山上ヶ岳〜このLGナントカのご時世に…女人禁制の山？

2023年05月11日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 862m
• 下り: 867m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:57

11:18 大峯大橋
11:29 11:30 一ノ世茶屋跡
11:53 11:54 一本松茶屋
12:17 12:22 お助け水
12:45 12:46 洞辻茶屋
13:00 陀羅尼助茶屋
13:02 13:07 松清店
13:27 13:28 鐘掛岩
13:39 13:43 西の覗岩
13:59 14:19 山上ヶ岳
14:32 西の覗岩
14:42 14:43 鐘掛岩
14:51 14:52 松清店
15:00 15:06 洞辻茶屋
15:19 15:20 お助け水
15:43 15:46 一本松茶屋
16:05 16:08 一ノ世茶屋跡
16:15 大峯大橋
16:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

大峰大橋の駐車場。でっかいです。ガラガラです。立派なトイレあり。日帰り￥1000、1泊\2000。

その他周辺情報

洞川に日帰り温泉があります。温泉旅館もいっぱい。ただし、ジジイのようなビンボー登山者にはちょっとおタカい！。登山口には茶屋があり食事もできるみたいです。

写真

5/11 11:18

登山口の大峰大橋です。左の建物はトイレ。奥の建物の先にも駐車場があります。その奥に見えているんですね〜山上ヶ岳、すごい！登行欲、掻き立てられます。

5/11 11:23

この橋を渡っていくんです。

5/11 11:24

あれが結界。…って、だれかが見張っているわけではありません。

5/11 11:29

杉林の中の整備された道です。

5/11 11:48

山腹を巻きながらの緩やかな道が延々と続きます。…緩やか過ぎてなかなか高度が上がらないのがじれったいような道です。眺望もないし、あんまり変化もないんです。

5/11 11:58

そんな道ですが、一カ所だけこんな「茶屋」が現れます。もちろんこんな平日には、営業はしていません。

5/11 12:26

水場がありました。こ〜いうところって、必ずそれらしい名前が付けられているんですよね。

5/11 12:28

杉林から、だんだん気持ちのいい新緑の道になってきました。

5/11 12:33

タチツボスミレなんでしょうけど、なんだか色が…。翌日に見つけたフモトスミレ？もそうなんですが、スミレって、地域によってずいぶん変化があるように感じます。

5/11 12:33

これはなんだ！。花はフモトスミレみたいだけど、葉が違います。

5/11 12:34

…コミヤマスミレ？

5/11 12:34

…それと、さっきからこの花がチラホラ…、カタバミだけど…、

5/11 12:37

…「葉は丸みを帯びる…」という特徴から、コミヤマカタバミ！
これが稜線を覆いつくすように咲いていました。

5/11 12:49

稜線に出ると洞辻茶屋。

5/11 12:50

うわ〜！、やっぱり稜線は気持ちいいぞ〜っ！

5/11 12:52

出ました、シハイスミレ！

5/11 12:52

春の関西の山の登って、これを見ずして帰れるか！（翌日の八経ヶ岳では見られなかった…）

5/11 12:53

ただしこれ、葉の裏、紫ではありませんでした。（紫背スミレということなんだけど…）

5/11 12:58

岩峰が見えてきました。

5/11 13:03

…こっちも。こっちは山頂のあたりですね。

5/11 13:04

こんな茶屋の中を通って行きます。

5/11 13:05

ここの木のベンチに天皇が座ったところ（多分今の天皇が皇太子の頃）って印がついていました。

5/11 13:06

左のコースはクサリ場とかもあって変化があります。右のコースは階段とっとと下れるので下山向きでした。

5/11 13:11

ほんと一面コミヤマカタバミなんです。

5/11 13:13

花が小さくおまけにあんまり開いてないので、びっしり咲く様子がうまく写真に撮れません。

5/11 13:18

これはもっと小さい！ワチガイソウ？。

5/11 13:19

ネコノメソウの仲間だけど…。

5/11 13:20

…あとで調べてみたら、ニッコウネコノメソウらしい…。こんなところでニッコウ？

5/11 13:24

クサリ場出てきました。

5/11 13:28

