぐに細くなり、最終的には、登山道をロストして、肉渕登山口より50m程度下部で、1kmくらい西の県道に出たことがありました。 こちらもほとんど登山者通らないようなルートなので、要調査です……
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