大麻山・金刀比羅宮（善通寺IN、琴平OUT）

2023年05月09日(火) [日帰り]

• GPS: 04:04
• 距離: 12.4km
• 登り: 650m
• 下り: 599m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:21
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:03

7:01 善通寺駅
7:53 7:54 登山口（チェリーライン近道）
8:24 8:25 工兵道 入口
8:43 9:06 大麻山園地
9:11 9:14 大麻山
9:46 9:56 金刀比羅宮奥社（厳魂神社）
10:11 10:15 金刀比羅宮本宮
10:30 10:30 金比羅宮石段
10:56 10:56 琴平駅
11:01 11:01 琴電琴平駅
11:04 琴電琴平駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

■往路
JR 予讃線 高松駅 06:08発 → 坂出駅 → 善通寺駅 06:48着 （運賃780円）

■復路
ことでん 琴電琴平駅 11:12発 → （高松市）瓦町 12:08着 （運賃630円）

コース状況／危険箇所等

1）善通寺駅 〜 登山口（チェリーライン林道と近道分岐点）：舗装された道路

2）登山口（チェリーライン林道と近道分岐点）〜 工兵道合流点 ： 地理院地図に載っていないバリエーションルート。単純に水平距離600m・標高差240mで斜度を計算すると25度ありる尾根道だが、前半は緩やか、後半は急傾斜となる。急傾斜の部分には体を支えるためのトラロープが1本張られていて、ほぼよじ登るレベルで登っていく必要がある。急傾斜の部分をすぎると、水平のトラバース道が100mほどあるが、道が斜面に十分切り込まれておらず、足を滑らせて滑落する恐れをいだきながら歩く道。天候が悪く地面が湿っているときは泥濘状態となり、おそらく通行は不可能だろう。また、登りは良くても下りはかなりキツイのではないか。

3）工兵道合流点 〜 林道 山頂ゲート 〜 大麻山展望台 ： 前半は舗装林道、後半が公園の園路で木製階段。よく整備されており問題ない。

4）大麻山展望台 〜 大麻山 〜 龍王社 ： 前半は舗装園路、後半はなだらかな山道で問題ない。

5）龍王社 〜 奥社 ： 斜面をトラバースして徐々に降りていく道だが、道が斜面に十分切り込まれていない箇所も多く、少し歩きにくい。天候が悪く地面が湿っていたら、泥濘状態となり滑落の危険性も考えられる。

6）奥社 〜 金刀比羅宮 〜 琴平 ： 神社の境内の石段や、舗装道路なので問題ない。

写真

5/9 6:48

JR善通寺駅

5/9 6:51

1889年に建てられた善通寺駅の現駅舎

5/9 7:01

善通寺の駅前通り（県道209号線）と、正面に見える香色山・筆ノ山

5/9 7:14

善通寺 東院の金堂と子授修行大師像

5/9 7:17

善通寺 東院の南大門と五重塔

5/9 7:19

善通寺南大門から南南東に延びる通称「ゆうゆうロード」。自衛隊駐屯地前付近から大麻山を眺める

5/9 7:22

陸上自衛隊 善通寺駐屯地の正門と五岳山（我拝師山、筆ノ山、香色山）

5/9 7:26

陸軍第11師団司令部跡の石碑

5/9 7:26

自衛隊善通寺駐屯地の駐屯地資料館（乃木館）装備展示と大麻山

5/9 7:26

善通寺駐屯地資料館の屋外展示車両を、画像補正で見えやすくしてみた

5/9 7:27

陸軍第11師団 兵器庫だった赤レンガ倉庫（歴史遺産）

5/9 7:36

大麻山ハイキングコース 総合案内板

5/9 7:37

「チェリーライン キャンプ場へ。入口・終点」の標識がある樽池の畔

5/9 7:37

樽池（林道 チェリーラインの入口）

5/9 7:53

チェリーラインの林道から、近道（バリエーションルート）が分岐する地点。階段の右下に、朽ちた私設標識がある （標高約170m）

5/9 7:54

チェリーラインの林道から近道（バリエーションルート）が分岐する地点の私設標識

5/9 8:04

チェリーライン近道の標高300m付近までは緩やかな尾根道

5/9 8:09

チェリーライン近道の標高300m付近より傾斜がきつくなり、鎖場のトラロープが出現する

5/9 8:12

チェリーライン近道の票高360m付近。道が不明瞭となるが、なんとかつづら折りの踏み跡をたどる

5/9 8:15

チェリーライン近道の標高400m付近。最後の急登

5/9 8:17

チェリーライン近道の標高420m付近からは、斜面をほぼ水平に横切るトラバース道。道はほとんど消えかけ、落ち葉で滑りやすく、前に通った登山者が少々滑った踏み跡が各所に残る