鐘掛岩のあたりに登り着きました。

5/11 13:37

おーなんだあれは！。こんなところに鬼怒川温泉の廃墟…、こう見るとなんだかそんな感じでした。

5/11 13:39

出た！。かの有名な「西の覗」

5/11 13:40

こっちは反対側の「鷲の巣岩」

5/11 13:43

「西の覗」、修行やってません。右の方に体を乗り出すときに掴むクサリがありました。

5/11 13:46

まだまだコミヤマカタバミ。

5/11 13:56

やってきました。

5/11 14:01

でっかい建物です。

5/11 14:23

その先、「お花畑」って言われてるけど、笹原です。

5/11 14:04

その一角、ここに三角点がありました。大峰奥駆道はこっちから行くみたいです。

5/11 14:12

あっちに向かって細い道が続いていました。真ん中が大普賢岳みたいです。

5/11 14:07

笹原のところからは素晴らしい眺めが広がります。右手前が稲村ヶ岳と大日山、真ん中が弥山（八経ヶ岳は見えてるのかな、弥山に隠れてるのかな？）左奥が釈迦ヶ岳仏生ヶ岳方面。

5/11 14:07

ちょっとアップします。なんだか八経ヶ岳のトンガリ、隠れているみたいですね。

5/11 14:09

こっちから見ると大普賢岳、形が穏やかです。右に連なってるのは国見岳とか？

5/11 14:09

それで、この写真の一番右が行者還岳かな？。ずっと奥駆道が続いてるんですね。

5/11 14:25

お寺の横からは大台ケ原とかの方向が見えます。どれが大台？、ここからは見えない？もっと左か？

5/11 14:31

下りは連なる宿坊の横の道を通ります。すごい！、どの宿坊も窓が開いている。廃墟になってるのが一つもない！。この日は人は少なかったんですが、祝日とか祭礼の日には賑わうんでしょうね。

5/11 14:50

ミツバツツジなんでしょうが…

5/11 14:51

…なんだか色が濃いような気がします。種類が違うのかな？

5/11 15:02

こちらは関東と同じようなタチツボスミレでした。

5/11 15:07

茶屋の中の様子です。これが登山道になっている。「トイレを済ませたら水を流してください…」って張り紙がありました。お〜水洗（簡易？手動？）なんだ！。

5/11 16:22

長〜いダラダラ山腹道を下ってゴールです。あの稜線にさっきまでいたんですね〜。素晴らしい天気でした。山上ヶ岳、女人禁制とか修験とか関係なくいい山でした。

5/11 16:35

麓の洞川の温泉街。風情あるけど、高い！。今日の宿泊は五条まで戻ります。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

tsu-pm

　関西の大峰山脈プチ遠征、第一弾は山上ヶ岳。なんと、このご時世に、女人禁制だって…！？。…どんなところだろう…？、登山口で男か女か入念に調べられる？。それとも、女人禁制なんかなし崩し的に形骸化されて…って感じ？。…って、多少動機は不純…？。
　…ということで、始発の新幹線で京都へ、近鉄特急で大和八木からレンタカーでやってきたのが洞川温泉の奥の大峰大橋の駐車場。（もしかして、このパターンなら関東から日帰りできる？洞川温泉の宿って、みんな高いから…）
　なんだ、ごくふつーの山の登山口じゃ〜ないか。女人禁制の結界といっても、だれかが見張ってるわけじゃ〜ないし…。山に登ってもそんなのはナシ。ただし、結局女性は見かけませんでした。
　…そんなところに、おネエの集団や、何も知らない振りした外国人女性の団体が押しかけたりしたら、面白いことになる…、なんて不純な事想像するのも面白いものです。
　でも、山上ヶ岳、そんな宗教的なものを除いたとしても、とっても素晴らしい山でした。男だけで独占するのはちょっともったいないかも…。

コメント

番頭

Tsu-pmさん　こんばんは。
随分遠征されたんですね！
こんな素敵なお山をどうやって調べるのか？ご存じだったのか？
山の先輩は凄いな〜と思います😆
いろいろ教えていただきたいくらいです。
お疲れさまでした♪

tsu-pm

番頭さんこんにちは。
そう、この山上ヶ岳、関東の人にはあんまり馴染みがないかもしれません。
でも、修験の山として、関西ではよく知られているみたいです。
何しろ、頂上の宿坊の数がすごいんです。
祭事の時期にはたくさんの人が来るんじゃ〜ないかと…。
修験の山ということで、杉林に覆われた稜線にお寺とかが並んでいる…、
そんな所を想像していたんですが、良い意味で裏切られました。
眺めもいいし、花もいっぱいで、山自体、とっても魅力がありました。