祖母山・尾平越・障子岩尾根周回 《九州百名山》
- GPS
- 18:43
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,949m
- 下り
- 2,949m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:35
天候 | 曇り後霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に厳しい稜線は岩場、足元は滑りやすい |
写真
感想
1日目(5/5):
Lamp豊後大野を未だ薄暗い5時に出発し県道7号線を歩いた。地図を見ずに歩いていると林道分岐を見落としそのまま延々と県道を歩いてしまった。通行止めを越えて進んだ。途中県道が山肌を折り返す部分に通行止めの原因となった崩壊箇所は大きく崩れ人が辛うじて通れる程度だが、工事中だと通してくれないだろう。道中展望箇所が随所にあり奥岳川対岸の大障子岩が辛うじて望めた。延々5劼亮崙司發で尾平越トンネルの入口に達した。地形図には直接稜線に上がる道が描かれているが現在は止められている。長いトンネルを宮崎県側に抜けると広い駐車場があり、トンネル入り口までは通行可能で2台の車が止められていた。
県境稜線上のP1214の南を巻き込むように登りP1214西の鞍部に乗り上がった。西に進むと4等三角点「コシキ岩」(1,250m)に達した。点標が傾き最早機能していない状態だった。樹林帯で展望はない。稜線は霧が立ち込めていたが、霧雨となってきたので雨具を着た。P1426に達すると展望台で天気が良ければ素晴らしい眺めが得られるようだ。登山道沿いにピンクの花が見られるようになった。アケボノツツジだ。昨日の越敷岳では終わっていたが此処では今が盛りのようだ。もう一つピンクの花で石楠花も見事に咲いていた。只管登り続け古祖母山(ふるそぼさん1,633m)に近づくと俄然険しさが増し山頂に達した。
障子岳(1,709m)への稜線も険しく岩場を這い上がると山頂直前には獣避けのフェンスがあり、空け閉めして山頂に達した。西1劼僚茲某読禹(1,644m)が九州百名山の山でありザックをデポしてピストンを予定していたが女性陣は疲れが出ているようで惜しげもなくパスした。未踏峰なので一人空身でピストンに踏出した。親父山直前の鞍部に米軍B29墜落地点の看板があった。昭和20年8月30日占領下の日本を飛行中に墜落し12人の犠牲者を出したようだ。障子岳の登りの険しさが嘘のようになだらかで20分程で達することができた。見通しが利くようだが真っ白でどうしようもない。下山路は親父山登山口の他黒岳・三尖経由の道、北谷に登山道の3方向あるようだ。
同じ道を引き返し障子岳に戻りザックを背負って出発しようとするとストックがない! 親父山で忘れて着たようだ。どうしようかと考えたが、まだ新しいので取りに戻るしかない。また40分かけて往復してきた。これでは先行した女性陣に追い付くことはできないだろう。フェンス沿いに北に進み烏帽子岩を越えるがよく分からないまま通過した。帰宅後GPSのデータと合わせてみると少し飛び出した処のピークのようだった。天狗岩は直下で分岐して山頂に到りアケボノツツジの楽園の中、風の通らない乾いた所があり昼食休憩を取った。鞍部で吹き抜けていた風が此方に回ってきて忽ち安息地でなくなったので休憩を切り上げて分岐に戻り北に向かった。天狗岩のすぐ下で尾平からの登山道(黒金山コース)が分岐した。
古祖母山から祖母山、宮原に至る山域が祖母山の核心部とされ険しい岩稜が続く。随所に「展望台→」の表示があり天気良ければ必ず行くが古の天気では仕方がない。祖母直下に到り、標高1,700mの標識からが最難関エリアとなった。3連梯子で岩の基部に下り反転して6連梯子で高度を稼ぎ祖母山(1,756m)山頂へと導かれた。1等三角点「祖母山」があり健男霜凝日子神社の上宮があった。この神社の麓宮は大障子岩尾根の先端、下山箇所の上畑にある。晴れていれば大展望が得られるのに甚だ残念。休憩している間に登山者が2組登頂北谷登山口からなら最短コース1時間40分で登って来ることができる。北側の泥濘み斜面を下山し、九合目避難小屋に到ると女性陣が待っていた。平成17年に来たときは営業小屋だったが平成30年4月から豊後大野市が管理する避難小屋となって無料で泊まれるようになった。水場が近く毛布や電気もあり、バイオトイレが稼働中で快適に泊まれた。天気が悪いせいか他に宿泊者はなく貸切状態だった。
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