5/9 8:24

チェリーライン近道が工兵道に合流する地点。近道は手すりの横から急傾斜の斜面に続いている （標高460m付近）

5/9 8:24

工兵道から林道との合流点を見る

5/9 8:32

林道・チェリーラインの山頂ゲート。桜の季節以外は閉じているので、左の山道に入る

5/9 8:37

林道山頂ゲートから展望台までの間は、未舗装の木段の坂道

5/9 8:39

山頂ゲートから登ってくる道（左側）と、工兵道からの近道と思われる踏み跡（右側）。目印として石積みケルンがある

5/9 8:42

大麻山園地 案内図

5/9 8:43

大麻山 山頂展望台（標高 約610m）

5/9 8:51

昼食 （山崎 デニッシュブレッド マイルド レーズン 152円）

5/9 9:03

大麻山 山頂展望台から北東方向・丸亀平野の展望

5/9 9:09

大麻山の山頂。右側の木に私設の山頂標識の板が掛けてある

5/9 9:14

大麻山の二等三角点標識に、私設の山頂標識を立て掛けて記念撮影

5/9 9:17

大麻山の山頂から園路を少し下ったところ

5/9 9:18

園路脇に1本だけ生えて花をつけていたアザミ

5/9 9:20

直進する園路に林道が合流。右手の空き地は臨時駐車場

5/9 9:22

大麻山園地の稜線上の園路から、金刀比羅宮・龍王社に向かう道が分岐する

5/9 9:24

大麻山の東斜面の道をゆるゆるとトラバースして下り、龍王社に向かう

5/9 9:26

龍王池 （標高約530m）

5/9 9:26

龍王社

5/9 9:37

龍王社から奥社への道も、斜面をトラバースする整備状況の良くない道

5/9 9:42

土石流で植生が引き剥がされた裸地を通過。すぐ先で工兵道と合流する

5/9 9:48

奥社の横の石段に合流する

5/9 9:49

金刀比羅宮の奥社 （標高約370m）

5/9 9:56

金刀比羅宮 奥社から本宮に向かう石段（振り返って撮影）

5/9 10:00

金刀比羅宮 菅原神社 （標高約300m）

5/9 10:02

金刀比羅宮 白峰神社 （標高約290m）

5/9 10:05

金刀比羅宮 常磐神社 （標高約270m）

5/9 10:08

金刀比羅宮 本宮前からの眺め

5/9 10:09

金刀比羅宮 本宮 （標高約240m）

5/9 10:13

金刀比羅宮 本宮と回廊で結ばれた三穂津姫社（みほつひめやしろ）

5/9 10:19

金刀比羅宮 旭社前の石段。右側の建物は火雷社

5/9 10:22

金刀比羅宮 桜馬場西詰の銅鳥居

5/9 10:23

銅鳥居の横に鎮座する「こんぴら狗」像

5/9 10:26

金刀比羅宮 桜馬場

5/9 10:27

金刀比羅宮 大門 （標高約150m）

5/9 10:29

金刀比羅宮 表参道。3分の1くらいの店舗は、シャッターが閉まっている

5/9 10:35

金倉川に架かる一の橋を渡り、新町商店街アーケードを直進する

5/9 10:42

セルフうどん「いわのや」 かけ小290円・いか天・サツマイモ天（合計560円）

5/9 10:52

琴平町 セルフうどん「いわのや」

5/9 10:54

大麻山の全景

5/9 11:03

琴電琴平駅

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

271635

https://netlog.jpn.org/r271-635/2023/05/takamatsu-kotohira-01.html

ヤマレコで大麻山を検索すると、多くの人は琴平IN・善通寺OUTで、感想に「大麻山からの下りがキツイ」と書かれていた。だから、今回は善通寺INとして、大麻山の（チェリーライン近道の）登りを選択した。急傾斜の登りで地面があまりにも滑りやすかったと感じたため、今回のコースの向き選択は良かったと思う。

しかしながら、奥社から龍王社までは一般の参拝客も歩くのに、滑りやすい地面で、斜面への切込みが不十分なトラバース道を放置しているのは、どうしてだろう。せめて入口に「トラバース道を安全に歩ける登山靴以外では、入山禁止」とでも掲示してほしいものだ。