燧ヶ岳(大江湿原のミズバショウが😭）

2023年05月25日(木) [日帰り]

• GPS: 08:54
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,144m
• 下り: 932m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:35
• 合計: 8:52

6:27 御池登山口
7:39 7:39 広沢田代
8:39 8:46 熊沢田代
9:58 10:11 俎��
10:27 11:00 燧ヶ岳
11:17 11:23 俎��
13:10 13:37 沼尻平
14:07 14:07 長英新道分岐
14:16 14:22 尾瀬沼東岸
14:37 14:40 小淵沢田代 分岐
15:19 沼山峠休憩所

天候

曇りなれど視界良好

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

写真

5/25 5:51

いつもの所から燧ヶ岳を撮影
ゼブラ模様が綺麗に出て今日も楽しめそうとこの時は思ってました。😁

5/25 7:21

ところが御池では氷点下の為、雪はカッチカチ。
ステップが効かず滑りまくり。

5/25 7:25

可憐な笑顔に励まされて歩きます。

5/25 7:27

藪と岩の山道でアイゼンも使えず。😖

5/25 7:29

またも多くの声援を受けながら登ります。

5/25 7:44

小さな観客の見守る中で凍った木道はスケートリンク😅

5/25 7:46

ゲ！😲
雪で途切れ途切れの山道
我慢できずここでアイゼンを履き残雪を探しながら登りますが迷う事数回。

5/25 8:32

日光白根山が綺麗に見えますが、手前の木々には雪が着いています。

5/25 8:40

熊沢田代に着く頃には疲労困憊
予定より大部遅れていますが、逆さ燧に力を貰って更に進みます。

5/25 8:46

曇っていますが風は無く静穏のため池塘は鏡の様になり周りを綺麗に映し出しています。

5/25 9:27

これから山頂を目指して最後の登りですがここも大変。
凍ったシャーベット状の上に10�冂�度の新雪が積もりアイゼンが滑りまたも体力を消耗させます。😣

5/25 9:27

やっと登り切って見下ろすと熊沢田代の奥には会津駒ヶ岳が綺麗に見えます。

5/25 9:57

俎��山頂の祠と奥には紫安��

5/25 9:58

日光三兄弟が勢揃い

5/25 9:58

日光連山の下には巨大な鯉が悠々泳いでいる様です。

5/25 9:59

平が岳と越後三山

5/25 10:01

山波の奥には二岐山〜茶臼岳の那須連山が広がります。

5/25 10:01

会津駒ヶ岳の後方には飯豊連峰が白く輝いて見えました。

5/25 10:18

紫安�瑤鯡椹悗靴泙垢�ここも凍った雪の上に新雪が積もり滑り易かったのでピッケルがとても役立ち助かりました。

5/25 10:44

山頂で休んでいると富士山が見えると教えていただきました。😍
曇っていて期待はしていなかったのでラッキーでした。

5/25 10:46

紫安�瑤了劃�

5/25 10:47

尾瀬ヶ原と至仏山

5/25 11:22

咲こうとしていたミヤマキンバイに雪が積もりブルブル。😨
可哀そう

5/25 11:47

ここから一気にナデッ窪を下ります。😱
最初はとても急で滑り易いのでピッケルを使いゆっくり降りました。

5/25 12:39

ガレ沢を下るとエンレイソウが咲いていました。

5/25 12:55

この辺のイワナシは蕾で開花前です。

5/25 13:05

長いガレ沢を下ってやっと沼尻休息所が見えてきました。😂

5/25 13:16

予定より大部遅れてのお昼ご飯になりました。🤤

5/25 13:17

ナデッ窪の残雪は上部のみで沢迄下ると雪は無くなっています。

5/25 13:40

沢の流れに沿って咲くミズバショウ

5/25 13:40

燧ヶ岳の麓の沼尻平には沢山咲いています

5/25 13:41

足元にも勢揃い

5/25 13:49

青空が見えて来た空にはミネザクラ

5/25 13:53

足元には所々に咲き始めたタテヤマリンドウ

5/25 14:20

ここで残念なお知らせ😭
遅霜と昨日の雪のダブルパンチでミズバショウがしぼんでしまいました。

5/25 14:20

リュウキンカは元気そう。

5/25 14:26

歩いて来た雄姿を眺めながら木道をのんびり帰ります。

5/25 14:37

大江湿原のミズバショウは殆どがしぼんでいますが、沼尻平への樹林帯の中は霜の影響が少なかったのか元気な姿でお出迎えするのでチョット足を伸ばしたら如何でしょうか。

5/25 15:17

5月23日より運行開始となった電動バスで御池駐車場へと戻ります。
予想外の積雪での苦労とショックが有りましたが、無事に下山でき沢山の素晴らしい景観や経験をさせてもらった山行となりました。

撮影機器：

EOS M2 CANON

感想

one928

御池・沼山峠間のシャトルバスの運行開始を受けて尾瀬沼のミズバショウ探索へ行きました。
コースは御池〜燧ヶ岳〜沼尻〜大江湿原〜沼山峠であれば多くのミズバショウに出会えると思いました。

御池駐車場に着くと氷点下1℃表示に雪もしっかり固まりスッテプが切れず滑りながら登りますが岩と藪の山道ではアイゼンもままならない状況で多くの時間を費やしやっと熊沢田代に着きました。
その間はやっと咲き始めた小さなミズバショウが癒してくれました。

山頂直下の急坂は新雪が積もりとても体力を消耗しました。
しかし、山頂では曇り気味で有りましたが思ったよりも遠望が良く360°景観を満喫できここ迄登って来た苦労が実りました。
紫安�瑤悗竜涅笋賄爐辰織轡磧璽戰奪箸両紊棒磴�積もりとても滑り易くなっていました。
チェーンスパイクの方は滑り落ちていました。
私の先行者も滑り落ちたらしくスッテプが消えて滑り台の様な溝が出来ていました。
この為今回は12本爪のアイゼンとピッケルがとても役立ちました。
やはり重くても最悪の事を考えて準備は必要と思いました。

ナデッ窪の上部は雪が残っていますが、沢に入ると雪は大部融け踏み抜き地獄の後に岩の悪路を大部下ります。
沼尻平に着くと多くのミズバショウが目を楽しませてくれましたが、大江湿原では殆どが萎んで倒れていました。
お話を聞いた所先週までは綺麗に咲いていましたが、遅霜と昨日の降雪で枯れてしまったそうです。
南会津のアスパラガスも遅霜で大部影響が出ましたがこんな所迄とは思いもよりませんでした。
もし、長英新道を降りていたら尾瀬沼の元気なミズバショウには出会えなかったと思うと無理してナデッ窪のコース選択したのは正解でした。

山の気候はその時によって条件が大部変わるので慎重な準備が必要と改めて感じる山行となりました。